【日本は資本主義社会】お金持ちになりたいと思わない人はおかしい

  • 平均収入くらい稼いで、「一般的な生活を送れたら良いな」と思っている
  • 「お金持ちになりたい」と考えて行動していない

金融資産から負債を差し引いた純金融資産について、5,000万円以上1億円未満の準富裕層は、日本に341.8万世帯ほどあるようです。

富裕層(1億円以上5億円未満)は124万世帯、超富裕層(5億円以上)は、8.7万世帯です。

3つをあわせて、
全体の10%いかないくらいです。

野村総合研究所、日本の富裕層は133万世帯、純金融資産総額は333兆円と推計

※2019年における純金融資産の推計数値

目次

誰もがお金持ちを目指すべき

お金持ちの世界が存在する

資本主義社会では、誰もがお金持ちを目指すべきだと考えています。

理由は、資本主義社会では、
何をするときでもお金が必要になるからです。

ご飯を食べるのも、教育を受けるのも、
治療を受けるのも、全部お金が必要です。

お金がないと、おいしいものを食べることも、快適な家に住むこともできません。

何もかもが、我慢の生活になってしまいます。

また、人を幸せにするのにも、お金が必要です。

「自分はお金がなくても幸せ」と言う人もいるかもしれませんが、あなたが幸せだからといって、あなたと一緒にいる人も幸せだとは限りません。

とくに、子どもがいる場合、お金があったほうが子どもを幸せにできる可能性は高いです。

逆に、お金がないと、子どもを不幸にする可能性が高いです。

ゆえに、誰もがたくさんのお金を持つべきだと考えています。

私有財産が否定されている社会であればお金持ちになる意味は薄いですが、資本主義社会では、お金を持つ生き方が理にかなっています。

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生活の違いを知った日

値段で決めていた自分

私が「お金持ちになりたい」ではなく、「お金持ちなる」と決心したのは23歳のときですが、それはある出来事がキッカケでした。

この場では詳細を書けませんが、他にも、「お金持ち」と「普通」の違いを知った出来事があります。

それは、家族と食事に行ったときのことでした。

少し落ち着いた料亭で、家族みんなで食事をしていたのですが、隣の席に、父親の会社の社長家族がやってきました。

その社長は「おぉっ」みたいなかんじで声を掛けてきたのですが、べつに私の会社の社長じゃないのに、ちょっと緊張したのを覚えています。

子どもを3人くらい連れていたのですが、衝撃を受けたのは、料理を注文するときでした。

社長家族は、圧倒的なスピードで注文するメニューを決めたのですが、そのときのメニューが、お店のメニューのなかでもっとも高額なものでした。

私自身、両親と暮らしていたときは何不自由ない暮らしをしていて、食べたいものを食べ、欲しい物を買ってもらっていました。

高校や大学、社会に出て、比較対象が増えるにつれて、「自分は一般的な家庭よりも恵まれていた」という思いも強くなりました。

でも大学生くらいからはお金の価値がある程度わかるようになって、たとえば料理のメニューを見ても、本当に食べたいものと価格のバランスを見て選ぶようになりました。

つまり、我慢するようになったということです。

けれども、社長の家族の子どもたちは、迷う素振りもなく、お店のなかでもっとも高額なメニューを選びました。

このときに私は、「やっぱりお金持ちの生活は違う」と思ったし、「生まれる環境によって人生は変わる」と実感しました。

よく、「人生は自分次第」と言われたりしますが、大学くらいまでは、確実に生まれた環境によって勝負が左右されます。

「いや、それはない」と言っている人は、自分が恵まれすぎているかゆえに頭がお花畑になっているか、引きこもってネットだけやっているかのどちからでしょう。

また、事業で成功して、偉そうに「成功の秘訣は」と言っている人たちのなかにも、元をたどれば金持ちの親がバックにいるケースが非常に多いです。

試しに、自分の会社の社長のバックボーンを調べてみたら良いですよ。

きっと「それお前の力じゃないやん?」というケースが多いはずです。

このカラクリを知らないで成功者をフォローすると、人生棒に振るので気をつけたほうが良いですよ。

私は比較的幸福な子ども時代を過ごしてきましたが、でも社長家族との比較によって、現実を思い知りました。

チャンスを見つけるためには何が必要?

何がお金持ちと凡人を分けるのか?

野村総合研究所のデータによると、日本のマス層(金融資産3,000万円未満)は、4,215.7万世帯で、全体の80%くらいのようです。

このピラミッドの最下層に日本人のほとんどが入っています。

金融資産3,000万円と、貯金0円では全然違うので、一概には言えませんが、少なくとも収入の少ない20代30代の若年層の多くは、ピラミッドの底辺に位置するはずです。

果たしてこれは、高齢者や企業のお金の溜め込み、あるいは、年功序列制、派遣社員の活用といった社会構造が原因なのでしょうか?

政治家や経済学者のなかには、「企業からお金を吐き出させろ」と訴えている人たちもいます。

海外の投資家の間で、「日本の膨大な貯金額」が話題になることもあります。

外資系企業のような、「実力重視」の会社を作ろうとしている日本企業もあります。

果たして、彼らや彼らのアイデアは、我々若年層を豊かにしてくれるのでしょうか?

ひとつの答えとして「YES」と答えることも可能です。

たとえば、世の中には、アベノミクス相場によってお金持ちになった人たちが存在します。

富裕層と超富裕層をあわせた2019年の世帯数は、2005年以降最も多かった2017年の合計世帯数126.7万世帯から6.0万世帯増加しました。富裕層・超富裕層の世帯数はいずれも、安倍政権の経済政策(「アベノミクス」)が始まった後の2013年以降一貫して増加を続けています(表1)。

https://www.nri.com/jp/news/newsrelease/lst/2020/cc/1221_1

ローブが日本株投資に乗り出したのは12年の秋からだ。9月に安倍晋三が自民党総裁に返り咲き、12月には総選挙で大勝した。第2次安倍内閣が打ち出した、三つの矢を中心とする経済政策「アベノミクス」で「日本は変わる」と読んだ

『カリスマ投資家の教え』川上穣  日経ビジネス文庫 2017年5月 p94

※ダニエル・ローブ氏は米国の投資家

アベノミクス相場によって、お金持ちはよりお金持ちになり、チャンスをつかんで成り上がった人たちもいることは事実です。

ただ、圧倒的多数の若者は、
チャンスに乗ることができなかったはずです。

理由は、ほとんどの若者がチャンスに気づいていなかったし、仮に気づいていたとしても、種銭がなかったからです。

とはいえ、国の経済政策がチャンスを提供してくれたことは間違いないです。

「お金持ちは情報がたくさん入ってくるから有利だ」「自由になるお金がたくさんあれば有利だ」と言う見方もありますが、一方で、チャンスというのは、「普段からそれを探し続けている人だけが見つけられる」という見方もできます。

要は、お金持ちは「常に金儲けのチャンスを探している」ということです。

「お金持ちなんかなれっこない」と思っていたり、休日はテレビを観てダラダラ過ごしている人が、チャンスを見つけることができるしょうか?

チャンスを活かすことができるでしょうか?

まず無理だと思います。

お金を稼ぐチャンスを活かすためには、
常に準備をしておく必要があります。

そして常に準備をしておくためには、「お金持ちになりたい」というエネルギーが必要なのです。

資本主義社会では、
誰もがお金持ちを目指すべきです。

健康な暮らしをしたり、楽しい思い出を作るためには、お金が必要になるからです。

私はかつて、社長家族と隣り合わせたときに、「我慢の人生は嫌だ」と思いました。

あなたはどう考えますか?

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