落差こそ人生の醍醐味

いつも良いホテルに泊まっていると、「この夜景が何だというのだろう?」と冷めてきてしまう。

仕事をせずに365日ブラブラしていると、「自由なんてバカバカしい」と思うようになる。

理想の美人ばかりを追い求めると、ちょっとしたムダ毛や、背中のニキビひとつに幻滅してしまう。

世の中には、ほんの数%の、生まれつき恵まれ続けている人間がいる。

彼らが、どんな気持ちで毎日を過ごしているかはわからないけれど、もしも仮に、彼らが一流しか知らないとしたら、それはそれで不幸だと思う。

なぜなら、一流が普通になってしまうからだ。

同じように、貧乏家庭の子どもや、ワーキングプアも不幸だ。

我慢ばかりの日々が、
普通になってしまうからだ。

なぜ高級ホテルや、高級料亭、高級風俗の料金は高いのか?

なぜ、一時間のコンサル費用で3千円しか取れない人間と、10万円を請求できる人間がいるのか。

それを理解するためには、高級ホテル/格安ホテル、高級料亭/ファーストフード、高級風俗/格安風俗を体験してみるのが一番早い。

ビジネスなら、業界大手/クラウドソーシングで仕事を発注してみれば良い。

体験してみれば、「価格相応」という言葉の意味を理解することができる。

格安ビジネスホテルの、狭すぎる浴槽で肘をぶつけてしまうかんじとか、ファーストフードの、あの「貯金は0円です」みたいな人たちの集まり。

「格安」は、蛾が明かりに集まるように、
資本主義の負の群衆を引き寄せる。

対して、「高級」には、資本主義の勝者が集う。

平日の昼間に高級ホテルのラウンジに行ってみれば良い。

暇を持て余したマダムや、仕事のできそうなビジネスマン。年齢も職業も不祥な謎の青年たちが集まっている。

営業マンが汗水たらして外回りをしているとき、事務員がお局ににらまれながらエクセルを打ち込んでいるとき、別のある人間は、高級ホテルのラウンジで冷たいコーヒーを飲んでいる。

「昨日のドラマ面白かったよね」とか、笑ってるんだ。

会社員なんか人生の選択肢にないような、朝の電車で見かけることのないような絶世の美女とデートしている。

「生きるために働く」とか、「出世のために頑張る」とか、目先の生存競争に人生を囚われている人間は、そういう現実を知らない。

目を覚ませ。

きみが知っているその世界は、本当に唯一無二の世界なのか。

生きるためには、仕事は本当に必須なのか?

稼ぐためには、出世が本当に必要なのか?

目を覚ませ、そして、頭を使って考えるんだ。

なぜきみは鬱病になりそうなくらい、会社員としての生活に悩んでいるのに、バスローブを着て、夜景を眺めながらワインを飲んでいる人間がいるんだ。

なぜきみの2,980円の合成皮革のシューズのかかとはボロボロにすり減っているのに、フェラーリで颯爽と横切っていく人間がいるんだ。

きみはそんなに真面目に働いているのに、実直にお金を貯めているのに、インフレがお金を抜いているぞ。

あるいは、デフレが退屈な仕事にきみを縛り付けているぞ。

「真面目に働け」「真面目に生きろ」というのは、「そうあってほしい」と思う人たちの幻想だ。

だって会社だって人生だって、
良い奴ばかりが去っていくだろ?

500円のランチ/10,000円の寿司

3,000円のカプセルホテル/60,000円のリッツ

4,000円のピンクサロン/60分10万円のデリヘル

210円のアイスコーヒー/2,000円のアイスコーヒー

ヨレヨレのスーツを着て通勤電車に乗るサラリーマン/モデル並みの美女と高級ホテルにチェックインするおじさん

落差の理由を考えるんだ。

そして可能なら、その落差を味わってみるんだ。

人生の醍醐味はそこにある。

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