人生って、「あの時知っていれば」みたいに思うことってたくさんありますよね。
あらゆることを知り尽くすことは不可能だし、知っていても過ちを犯すことは多々あるので、うまくいかないのは仕方ないことではあります。
ただ、それでも、事前に知っておくことで、多少は計画的に生きることができます。
以下記事では10代〜30代向けに、「後悔しない人生を生きる秘訣」を書きましたが、今回は、「大学生の頃に知っていたらよかったな」と感じていることを書いていきます。

文系でも営業職以外に就くことは可能
文系学部卒業でも、
営業職以外に就くことは可能です。
「いや、そんなの当たり前でしょ」と思う方もいるかもしれませんが、私が大学生の頃は、「文系=営業」というイメージを持っていました。
ですので、就活の時には、「営業職」や「総合職」をメインに受けていました。
「総合職」も、はじめは営業をやったりするので、「営業職」と同じようなものです。
逆に、理系は、「研究職」など、「顧客と接しない仕事」というイメージを持っていて、自分の性格的に、「理系にしておけばよかった」と考えていました。
「文系でも営業職じゃなくて良いんだ」と気づいたのは、大学を卒業して社会に出てからです。
「データサイエンティスト」や「プログラマー」であっても、文系理系問わず、様々な経歴の人たちが働いています。
開発の伴う研究職については、「理系の学生」という条件があると思いますが、文系でもOKな営業以外の仕事はたくさんあります。
もしもこの事実を知っていたら、私は「営業職」を受けようとは思わなかったはずです。
就職せずに生きる道もある
就職せずに生きる道もあります。
大学生の頃って、経営者や個人事業主が知り合いにいないと、「卒業→会社に就職」が唯一の解に思えてしまいます。
少なくとも私はそう思っていたので、大学3年の頃には、みんなと一緒に就職活動をはじめました。
けれども、外の世界に目を向けてみれば、就職せずに生きている人たちはいるし、お金を稼ぐ手段はたくさんあります。
この事実を知っていれば、「良い企業に入れなかったら人生終わり」とか、「第一志望に落ちたからもう生きていけない」とか、自分を追い込むこともなくなります。
学生時代は結婚相手の選定に時間を使うべき
「学生時代に何を頑張るべきか?」という問いに対して、「結婚相手を見つけること」というのが、私の回答の一つです。
なぜ学生時代に結婚相手を見つけておくべきなのか?
- 社会人になると、自ら積極的に動かないと出会いが少なくなる
- 早く結婚すれば、出会いの場に参加するなど、社会人になってから無駄な時間を使わなくて済む
- 学生のうちなら、収入や家系の格差などを気にせず付き合える
- 何度フラれても、まだ若い
- 社会人になると高スペックで手が届かなくなる相手にも、同じフィールドでのアプローチが可能
- 同じ大学で結婚相手を見つければ、知能格差によるコミュニケーション問題を避けられる
能力が低くても生きていける
大人の世界は、多少能力が低くても生きていくことができます。
学生時代、勉強ができなかった人も、運動ができなかった人も、普通に働いてお金を稼ぐことができます。
理由は、誰でもお金を稼げるように、会社での仕事は分業化されているからです。
子どもの頃は、あらゆることに対して一人で立ち向かっていかなければなりませんでしたよね。
たとえば、「数学が嫌い」でも数学のテストを受けなければならなかったし、走るのが遅くても、誰かに「代わりに走って」と頼むことは許されませんでした。
その結果、劣等生は落ちこぼれて、
登校拒否になってしまったり、
不良になってしまったりします。
でも大人の社会では、
苦手なことは避けてもOKです。
たとえば、人とうまくコミュニケーションが取れなくても、プログラマーは会社で活躍することができます。
人と接する営業やディレクターのような仕事は、社交性のある誰かが担ってくれるからです。
だから、「人と話すのが苦手」「勉強が苦手」でも、それほど心配する必要はないです。
エネルギーを維持するのが難しくなる
大人になると、エネルギーを維持するのが難しくなります。
朝まで飲み明かすとか、何かに対して夢中になるとか、大学生の頃には当たり前にできたことが、少しずつできなくなっていきます。
もちろん個人差はあって、「90歳でも元気」みたいな人もいますが、「10代、20代前半のようにはいかない」と思っている人が多数なはずです。
なんか色々なことが面倒になってくるんですよね。
たとえば、10代の頃だったら「可愛い子と遊ぶために朝までナンパしよう」みたいに思っていても、「寒いから家から出たくない。それよりもNetflixでも観よう」みたいな。
たとえば、20代前半頃だったら、「営業でバリバリ売りまくって金持ちになってやる」と思っていても、「とりあえず生活できるくらいに稼げればOK」みたいな。
「だからどうしろっていうんだ?」ということですが、何かやりたいことがあるのなら、後回しにしない方が良いです。
旅行にせよ、起業にせよ、結婚にせよ、投資にせよ、タバコや酒など身体に害のあるものを除けば、基本的には何事も若い頃にやっておいた方が良いです。
歳をとると積み上がっていくものはありますが、エネルギーに関して言えば、歳をとると衰えていきます。
ですので、「引退したらゆっくり海外旅行しよう」とか思っているなら、多少無理してでも、学生時代や、社会人初ボーナスなどで行った方が良いです。