【給料があがらない理由】インフレよりもデフレは悪い

会社員時代よく疑問に思っていたのは、「なぜ働けば働くほど生活が苦しくなっていくのか?」ということでした。

毎月定額の給料が銀行口座に振り込まれる。

それなのに、なぜか大学生の頃よりも生活が苦しい。

働けば働くほどお金が増えていくはずなのに、生活が豊かになっていくはずなのに、それなのになぜか貧乏になっていく。

もちろん、個人の「やりくり」の問題はあるでしょうが、同じように感じている人って、きっと日本には多いと思います。

頑張っても頑張っても一向に改善に向かわない、この「無理ゲー」の正体はどこにあるのか?

インフレは悪いけれど、デフレはもっと悪い。

『MONEYもう一度学ぶお金のしくみ』チャールズ・ウィーラン (山形浩生・守岡桜)訳 東洋館出版 2017年12月 p45
目次

デフレまとめ

デフレは悪い

「れいわ新撰組」代表の山本太郎氏は、「『デフレ』を『緩やかなインフレ』に変えることによって、日本は不況から脱することができる」と主張しています。

ちなみに、「デフレ」とは、物価水準が下落(2年以上継続して)することです。

※物価が下落し、お金の価値が高まる。

逆に、「インフレ」とは、
物価が上昇し続けることを指します。

物価が下落するなら、「安く買えて良いじゃん」と一瞬思いますが、物が売れない(利益率が低い)と、従業員の給料が上がらない、雇用控えが起こると言われており、結果的に一般市民の生活は苦しくなります。

「じゃあどうすれば良いの?」というと、「緩やかなインフレ(インフレ率2~3%程度)」が良いとされているようです。

確か、山本太郎氏は「2%のインフレ率」を目標としているはずです。

「じゃあとっととインフレにすれば良いじゃん」と思いますが、そう簡単なことではないらしく、日本は長期にわたってデフレに苦しんでいる「問題のある国」として、世界的に認識されているようです。

ちょっと古いものもありますが、
この記事を書くにあたって、
以下の本を読みました。

  • 『MONEYもう一度学ぶお金のしくみ』チャールズ・ウィーラン (山形浩生・守岡桜)訳
  • デフレと超円高 (講談社現代新書) 岩田喜久男
  • デフレと円高の何が「悪」か (光文社新書)  上念司
  • 庶民は知らないデフレの真実 角川SSC新書  森永卓郎
  • 金利を読む (日経文庫) 滝田洋一

次のようなことがわかりました。

  • 低成長の理由はデフレ
  • デフレは日銀がその気になれば終わらせられる
  • すでにお金を持っている人は、デフレの方が良い
  • 公務員など、一部の安定職業の人はデフレの方が良い
  • おだやかなインフレを目指す(2%程度)
  • ハイパーインフレは起こらない(今の日本ではハイパーインフレの条件が揃わない)
  • 日本の借金は国民の借金ではない(コインの表と裏のようなもの)
  • 預貯金はインフレに弱い

日本の不況は政府ではなく、日銀の問題?

なぜデフレ脱却できない?

経済学の本を読んでいると、不況の原因は「日銀」にあるような考えを持ちそうになります。

経済についてあまり考えないと、「今の日本が悪いのは政府(与党や首相)のせい」と思いがちですが、どちらかというと日銀の問題のような気もします。

少なくとも経済に関しては。

なぜなら、日銀は独立期間として、金融政策の実施、物価の調整を担っているからです。

各国の歴史をみると、中央銀行には緩和的な金融政策運営を求める圧力がかかりやすいことが示されています。物価の安定が確保されなければ、経済全体が機能不全に陥ることにも繋がりかねません。

こうした事態を避けるためには、金融政策運営を、政府から独立した中央銀行の中立的・専門的な判断に任せるのが適当であるとの考え方が、グローバルにみても支配的になっています。

日本銀行法において、金融政策の独立性確保が図られているのは、こうした考えによるものです。

https://www.boj.or.jp/announcements/education/oshiete/outline/a03.htm/

であれば、政権が変わろうが、日銀の政策決定メンバーや政策が変わらなければ、デフレは脱却できないのでは?と考えています。

というのも、「アベノミクス」でも、
「デフレからの脱却」を謳っていたからです。

とはいえ、頭の良い人たちが力を入れているのに脱却できないデフレって一体どうなっているのでしょうか?

謎ですね。

インフレとデフレと貯金と投資

人生を計画する

『金持ち父さん貧乏父さん』で知られるロバート・キヨサキ氏は、「不換紙幣(金などと交換できないお金)」「中央銀行が刷り続けるお金」は「価値がない(貯金してはいけない)」と主張しています。

預金利子が雀の涙ほどの今の日本では、「貯金しても意味がない」と主張する人たちもいます。

私も昔はそう思っていましたが、今では、一般的な人にとってのデフレ下での戦略は「貯金」もありだなと考えています。

理由は、お金の価値が下がらない、場合によっては置いておくだけで高まるからです。

逆に、インフレ時にただお金を置いておくと、日々価値が減少していきます。

その場合、インフレに勝てる資産(株など)にお金を移動させる必要があります。

というわけで、マネー雑誌やインフルエンサーが「貯金する奴はバカ」と言おうとも、今の日本社会では「貯金」は賢い選択肢の一つのはずです。

みんなが貯金ばかりするから「物が売れない=不況」という見方もありますが。

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