令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書によると、平日のインターネットの利用時間が、テレビの利用時間を超えたらしい。
2012年~の調査依頼「初」ということで、
話題になっていた。
テレビからインターネットへのシフトは、
確実に進んでいる。
であれば、ビジネスのやり方も、
これまでとは変えていくべきである。
とくに、若い世代にアプローチするなら、YouTube動画広告なども積極的に使っていったほうが良い。
今回はそんな話です。
テレビからネットへのシフトは進んでいる

近年では毎年のように、「インターネットがテレビの何かしらを超えた」ということで、話題になる。
とくに、10代~20代は、
インターネットが生活の一部になっている。
平日のインターネット利用時間で言うと、10代~40代くらいまでは、テレビの視聴時間よりも長くなっている。
ただ、この場合は、
メールの利用も含まれているから、
仕事の利用ということもあるだろう。
休日に関しては、30代~60代は、
テレビの利用時間のほうが長い。
けれども、10代~20代は、平日・休日問わず、
圧倒的にインターネット利用時間が長い。
内訳をみると、10代や20代は、動画サービスや、SNSに時間を費やしていることがわかる。
とくに、10代は動画サービスの視聴に多くの時間を費やしている。
若い世代にリーチしたいならYouTube動画広告もあり

データを見てもわかるように、若い世代にアプローチしたいなら、テレビや雑誌広告などよりも、インターネット広告のほうが有効だ。
とくに、10代や20代がターゲットなら、YouTube広告もオススメできる。
意外にも、YouTubeの動画広告に参入している企業は少ない。
理由は、そこまで普及していないのと、
動画制作の手間が考えられる。
大きな企業のなかには、「ネット広告なんて」と考えているところもあるかもしれない。
私が関わってきた企業の多くも、
「動画を作るのって大変そう」と、及び腰だった。
でもだからこそ、
チャンスであるとも言える。
現に、動きの早い企業は、YouTube動画広告に早い時期から参入していた。
ここにきて、大手の参入も目立つ。
でもまだまだ及び腰の企業が多いから、クソみたいなアニメ動画の広告なんかが、平気で流れている。
いずれは検索広告と同じく競争が激しくなるだろうから、先行者利益を取っておいたほうが良い。
動画だからといって、費用がべらぼうに高いわけではないし、手続き自体も簡単だ。
動画さえ用意できれば、
動画広告はすぐに始められる。
動画は、自社制作は難しいだろうから、
動画制作の会社にお願いすればOK。
何十万円の費用がかかるけど、
費用対効果が良ければ、良いのでは?
まとめ
今の若い世代のなかには、テレビをまったく見ない人たちも増えてきている。
テレビが生活必需品だったのは、
もう昔の話だ。
若い世代は正直だから、「よりおもしろいほう」「より利便性の高いほう」に流れる。
YouTuberは、
若い世代のヒーローになりつつある。
テレビは負けた。
ビジネスの世界も、変わっていく。