印税生活を夢見ている人たちは多いと思います。
ミュージシャンであれ、作家であれ、
会社員であれ。
とは言っても、実際に実現しようとなると難しいものです。
ミュージシャンや作家志望者であればチャンスはありますが、一般の会社員にとっては、夢のまた夢です。
でも、NFTを利用した音楽投資「Royal」によって、そんな夢の印税生活が送れるようになるかもしれません。
音楽プラットフォーム「Royal」

「Royal」というのは、アーティストのJustin Blau氏が中止になって設立されたスタートアップのことです。
投資家のピーター・ティール氏率いる「Founders Fund」が関わっていることで、成長が期待されています。
ちなみに、ピーター・ティール氏と言うのは、電子決済サービスPaypalの創業者の一人で、米国の有名な投資家です。
Paypalの創業者は複数名いるのですが、エグジット(事業売却)したのち、また別の分野でも多大な影響を与えており、「Paypalマフィア」と呼ばれています。
たとえば、
創業者の一人イーロン・マスク氏は、
スペースXとテスラによって、
世界で最も有名な起業家になりつつあります。
ほかにも、「LinkedIn」のリード・ホフマン氏や、YouTube創業者の一人チャド・ハーリー氏などがいます。
その天才の一人がピーター・ティール氏なのですが、そのピーター・ティール氏率いる「Founders Fund」が投資しているということで、「Royal」は注目されています。
とは言っても、ベンチャーキャピタル(投資企業)が関わった企業がすべて成功するわけではないので、というか成功しない企業のほうが多いと思います。
そのため、
あくまでも期待値が高いというだけです。
「Royal」についての詳細情報は不明ですが、気に入ったアーティストの楽曲をNFTを通して所有することで、そのアーティストがブレイクしたときに、ロイヤリティを受け取れる仕組みのようです。
アーティスが何て言うかはわかりませんが、個人的には悪くない仕組みだと考えています。
ただ、アーティストの大半はブレイクしないので、投資家的には、夢を見るみたいなかんじになるのかなと思います。
でもファンとしてそのアーティストのことが気に入ったなら、そのアーティストの楽曲を買う可能性もあるわけで、なんかセフルバック的なかんじもしないでもないです。
単純にお金儲けの手段として考えたら、アーティストへの投資は割りに合わないのですし。
というのも、売れるのは一握りだし、もしも売れるアーティスの見極めができるなら、プロデューサーとかできちゃいそうですし。
お金儲けのためなら、株式とか仮想通貨に投資したほうが100倍効率的です。
NFTって何?

NFTというのは、近年話題の「ブロックチェーン」を利用したデータのことです。
最近、NFTをはじめとして、暗号資産まわりが活発化し過ぎていて、ややこしいですね。
ブロックチェーンというのは、仮想通貨などの取引履歴をチェーン状につないでいくことで、改ざん、不正などを防ぐ技術のことですが、この技術を利用して、契約業務など、様々なことに活用していこうという流れが世界的に始まっています。
その試みの一つが「NFT」です。
間違ってたらすみません。
これまでのデジタルデータは、
改ざんやコピーなどが比較的容易でした。
そのため、違法なコピーなどがたくさん発生していたようです。
でもブロックチェーンの技術を活用すれば、改ざんや違法コピーなどができないので、「画期的だ」ということです。
最近は暗号資産の本や雑誌を買ったり、
実際に仮想通貨の取引もしていますが、
まだまだ全然付いていけていません。