この記事では、なぜ私が無料セミナーへの参加は時間の無駄だと考えているかを書きます。
セミナーに行きまくり、そして気付きました。
無料セミナーへの参加は時間の無駄
私は無料セミナーへの参加は時間の無駄だと考えています。
私は一時期毎週のようにセミナーに参加していました。
起業家向けセミナーやプレゼンスキルのセミナーなど、様々なセミナーに参加してきました。
その中には、「参加してよかった」と思うものもあれば、時間を捨てたとしか思えない意味不明なセミナーもありました。
その経験から言えることは、
無料セミナーへの参加は時間の無駄だということです。
これまで参加したセミナーの中で、【無料】のもので「参加してよかった」と思えるものはないです。
なぜ無料セミナーが時間の無駄なのかは、下記の通りです。
- バックエンド商品を売るための場でしかない
- 所詮無料の内容に過ぎない
- 無料だと本気になれない
一つずつ解説していきます。
バックエンド商品を売るための場でしかない
無料のセミナーは基本的にはバックエンド商品を売るための餌です。
バックエンド商品というのは、利益率の高い高額商品の事です。
無料でセミナーをやっている人は、慈善事業でやっているわけではないので、無料のセミナーに来てくれた人に、何らかの商品を買ってもらう必要があります。
たとえば、多くの無料のセミナーでは、「より詳しく知りたい方はこちらにお申し込みください」というような案内があります。
継続プランの初回のみ無料セミナーで体験できて、継続する場合には「お申込みください」という場合もあります。
無料セミナーや低価格の商品はフロントエンド商品と呼ばれており、マーケティング上、集客用の商品という位置づけです。いきなり有料だとハードルが高いので、まずは無料で来てもらうという意味があります。
無料でいろいろなことが学べると思って無料セミナーに参加すると、「詳しくはこちらで」といように、消化不良で終わる可能性が高いので参加しないほうがよいです。
所詮無料の内容に過ぎない
無料のセミナーは当たり前ですが所詮は無料のセミナーです。
マーケティング的には、無料のセミナーで本気を出して、「無料でこれだけすごいんだから有料だったらもっとすごいんだろうな」と初回でガッツリ心をつかむのが正解だと思うのですが、少なくとも、私がこれまで参加してきたセミナーでいえば、「有料でも参加してみたいな」と思うようなセミナーは皆無です。
たとえばネットビジネスとか金融の無料セミナーでありがちなのは、市場の歴史とか概念的なことを話しだすケースです。
「今後の日本のことを考えると、今備えておかなければなりません」というようなイメージです。
無料だと本気になれない
これは受ける側の問題ですが、無料のセミナーだと「まぁ無料だからいいか」と、あまり真剣に聞けなかったり、聞いた内容を実践にうつせなかったりします。
これがたとえば、50万円くらい支払っていたら、「めんどくさいからいいや」とはならないと思います。1万円支払っていたら、居眠りなんかしないと思います。
自分にプレッシャーをかけにくいという意味でも、無料のセミナーはオススメできません。
まとめ
無料セミナーに参加しないほうが良い理由を書いてきましたが、仮に、有料セミナーに申し込む気があって、そのお試しのために「まずは無料で」というなら全然参加はアリだと思います。
ただ、「無料で学べるから」という理由で無料セミナーに参加するのはやめたほうがいいです。期待を裏切られることのほうが多いので。
それだったら、無料セミナー参加への交通費分と考えて、一冊本を買ったほうが効率的に学べますよ。
それでは、お読みいただきありがとうございました。