【人に教えるメリット5選】成長や信頼関係づくりに効果的な理由とは?

この記事を書いた人:青山
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「それくらい自分で調べろ」
「人に教える時間がもったいない」

そんなふうに思ったこと、きっと誰でも一度はあると思います。

私自身、IT業界にいて「ググればすぐ出てくることじゃん」と思う場面も何度もありました。

けれども、基本的には人からの質問にはできるだけ丁寧に答えるようにしています。

なぜなら、人に教えることには教える側にとってもたくさんのメリットがあるからです。

この記事では、「人に教えるメリット」を5つに整理して紹介します。

目次

人に教えるメリット5選

仕事の場で誰かに質問されたとき、「それくらい自分で調べろよ」と思ってしまう人もいると思います。

IT業界はとくにこの傾向が強くて、「インターネットを使った仕事をしているんだから、それくらいすぐ調べられるだろ」と考えている人たちも多いです。

けれども私は、基本的には人からの質問には丁寧に答えるべきだと考えています。

なぜなら、人に教えることにはメリットがたくさんあるからです。

1.プレッシャーが学習の原動力になる

人に教えると、プレッシャーで成長できます。

人からの質問に対していつも丁寧に答えていると、「あの人に聞けばいつも的確な解答をもらえる」というような地位を築くことができます。

あなた自身がそうかもしれませんし、あなたのまわりにもきっとそんな人の一人や二人はいると思います。

人によっては「そんな役割めんどくさいだけじゃん?」と思うかもしれません。

けれども、いつも質問されたり、教えてほしいと言われるような立場になったりすると、自分の成長につながります。

なぜなら、「もしも答えられなかったら嫌だな」と考えるようになるからです。

「もしも答えられなかったら嫌だな」と思うプレッシャーを、勉強の動機にすることができれば、人は成長することができます。

私自身、このプレッシャーを利用しています。

社内で人から質問されたときに、質問された分野についての書籍を仕事帰りに購入して、次の日に解答したこともあります。

「期待にこたえたい」と考えたからです。

「大変な生き方だ」と捉えることもできますが、私は成長できるのでむしろうれしいと考えています。

2.自分の理解度を確認できる

人に教えることで、自分の理解度を確認することもできます。

わかっているつもりでも、いざ「説明して」と言われると、意外と答えられない場合も多いものです。

答えられないということは完璧に理解していないということですが、人に教える場面がないと、そのまま時を過ごしてしまいます。

けれども人の質問に答えたり、教えたりする機会があれば、「あれ?ここもう一度勉強してみよう」と気づいたり、基本の確認ができたりします。

3.信頼関係が築ける(感謝される)

質問に答えて感謝されると、
関係性が自然とよくなります。

「ありがとう」と言われることでうれしいという面もありますが、ビジネスの視点で見れば、感謝されることで商品を買ってもらえたり、部下や後輩に仕事を手伝ってもらいやすくなったりするというメリットがあります。

人に教えるのはめんどくさいとか、時間の無駄だと思っている人は、こういう「人に与えると返ってくる」流れを理解していないので非常にもったいないです。

4.ブログネタやセミナーの素材になる

質問された内容は、そのままブログの記事テーマやセミナーのネタとして活用できます。

  • よくある質問 → FAQ
  • 他の人も疑問に思いそう → ブログ記事にする
  • 応用すればセミナーの教材になる

誰かの悩み=他の誰かの悩みであることが多いからこそ、情報発信にも活かせます。

5.初心を忘れずにいられる

人は過去を忘れてしまう生き物なので、時には、何かを知らなかった頃の自分も忘れてしまいます。

今はバリバリと仕事こなすベテラン社員にだって、必ず新人時代があったはずです。

自分が新人のときには、優しく答えてくれる先輩や上司の存在がありがたかったはずです。

けれども人はそういう日々を忘れてしまうから、自分が質問される側に立ったとき、戸惑ってしまうこともあります。

「人に教えることにはメリットがあるから丁寧に教えたほうが良い」という話をしましたが、謙虚さを忘れないということも、人に教えることが苦にならない方法のひとつです。

そして謙虚さを忘れないコツは、仮に自分が長く関わっている分野についてはプロだと自信を持っていても、他の分野では素人同然だと理解することです。

たとえば、わたしは最近カードゲームのアプリゲームをやっているのですが、そのゲームでは、小学生の男の子のほうが何倍も強いし、詳しいです。

ですので、私にとって小学生の男の子は先生です。

自分がその分野に詳しいのは、単純にその分野に関わっている年数が長いとか、経験が多いだけと理解することです。

そして一歩外に出れば、何も持っていないひとりの人間だと知ることです。

そうすれば、いつでも初心を忘れずにいられます。

まとめ

「ググれ」という言葉は、「それくらい自分で調べろ」という意味で使われます。

もちろん、それくらい自分で調べるべきケースもありますが、基本的には、人からの質問には丁寧に答えたほうが良いし、人に教える機会も大切にしたほうが良いです。

その理由は:

  • 自分の成長につながる
  • 理解度が深まる
  • 信頼関係が築ける
  • 情報発信のネタになる
  • 謙虚な心が保てる

メリットばかり意識して教えるのも考えものですが、
どうせ教えるなら「自分にとっても良い影響がある」と知っておいた方が、気持ちも前向きになります。

ぜひ「人に教える」という機会をうまく活かしてみてください。

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