【ググれはもったいない】人に教えるメリット

  • 人に教える時間がもったいない
  • 「それくらい自分で調べろ」と思ってしまう

部下や後輩、お客さんから質問をされたときには、いつも丁寧に回答しています。

なぜなら、人に教えることにはたくさんのメリットがあるからです。

目次

人に教えることにはメリットがある

仕事の場で誰かに質問されたとき、「それくらい自分で調べろよ」と思ってしまう人もいると思います。

IT業界はとくにこの傾向が強くて、「インターネットを使った仕事をしているんだから、それくらいすぐ調べられるだろ」と考えている人たちも多いです。

けれども私は、基本的には人からの質問には丁寧に答えるべきだと考えています。

なぜなら、人に教えることにはメリットがたくさんあるからです。

人に教えることのメリットについて詳しく書いていきます。

プレッシャーで成長できる

人に教えると、プレッシャーで成長できます。

人からの質問に対していつも丁寧に答えていると、「あの人に聞けばいつも的確な解答をもらえる」というような地位を築くことができます。

あなた自身がそうかもしれませんし、あなたのまわりにもきっとそんな人の一人や二人はいると思います。

人によっては「そんな役割めんどくさいだけじゃん?」と思うかもしれません。

けれども、いつも質問されたり、教えてほしいと言われるような立場になったりすると、自分の成長につながります。

なぜなら、「もしも答えられなかったら嫌だな」と考えるようになるからです。

「もしも答えられなかったら嫌だな」と思うプレッシャーを、勉強の動機にすることができれば、人は成長することができます。

私自身、このプレッシャーを利用しています。

社内で人から質問されたときに、質問された分野についての書籍を仕事帰りに購入して、次の日に解答したこともあります。

「期待にこたえたい」と考えたからです。

「大変な生き方だ」と捉えることもできますが、私は成長できるのでむしろうれしいと考えています。

理解度の確認になる

人に教えることで、自分の理解度を確認することもできます。

わかっているつもりでも、いざ「説明して」と言われると、意外と答えられない場合も多いものです。

答えられないということは完璧に理解していないということですが、人に教える場面がないと、そのまま時を過ごしてしまいます。

けれども人の質問に答えたり、教えたりする機会があれば、「あれ?ここもう一度勉強してみよう」と気づいたり、基本の確認ができたりします。

感謝される

「そりゃそうでしょ」と思うかもしれませんが、人を助けることで感謝されます。

「ありがとう」と言われることでうれしいという面もありますが、ビジネスの視点で見れば、感謝されることで商品を買ってもらえたり、部下や後輩に仕事を手伝ってもらいやすくなったりするというメリットがあります。

人に教えるのはめんどくさいとか、時間の無駄だと思っている人は、こういう「人に与えると返ってくる」流れを理解していないので非常にもったいないです。

ブログネタやセミナーのテーマに使える

人から質問されたことをストックしておくと、使える場面があります。

たとえば、ブログを書いていて、質問内容とブログテーマがマッチしている人は、その質問と回答をそのままブログの記事にできます。

誰かが悩んでいることは、他の誰かも悩んでいる可能性が高いので、情報として発信することで価値が生まれます。

ブログに限らず、
セミナーなどにも使えます。

お客さんからの質問は、ホームページの「よくある質問」のようなコンテンツに使うこともできます。

はじめはみんな知らなかった

人は過去を忘れてしまう生き物なので、時には、何かを知らなかった頃の自分も忘れてしまいます。

今はバリバリと仕事こなすベテラン社員にだって、必ず新人時代があったはずです。

自分が新人のときには、優しく答えてくれる先輩や上司の存在がありがたかったはずです。

けれども人はそういう日々を忘れてしまうから、自分が質問される側に立ったとき、戸惑ってしまうこともあります。

「人に教えることにはメリットがあるから丁寧に教えたほうが良い」という話をしましたが、謙虚さを忘れないということも、人に教えることが苦にならない方法のひとつです。

そして謙虚さを忘れないコツは、仮に自分が長く関わっている分野についてはプロだと自信を持っていても、他の分野では素人同然だと理解することです。

たとえば、わたしは最近カードゲームのアプリゲームをやっているのですが、そのゲームでは、小学生の男の子のほうが何倍も強いし、詳しいです。

ですので、私にとって小学生の男の子は先生です。

ほかにもたとえば、コンビニでアルバイトをはじめたとしましょう。

そしたら高校生が先輩として仕事を教えてくれることになるかもしれません。

自分がその分野に詳しいのは、単純にその分野に関わっている年数が長いとか、経験が多いだけと理解することです。

そして一歩外に出れば、何も持っていないひとりの人間だと知ることです。

そうすれば、いつでも初心を忘れずにいられます。

まとめ

「ググれ」という言葉は、「それくらい自分で調べろ」という意味で使われます。

もちろん、それくらい自分で調べるべきケースもありますが、基本的には、人からの質問には丁寧に答えたほうが良いし、人に教える機会も大切にしたほうが良いです。

理由は、人に教えることには教える側にもメリットがあるからです。

メリットばかりを意識して人に教えるのもどうかと思いますが、人に教えるとたくさんの良いことがあるので、後輩や部下、お客さんに質問されたときには、優しく答えるのがベストです。

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