動物系YouTuberが嫌い、絶対になりたくない

「動物系YouTube」のブームとばかりに、たくさんの人たちがYouTubeやTwitterでペットの動画、画像を公開していますね。

なかには、飼育の難しいカワウソのような動物を飼っている人たちもいます。

テレビでも、ペットの話題は依然として人気です。

また、新型コロナウイルスの影響で家時間が増えたことで、「ペットの需要が増えた」とも言われています。

街中を歩いていて、「こんなところにペットショップできたんだ」ということもありました。

コロナ下のペットブームに懸念

ニュース概要

ペット購入の需要が増加。

需要増加による相場価格の上昇。

安易な購入によるトラブルの増加。

幸せな動物が増えることは良いことですが、一方で、不幸な動物たちが増えているのも事実です。

目次

動物系YouTuberとかマジで嫌い

再生回数>ペット?

私は動物が大好きです。

生まれたときから今まで、家族の一員にはいつも犬猫がいたし、今もいます。

実家でニート生活を送っていたときは、飼い猫だけが唯一の遊び相手で、寝るときも遊ぶときも、24時間一緒でした。

でも私は、動物系YouTuberが大嫌いです。

その理由のひとつは、
彼らの価値観が理解できないからです。

「うちのペットはかわいいからたくさんの人に見てもらいたい」という気持ちはわからなくもないですが、でもだからといって、全世界に向けて、自分の家族の一員を公開するという思考が理解できないです。

いや、べつに悪いことをしているわけではないので、「公開しても問題ない」という意見もあるでしょう。

ただそれでも、ネット上のよくわかんない奴に批判されたりすることもあるわけで、自分が公開した動画で自分の家族が批判されたら嫌じゃないですか?

きっと、無理をさせるようになる

もう一つの理由は、再生回数のために「無理をさせるようになる」という点です。

実際に飼ったことのある人であればわかると思いますが、犬や猫は、一日のほとんどの時間寝ています。

とくに猫は、
活動時間が短いです。

もしも猫の日常みたいな動画を作ったら、
ほぼ寝ている映像になると思います。

それくらい、寝てばかりです。

また、犬や猫は、「どんなことをすれば人間が笑ってくれるか?」なんてわかっていないです。

当たり前ですが。

「いや、犬猫は頭が良いから、私の思いをわかってくれる」という人もいるかもしれませんが、少なくとも私が知る限りはないです。

けれども、YouTuberとしては、寝ている映像をひたすら流すわけにはいかないので、何かをしてほしいわけです。

でもおもしろいことなんてそうそう起こらないし、たまたまその瞬間を撮影するのも難しいわけです。

24時間撮影していて、そこから良さそうなシーンだけ抜き取るほどの努力をしているなら別ですが。

まわりくどくなりましたが言いたいことは、おもしろい動画や写真を撮影するために、無理をさせるようになる可能性があるということです。

たとえば、撮影のために寝ているペットを起こすのも、その例のひとつです。

動物系YouTuberの方々は、「私は撮影のために無理をさせたことはない」と胸を張って言えるでしょうか?

飼う資格のない人たちが影響を受ける

これはYouTuberのせいとは言えませんが、YouTuberに影響を受けて、ペットを飼う資格のない人たちがペットを飼い始めているという事実もあります。

YouTubeやテレビでは、ほとんどの場合、動物の良い面のみが切り取られて配信、放送されます。

たしかに、動物との生活は、
楽しいことがいっぱいです。

でも一方で、動物は生き物なので、
大変な面もたくさんあります。

病気になったりするし、歳を取ればボケたり、
目や耳が効かなくなったりします。

病気になって病院に連れて行くと、びっくするような料金がかかることもあります。

犬を飼うことに慣れている人であれば問題ないですが、そうでないなら、吠えたり、人を噛んだりもします。

実際にペットと暮らしてみてすぐに、「YouTubeやテレビで知る姿が全てではない」と思うはずです。

そこで、「そりゃ当たり前だよね」と思う人が多数派だと思いますが、「こんなはずじゃなかった」と考えて、飼育放棄をするような頭の悪い人たちが世の中にはいます。

信じられないですが、事実としてそういう人たちは存在して、そういう人たちが、YouTubeやテレビに影響を受けているのです。

「だから動物を扱ったYouTubeやテレビをやめろ」とは言えませんが、せめて、ペットと暮らす良い面だけではなく、大変な面も情報発信するべきです。

まとめ

動物系Youtuberを批判してきましたが、とは言っても、彼らの大半は善意の配信者ですし、彼らと暮らしているペットも、たぶん大切にされているので、幸せだと思います。

ただ、「再生回数を増やせば大金が稼げる」とか「おもしろい画像を投稿すればバズる」とか、ペット界隈が商業主義的な流れになっているのはすごく気になります。

数年前、「動物系YouTube」なんてそれほどない頃、毎日のように読んでいた猫好きの女性のブログがありました。

彼女は毎日、ちょっとした日記と飼い猫の写真を投稿していたのですが、彼女が撮影する猫の写真は、その9割がたが、気持ちよさそうに眠っている写真でした。

彼女の写真を見て笑えたことはたぶん一度もないけれど、でもすごく癒されていたのを覚えています。

すごく癒されていたのは、たぶんそれが猫の日常だったからなのだと、今ではわかります。

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