- ミニマリストの生活に憧れている
- 部屋の掃除が大変だから物を減らしたい
部屋に物が溢れていると、掃除が大変だったり、
探し物が見つからなかったりして大変ですよね。
逆に、部屋の物が少なければ、掃除が簡単だし、
目当ての物もすぐに見つかります。
この記事では、中学生の頃からミニマリストの私が、「ミニマリストになりたい人がやるべきこと」について書いていきます。
ミニマリストになりたい人がやるべきことリスト

ミニマリストというのは、
必要最小限の物だけで暮らす人のことです。
ミニマリスト一と口にいっても、部屋のなかにまったく物がない極端な人から、生活必需品や趣味の道具など、快適に生活できる一通りの物は揃っている人まで、様々です。
私の場合は後者で、
料理のためのフライパンがあるし、
本棚には5,000冊以上の本があります。
この記事をお読みのあなたは、「今はちょっと物が多いから少しでも減らせたら」という状態だと思うので、「部屋のなかの物をすべて捨てる」といった極端な方法はオススメしません。
なんでもかんでも捨てすぎて、人生がつまらなくなったら最悪ですからね。
それでは早速、ミニマリストになるために何をすれば良いのか?を解説していきます。
具体的には次の通りです。
- 「もしかしたら使うかもしれない物」を捨てる
- 形のない物にお金を使う
- 必要な物しか買わない
- 何かを買ったら、何かを捨てる
- 人に褒められる経験をする
詳細を書いていきます。
「もしかしたら使うかもしれない物」を捨てる
まずは部屋のなかの物を捨てましょう。
捨てる物、捨てない物の基準ですが、もう使わない物は当たり前として、「もしかしたら使うかも?」と思っている物も捨てることが重要です。
片付けが苦手な人は、何かと「もしかしたら使うかもしれない?」と考えてしまいます。
よって、
物を減らすことができません。
けれども、「もしかしたら使うかもしれない」を許してしまうと、一日かけて掃除しても、たぶん物は減らないです。
ですので、
思い切って捨てましょう。
- ここ一年間着ていない洋服
- ここ一年間使っていない食器
一年近く使っていない物は、
この先一年も不要な可能性が高いです。
捨ててしまいましょう。
私の経験上は、「もしかしたら使うかもしれない物」を捨てても影響はないです。
仮に必要になったら、
そのときにまた買えば良いだけです。
形のない物にお金を使う
物を捨てて、部屋をキレイにした後は、
できるだけ物を買わないことが大事です。
ミニマリストになれる人となれない人の違いは、物を買うことに価値を感じているかどうかとも言えます。
たとえば、
世の中にはショッピングが趣味の人たちがいます。
そういう人たちは、
洋服や雑貨などを買うことで、
ストレスを解消します。
ただ、こういった人の場合、
部屋をキレイに保つのは難しいと言えます。
逆に、物を買うことに価値を感じていない場合には、部屋の物が増えることもありません。
ですので、もしもあなたがミニマリストになりたいなら、お金を使う対象についてよく考える必要があります。
私の場合は、
物を買うことには価値を感じていなくて、
経験や投資に価値を感じています。
たとえば、旅行だったり、習い事だったり、
こういった経験であれば、
お金を使っても物が増えません。
また、洋服を買う代わりに株や仮想通貨を買っておけば、物は増えないし、お金は増えます。
つまり、
ミニマリストにとっては最高です。
経験や投資など、物が増えないお金の使い方に価値を感じられるようになれば、お金を使ってストレスを解消しつつ、物を増やさないというライフスタイルも可能です。
必要な物しか買わない
ミニマリストの生活を維持するためには、物を買うときの基準を持っておく必要があります。
具体的には次のようなかんじです。
- 欲しい物は買わない
- 必要な物だけを買う
人間の欲望には限りがないので、
何かひとつ欲しい物を手に入れると、
また別の欲しい物が現れます。
ですので、
欲しい物をなんでも買ってしまうと、
あっという間に部屋が物で溢れます。
ではどんな基準を持つべきか?
それは、
必要な物だけを買うということです。
たとえば、ティッシュがなくなったので、
ティッシュを買うといったイメージです。
あとは、洋服についても、「新しい洋服が欲しいから買う」ではなく、「今着ている洋服が破れたから買う」といったイメージです。
何かを買ったら、何かを捨てる
上で書いた通り、基本的には必要な物だけを買う生活を送ります。
ただ、あまりにも厳しくしてしまうと、
生きるのがつまらなくなります。
ですので、
たまには欲しい物を買うのもOKですが、
私の場合、何かを買ったら、
何かを捨てるようにしています。
人に褒められる経験をする
ほかの方法と少しテイストが異なりますが、「部屋キレイだね」とか「デスク(職場)キレイだね」とか、人に褒められる経験があると、部屋や身の回りをキレイにするモチベーションがアップします。
人は何かで褒められると、
より一層そのことで頑張る性質があります。
たとえば、頭が良い人が「頭が良いね」と言われて、さらに勉強を頑張るイメージです。
それと同じで、「部屋キレイだね」と言ってくれる人がいると、部屋をキレイにするのが簡単になります。
逆に、部屋をキレイにできない人は、部屋について誰かに褒められた経験がないのでは?とも考えられます。
これは他人が関わることなので、自分でコントロールできないですが、私の経験上では、部屋や、職場のデスクをキレイにしておけば、かなりの確率で「キレイだね」と言われます。
とくに、異性から言われるとモチベーションが高まります。
職場に自分用のデスクがあったり、
恋人や友人を家に呼べる環境にいる人は、
ぜひお試しを。
憧れからライフスタイルは始まる

さいごに補足です。
「部屋をキレイにしよう」と考える人は多いですが、一日かけて掃除をしても、しばらくすると、また元の散らかった部屋に戻ってしまう人たちもいます。
ミニマリストというのは、
価値観のひとつです。
そのため、いくら頑張って掃除をしても、
価値観が変わっていないと、
結局は元の生活に戻ってしまうのです。
ですので、もしもあなたが「最小限の物で生活したい」「部屋をキレイに保ちたい」と思っているなら、それまでの価値観を捨て、新しいライフスタイルを受け入れる必要があります。
私のミニマリストとしての原点は、
映画『インストール』です。
原作は「綿矢りさ」、
「上戸彩」主演の映画です。
ストーリーはうろ覚えですが、『インストール』には、主人公「朝子(上戸彩)」が、部屋のなかの物を片っぱしからすべて捨てるシーンがあります。
私は、「綿矢りさ」が描いたこのシーンに影響を受けて、ミニマリストになりました。
もしもあなたが、本当にミニマリストになりたいと考えているなら、何か強烈な憧れがあると良いかもしれません。
まとめ
ミニマリストになりたい人がやるべきことについては以上です。
まとめです。
- 「もしかしたら使うかもしれない物」を捨てる
- 形のない物にお金を使う
- 必要な物しか買わない
- 何かを買ったら、何かを捨てる
- 人に褒められる経験をする
ミニマリストについてはデメリットもあると言われることがありますが、少なくとも私は、デメリットを感じたことがありません。
たとえば、災害や病気にしても、すべての事象に対して、すべての用意ができる人なんていないのだから、必要になったときに買えば問題ないです。
それよりも、物がなくなることがないとか、掃除が簡単とか、メリットのほうが多いです。