- ボーナスが出ない会社で働いている
- アルバイトや派遣社員だからボーナスが出ない
- 人生で一度もボーナスをもらったことがない
- 毎年ボーナスの時期になると、世間がボーナスの金額や使い道に浮かれてて憂鬱
ボーナスの出ない会社で働くことは損なのか?
ボーナスの出ない会社で頑張る意味は?
人生で一度もボーナスをもらったことのない私が、ボーナスが出ないという悩みについて語ります。
ボーナス(賞与)をもらったことがない

会社員として働いていた頃、
毎年6月、12月になると少し憂鬱でした。
6月、12月は、
多くの会社でボーナス(賞与)が支給される時期だからです。
それの何が憂鬱だったかというと、毎年6月、12月くらいになると、テレビやネットのニュースが、「ボーナスの支給金額」や「ボーナスの使い道」について取り上げるためです。
私の会社はボーナスが出なかったので、ボーナスの話題を目にするたびに少し憂鬱になりました。
私は正社員として過去に2社働いたことがありますが、どちらもボーナスが出なかったため、人生で一度もボーナスをもらったことがありません。
だからボーナスをもらったときのうれしさを知りません。
他の会社で働いている人が100万円近くボーナスをもらったという話を聞いて、「自分だったらそのお金を使って絶対にもっと増やしてみせるのにな」などと思ったものです。
「ボーナスが出たらやきそばに肉入れられるのにな」と貧乏くさいことも思っていました。
あなたもきっと同じように、ボーナスの時期には憂鬱になったり、もしもボーナスが出たらあれを買いたいとか、あれをしたいとか、そんな妄想をしたりしているのだと思います。
ボーナスが支給される会社の割合は?
本題にうつる前に、少しボーナスの実態を把握しておきましょう。
私は会社員時代によく、「ボーナス出ない」などとインターネットで検索して、同じような人たちがいないか探していました。
実際、同じような人たちはインターネット上にはいました。
けれども、私のまわりの人たちはみんなボーナスをもらっていたため、リアルの場で、ボーナスをもらったことがない人(正社員勤務)にほぼ会ったことがありません。
実際のところ、
ボーナスをもらっている人たちはどのくらいいるのでしょうか?
厚生労働省が「令和2年夏季賞与の結果」で、それっぽいデータを公表しています。
↑のページから「概況」の資料をダウンロードして、「令和2年夏季賞与の支給状況」を見てみます。
「支給事業所割合」の項目が、
ボーナスの支給状況になると思われます。
まずわかることは、
業種によって数値に違いがあるということです。
高いのは「複合サービス事業」で94.4%、逆に、低いのは「生活関連サービス等」で39.8%です。
全体的に見ると、
おおむね7割くらいです。
このことからわかることは、働く業界によって、ボーナスをもらえない状況が多数派か少数派か変わるということです。
ただ、「生活関連サービス等」や「飲食サービス業等(41.5%)以外は、5割以上なので、業種という視点で見ると、多くの人たちが少数派になるのかもしれません。
あとは、
企業規模によっても違いがあります。
社員数が多い企業ほどボーナスが出る傾向があるようです。
ボーナスが出ない会社で働く意味は?

データを踏まえたうえで改めて本題に戻りましょう。
あなたの友人、知人がアルバイトや自営業者であれば、ボーナスが出なくてもそこまで気にならないかもしれませんが、正社員ばかりの場合には、ボーナスが出る可能性が高いため、やはり、まわりと比較してしまうことが多くなるでしょう。
「全然気にしない」という方は問題ありませんが、そうでないなら、憂鬱を晴らすために何か考えなければなりません。
そもそもボーナスが出ない会社で働く意味は何でしょうか?
この日本では、
比較的自由に働く会社を選ぶことができます。
ですから、ボーナスをもらいたいのであれば、ボーナスが出る会社に就職すれば良いだけです。
ボーナスの支給率が低い業界を避けて、ある程度の企業規模の会社に就職すれば、ボーナスをもらえる可能性は非常に高いはずです。
でもそれをしないのには、
何らかの理由があるはずです。
私にも、理由がありました。
たとえば考えられるのは以下です。
- 年収ベースで比較すると問題ない場合もある
- お金以外にその会社で働くメリットがあるなら問題ない
詳しくみていきましょう。
年収ベースで比較すると問題ない場合もある
ボーナスが出なくても、年収ベースで比較すると問題ない場合もあります。
これはよく言われていることです。
「ボーナスが出るとラッキー」「ボーナスが出ないとアンラッキー」という見方になることが多いですが、一方で見方を変えると、ボーナスが出ない企業は、ボーナス分を毎月の給料に含んでいたり、逆にボーナスの出る企業は、ボーナス分を毎月の給料から差し引いていたりすることも考えられます。
また、毎月の給料は支払いが必須ですが、ボーナスの場合には、「業績次第」という条件付きです。
ですから、場合によってはボーナスが支給されず、年収ベースで大きく減額になる可能性もあります。
もしも、ボーナスをもらえる友人や、同年代との一般的な相場と年収ベースで比較して問題ないと思えるならば、ボーナスをもらえないことを嘆く必要はなくなります。
ちなみに私の場合、
年収ベースで比較しても最底辺でした。
お金以外にその会社で働くメリットがあるなら問題ない
- 人間関係が良い
- 仕事が楽しい
上記のような理由があれば、
ボーナスが出なくても問題ないかもしれません。
逆に、どんなに給料がよくても、人間関係が最悪だったり、仕事がつまらなくて学ぶことがなかったりする場合、働くことそのものがつらくなる場合もあります。
私の場合は、
はじめから独立を考えて会社を選んだため、
お金以外のメリットが存在しました。
年収が低くて、仕事内容や人間関係も悪いなら、働く意味はない

年収がそこそこよかったり、人間関係や仕事内容など、職場環境がよかったりする場合には、たとえボーナスが出なかったとしても、働くメリットは存在します。
問題は、年収が低く、
職場環境もよくない場合です。
このような場合には、
現状打破しないと苦しいと思います。
仮にあなたがそのような状態だったとして、
現状打破のために何ができるかを考えてみましょう。
- 転職する
- 副業する
- 独立(起業)する
詳しくみていきましょう。
転職する
給料や待遇、職場環境の改善のために、
誰もが思いつく方法が転職だと思います。
実際、転職はベストに近い選択肢です。
同じ業界であれば給料がアップする可能性が高く、ともに働く仲間も総入れ替えになるため、0から人間関係を築くことができます。
ボーナス支給率の低い業界を避け、かつある程度企業規模の大きい会社であれば、ボーナスが支給される可能性も高いです。
まさに、良いこと尽くしです。
もちろん、転職によって新たな問題が発生する可能性もあります。
たとえば、職場の人間関係が今以上に悪くなることもあり得ますし、仕事がつまらない可能性もあります。
0から人間関係を築けるというのは、一方では、0から人間関係を築かないといけないという見方もできます。
うまくいけば劇的に問題を解決できる転職ですが、その分リスクもあります。
副業する
「もう鬱になりそうなくらいつらい」というほど今の状況がひどくなければ、副業で稼ぎつつ、今の会社に残るという選択肢もありです。
働き方改革の流れのなかで、
副業が推奨される世の中になりつつあります。
大手企業のなかでも、
副業を容認している企業もあります。
副業OKは、見方を変えると、「給料は上がらないから自分でなんとかしてね」という意味にもなりますが、行動力のある人にとってはチャンスでもあります。
実際、「ウーバーイーツ」や「会社員YouTuber」など、副業でガッツリ稼いでいる人たちも多くいます。
体力がある方はウーバーイーツで稼げるかもしれませんし、トークに自信があったり顔出しOKだったりする場合には、YouTubeという選択肢もありかなと思います。
どちらも無理という場合には、
ブログがオススメです。
ブログであれば、元手0円ではじめられますし、失敗しても何も痛くありません。
ただ、最近は市場が飽和状態ですので、まったく稼げない可能性もあります。
とは言いつつ、
私がもっとも推奨するのはブログです。
人のためになるような記事を書くことができれば稼げますし、仮に稼げなかったとしても、マーケティングやライティングのスキルが身につきます。
実際、私はブログのおかげで、
就職、独立ができています。
あとは、単発の副業になりますが、
ポイントサイトもオススメです。
私は会社員時代、「モッピー」でお金を稼いでパソコンを買いました。
そしてそのパソコンでブログを書き始めました。

「FX」や「クレジットカード」などの会員登録案件を狙えば、10万円くらいは軽くゲットできます。
ブログなどはすぐに稼ぐのは難しいので、とにかくすぐに、かつ確実に稼ぎたいという場合には、ポイントサイトがオススメです。
ただ、会員登録案件は一度しか適用されないので、ポイントサイトで継続的に稼ぎ続けるのは難しいです。
独立(起業)する
人によっては、
独立(起業)も選択肢のひとつです。
独立したからといってボーナスが出るようになるわけではありませんが、成功すれば、ボーナスが出ないと悩んでいた自分がバカらしくなるくらいに、お金を稼ぐことができます。
- 人の下で働くのが嫌
- 毎月の収入が決まっているのが嫌
- 自分のアイデアを形にして売り出したい
↑のようなことを考えているようでしたら、独立(起業)するのもありだと思います。
ボーナスをもらったことがないまとめ
毎月の給料の2倍3倍といった額がドンと口座に振り込まれたら、ちょっと嫌な仕事でもきっと耐えられますよね。
「海外旅行しよう」とか「ほしかったバッグを買おう」とか、ボーナスが出る人たちには、そういう楽しみがあるのだと思います。
逆に、ボーナスが出ない場合には、ドカンと大金が振り込まれることがないので、何か欲しいものがあるときには、毎月の給料の中からコツコツと貯金しなければなりません。
ちょっと夢がないですよね。
ただ、年収ベースで比較したり、職場環境がよかったりする場合には、今の会社で働き続けるのも選択肢のひとつかと思います。
けれども、年収が低かったり、職場環境が悪かったりする場合には、何かしらの手を打った方が良いと思います。
私は「副業」と「独立」という手段を使いました。
「ボーナスが出ない」と寂しい気持ちもあると思います。
まわりと比べてしまって、「なんで自分だけ」と思ってしまうこともあると思います。
でも現状を変える方法はたくさんあります。
この記事がその助けになれば幸いです。