年末年始に読んだ本15冊まとめレビュー

年末年始は昨年に引き続き「ステイホーム」ということで、今まで避けていた古典本なんかを中心に読んでみました。

トータル15冊ほど読んだので、
まとめてレビューです。

目次

自由主義古典

リバタリアン御用達の3大古典を読みました。

資本主義と自由

米国の経済学者ミルトン・フリードマン氏による経済学の本です。

「自由主義」のバイブルとして、
世界中で読まれています。

「輸入関税」や「公営住宅」など、政府がやる必要のない政策がこれでもかと列挙されています。

選挙権を持っている人は、
読んでおいて損はないです。

自由論

ジョン・スチュアート・ミルの本です。

「個人の自由の範囲」や「少数派の意見の尊重」などについて書かれた本です。

真新しい発見があるような本ではないですが、読み継がれているだけあって、思想に影響を与えるような深いことが書かれています。

哲学的な本ですが、とくに難しいことは書かれていないので、中学生とかが読んでも理解できるはずです。

隷属への道

ハイエクによる「自由主義」の古典本です。

経済学の本というよりかは、
政治に関する本です。

この本を読んだからといって、お金儲けができるとか、仕事ができるようになるとかはたぶんはないですが、大人なら一読しておいて損はない内容です。

経済学の本

経済学系の本で有名な本を読みました。

プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神

マックス・ヴェーバーの本です。

何年も前から「読もう、読もう」と思いつつ避けてきた古典です。

「難しい」のはわかっていましたが、
やはり思っていた通り難しかったです。

宗教的な話が重要な意味を持っている本なのですが、思うに、日本人はそこまで宗教に馴染みがないので、より理解が難しくなっているのではないかと思いました。

解説本を事前に読んでいるので、言わんとすることはわかっていたのですが、事前情報0で読んだら一切理解できなかったと思います。

ちなみに、『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』は「注釈が多すぎる本」として知られていますが、「すべて読むのは無理」だと判断して、全部飛ばしました。

21世紀の資本

フランスの経済学者トマ・ピケティの本。

何年か前に流行った5,000円超の分厚い本です。

『21世紀の資本』は映画は観に行きましたが、原作を読んだことはありませんでした。

「せっかく時間あるんだし」ということで購入です。

ただ、まだ読み終えていません。

投資関係の本

投資・金融関係の本です。

わかる・使える 経済・金融の数理入門―金利・利回り計算から金融工学(デリバティブ)の基礎まで

金利や債権、オプション取引の計算方法について、丁寧に解説された本です。

2012年と少し古めの本ですが、
かなりの良書だと思いました。

黄金の扉を開ける賢者の海外投資術

橘玲氏の本です。

橘氏が実際に海外に口座を作ったときの経験をもとに書かれた本です。

少し古い本ですが、新興市場の投資に興味があるので読んでみました。

いつもの語り口でスラスラ読める面白い本です。

投資家のための 金融マーケット予測ハンドブック

「雇用統計」や「景気循環」など、投資するうえで役に立つ経済指標について、意味や読み方などがこれでもかと羅列されている本です。

投資家なら一人一冊レベルのかなりの優良本です。

買い時・売り時がひと目でわかる株価チャート大全

株価のテクニカルチャートのまとめ本です。

若干内容の浅いインスタント本ですが、
チャートの勉強のために購入しました。

暗号資産 2022年1月号

2ヶ月に1回くらいの頻度で出ている「暗号資産」に特化した雑誌です。

1冊丸ごと暗号資産に関する最新情報が書かれているので、必ず買っています。

暗号資産について勉強したい方は、
絶対に読んだほうが良いです。

その他

興味があったので読んでみた本です。

蟹工船・党生活者

小林多喜二氏の本です。

日本のプロレタリア文学の中では最も有名?と言っても過言ではない本です。

『蟹工船』よりも、一緒に収録されている『党生活者』の方が面白かったです。

サラ金の歴史-消費者金融と日本社会

日本における消費者金融の歴史がまとめられた本です。

「この本を読めば日本の消費者金融の歴史はバッチリ」というレベルでまとめられています。

「面白い」というタイプの本ではないですが、読んでよかったです。

銭の戦争(上・下)

韓国の作家による小説です。

何年か前に日本でもテレビドラマ化されたので、テレビ版を観たことがあるかもしれません。

ヤミ金に家族をメチャクチャにされた主人公が、自らがヤミ金で働き、金に狂った人間に復習していく話です。

ドラマを観ていたので、
今さらですが原作を読んでみました。

翻訳のせいもあるかもしれませんが、
文章があまりうまくなかったです。

日本も他人のことは言えませんが、韓国社会は若者とって生きづらいんだろうなと思いました。

僕にもできた! 国会議員

山本太郎氏の本です。

山本太郎氏が「なぜ国会で牛歩をするのか?」が気になって読んでみました。

山本太郎氏は、台本ありきのプロレスの舞台で、一人だけガチでやってる迷惑な奴という印象を受けました。

もちろん我々国民にとっては良い意味で、です。

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