『クレヨンしんちゃん』は大人になってから観てもおもしろい

映画『クレヨンしんちゃん新婚旅行ハリケーン~失われたひろし~』のDVDをレンタルしました。

ここ最近「クレヨンしんちゃん」にハマって色々な映画を観ていますが、『クレヨンしんちゃん』は、内容のアホさ加減がやはり面白いですね。

タイトルの『失われたひろし」がもはやふざけてますもんね。

『クレヨンしんちゃん』といえば、1992年からテレビ放送されているテレビアニメなので、多くの人たちが一度は観たことがあると思います。

私が子どもの頃は、毎週金曜日の午後7時半から放送されていて、毎週金曜日は7時『ドラえもん』、7時半『クレヨンしんちゃん』、8時『ミュージックステーション』の並びでテレビを観るのが習慣になっていました。

そのあとは9時からの『金曜ロードショー』ですね。

『クレヨンしんちゃん』と「ドラえもん』については、土曜日に引っ越しになったようですが、最近久々にテレビで観た『クレヨンしんちゃん』もおもしろかったです。

そんな『クレヨンしんちゃん』ですが、一般的には子ども向けのアニメ番組として扱われています。

けれども実は、大人が観ても楽しめます。

目次

『クレヨンしんちゃん』は大人でも楽しめる

『クレヨンしんちゃん』は大人が観ても楽しめます。

なぜ大人、というか大人の自分が観てもおもしろいのかをふと考えたときに、ひとつ思ったことは、『クレヨンしんちゃん』は「野原しんのすけ」という主人公の存在感と同じくらい、「野原みさえ」や「野原ひろし」の存在感が大きいからではないか?ということでした。

このへんが、たとえば『ドラえもん」にはない点かなと思います。

子どもの頃は、たとえば「のび太」が仲間と冒険するのを見て、「自分もワクワクする冒険をしたい」というようなことを考えていたのだと思います。

しんちゃんたちの日常をみても、まぁしんちゃんたちは5歳なので若干年齢が低すぎますが、同じ子どもとして、ワクワクして物語を観ることができたのだと思います。

けれども人は、大人になるといろいろなことを知って、現実は必ずしもワクワクする場所ではないと理解します。

ワクワクする、危険と感動にあふれた冒険よりも、日々の経済状態や、身体の疲れのほうに意識が向くようになっていきます。

そのため、あまりにも日常とはかけ離れた子ども向けの描写を受け入れづらいのではないかと思います。

その点、『クレヨンしんちゃん』は、「野原みさえ(29歳)」「野原ひろし(35歳)」、ほかにも「まつざか先生(24歳)」など、大人目線の物語を楽しむことができます。

みさえは、いつもお金のやりくりに必死だし、「無料」と聞けば何でも飛びつく主婦です。

ひろしは、商社につとめる会社員で、家のローンについて、よくしんちゃんにからかわれています。

こういう現実的なキャラクターの存在感が強いがために、大人が観ても楽しめるのではないかと思います。

また、子どもの頃はしんちゃんたちを子どもの目線で見ていましたが、大人になってから観ると、「保護者のような目線」でしんちゃんたちを見ることができます。

そして、「子どもってけっこうかわいいな」と思えます。

お子さんがいる方は、「子どもってこんなんじゃない」とか、また別の目線になるのかもしれませんが、子どものいない私の目線では、「しんちゃんって素直でかわいいな」という保護者の目線でアニメを楽しむことができています。

大人になってから見るとそれぞれのキャラクターに対する見方が変わる

大人になってから『クレヨンしんちゃん』を観て思ったことは他にもあります。

それは、それぞれのキャラクターに対して持っていたイメージが変わるということです。

たとえば、しんちゃんはいつもみんなの中心にいて、やるときはやるリーダータイプですが、大人になったらけっこう平凡な会社員になっているのでは?と思いました。

なぜなら、飛びぬけて何かができるわけではないし、何かに興味があるわけでもないからです。

興味があるものといえば、年上の美人な女性と「アクション仮面」くらいです。

大人になって大成する可能性が高いのは、「ボーちゃん(異常に石が好きなオタク気質)」や「風間トオルくん(自分がエリートだと理解している)」のようなタイプです。

「ボーちゃん」は変な子だと思ったし、「風間くん」はクソ真面目な子だと思いましたが、大人になると、彼らのようなタイプが社会で成功する可能性が高いとわかります。

あと、「まつざか先生」は、「結婚できないこと」をしんちゃんにからかわれていて、子どもの頃は「歳とってるな」と思っていたと思いますが、24歳ですから世間的には若かったのだと知りました。

合コンに行きまくってそれでも結婚できな負け組のような扱いを受けていますが、その分結婚した後は落ち着いて、案外良い奥さんになるのではないかなとも思います。

それと、「野原ひろし」は「理想の夫」と称されることもありますが、「足が異常にくさい」ことと「女好き」の面を除けば、たしかに理想の夫のように思えます。

「女好き」に関しても、浮気をするわけじゃないし、浮気をしそうになることもありますが、「家族がいる」ことを理由に思い留まります。

子どもの頃に見た「野原ひろし」は、「ローン35年の課長になれない平凡なサラリーマン」でしたが、今の日本で、「野原ひろし」のような生活をしようと考えたら、意外に難しいです。

  • けっこう大きい商社の係長
  • 後輩に慕われている(女性社員にも好かれている)
  • 春日部に一戸建て
  • 子ども2人(しんちゃんはともかく、ひまわりはかなりかわいい)
  • 美人?(みさえ自称)な20代の奥さんがいる
  • たまに女子大生(ななこお姉さん)と遊んだりしている(しんちゃんと一緒に)

子どもにとっては「平凡なサラリーマンの代表」のような存在ですが、実はけっこうな勝ち組です。

まとめ

『クレヨンしんちゃん』については以上です。

子どもの頃に『クレヨンしんちゃん』を観ていた人は多いと思いますが、大人にっても楽しむことができます。

とくに、映画は大人も楽しめるような作りになっているものが多いのでオススメです。

ちなみに、おもしろいと思った映画は以下です。

  • 『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』
  • 『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード』
  • 『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ』
  • 『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦』
  • 『クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』
  • 『クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 サボテン大襲撃』
  • 『クレヨンしんちゃん 襲来!!宇宙人シリリ』
  • 『映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ 〜拉麺大乱〜』

『映画クレヨンしんちゃん謎メキ!花の天カス学園』も観たいです。

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