成功者・お金持ちはホテルの部屋の使い方がキレイ?

ホテルのゲストを観察するようになって確信したことがある。

それは、「本当のお金持ち」はキレイ好きだということだ。

高額な宿泊代を払っているのだから、好き放題散らかしてもよさそうなものなのに、彼らが帰った後のお部屋は驚くほどキレイなのだ。

『天国おじいー運とお金に嫌われてたボクが、あっちの世界から教えてもらった人生のいい流れに乗る方法』石川大智 ダイヤモンド社 2018年4月18日 48p

あなたはホテルに泊まったときに、
部屋をキレイに使っていますか?

それとも、ベッドはグチャグチャ、ゴミはそこら中に散らかしっぱなしでしょうか?

「ホテルの部屋をキレイに使うこと」についての話です。

目次

お金持ちはホテルの部屋の使い方がキレイ

私はこれまでに数多くの成功本を読んで、そこに書かれている習慣を実践してきましたが、そのなかでもとくに感銘を受け、必ず実践している教えがあります。

それは、ホテルの部屋をキレイに使うということです。

以前からホテルに泊まったときは、ルームウェアをたたんだり、布団やシーツを整えたりしていましたが、『億万長者のすごい習慣(岡崎太郎)』という本を読んでから、それまで以上に、徹底的にキレイに部屋を使うようになりました。

「岡崎くんの部屋は、『金払って泊まっているんだから、使いっぱなしで何が悪い!』と言っているみたいな散らかり方やな。君はこの部屋を片づける人のことなんて、これっぽっちも考えてない。じゃあ反対に掃除する人たちは、この散らかった部屋を見てどう思うかな?『こんなに散らかして、ほんと親の顔が見たい!』って思うわな。泊まった人のレベルがバレますな。


ところで、わての部屋の掃除に入った人はなんて思うか。『うわ!何?めちゃきれい。この人は徹底してるわ。なんか、すごい、ちょっと手を合わせとこうか』ってなるわな。どうや?要は人が見てないところも、ちゃんとできるかどうかってことなんや」

『億万長者のすごい習慣』岡崎太郎 三笠書坊 2019年3月 48~49p

↑の話を読んでから、
ホテルに泊まったときは、
部屋に入った直後に写真を撮って、
その状態に戻すようにしています。

※コップなどは使ったことがわかるようにしています。

キレイに使うと自分も気持ちが良い

プライベートの部屋がキレイな方はわかると思いますが、部屋をキレイに使うと、自分も良い気持ちになります。

逆に、部屋にゴミが散らかっていたり、洋服が脱ぎっぱなしになっていたりすると、嫌な気持ちになります。

ですので、ホテルの部屋をキレイに使うということは、自分自身のためでもあります。

世の中が少しよくなる気がする

また、偽善っぽく聞こえるかもしれませんが、私は、部屋をキレイに使うことで、世の中は少しよくなるはずだと信じています。

もちろん、部屋をキレイにしたからといって、
世の中から犯罪がなくなることはありません。

そういうことではなくて、たとえば、
掃除の方がキレイな部屋を目にしたとします。

そしてそのとき、「自分たちのことを考えてくれている人もいるんだ」と良い気持ちになったとします。

誰でも経験があると思いますが、
気分が良いときは、まわりに優しくできます。

仮に、良い気分になった掃除の方が、
同僚に優しい言葉をかけたり、
家に帰って恋人や家族を喜ばせたりしたとします。

すると、優しい言葉をかけられたり、
喜びをもらったりした人たちもまた、
良い気分になります。

そしてまた別の誰かに、
優しくできる可能性があります。

良い流れが連鎖して、結果的に、
少し幸せな人が増えるという流れです。

もちろん、「そんなにうまくいかない」と言われたら、きっとその通りでしょう。

けれども私は、そういう些細なことにも意味があると信じています。

ちょっと意識するだけでOK

と言っても、誰もが徹底的にホテルの部屋をきれいにするべきだとは思いません。

話したことがないのでわかりませんが、掃除の方も、「いや、それは我々の仕事なので」と言ってくれると思います。

ただ、あまりにも部屋を汚くすると、それを見た人がうんざりするのは間違いないので、最低限の心遣いは見せたいものです。

ではどうすればよいのかというと、
元通りにしないまでも、
使った物は一箇所にまとめましょう。

  • ゴミを一箇所にまとめる(缶やビンなどはティッシュなどとわけたほうが良いかも)
  • 使用したタオルを一箇所にまとめる
  • テレビのリモコンなどは元の場所に置く(布団に紛れていたりすると探すのが大変)

まとめ

ホテルの部屋をキレイに使ったところで、誰にも評価されることはないし、「お金を支払っているんだから好きにさせてよ」と思う人もいるかもしれません。

ただ、「人が見ていないところでこそ頑張る」という考え方は、仕事をするときにもきっと役に立ちます。

それに、『億万長者のすごい習慣』にも書いてありますが、「掃除の方を驚かせてやろう」という気持ちを持って掃除をすると、なんだかワクワクしてきます。

こういう人に対するサブライズ心も、
ビジネスに役立つ考え方です。

あなたも、今度ホテルに泊まったときにちょっとだけ意識して、チェックアウトのときに掃除をしてみてください。

きっと今まで感じたことがないほど清々しく、
ホテルを出られるはずですよ。

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