ネットの意見なんて真に受けないほうが良い

  • 主な情報収集の手段がネットの人
  • ネットの意見に影響されやすい人

インターネットって、知りたいことを何でもすぐに知ることができるので、非常に便利ですよね。

私も、仕事やプライベートでわからないことがあったら、すぐにネットで調べます

もしもインターネットがなかったら、わからないことだらけで、一人で仕事をすることはできなかったと思います。

ただ、インターネットの情報は、必ずしも正しいものだけが掲載されているわけではないので、すべての情報を真に受けるのは危険です。

目次

ネットの意見は話半分に聞いておくくらいがちょうど良い

真に受けないほうが良い

インターネットを使った情報収集は便利ですが、基本的には、話半分くらいに受け取るのが良いです。

理由は、インターネットに掲載されている情報は、必ずしも正しいものではないからです。

とくに、掲示板や、Yahooニュースなどのコメント、個人のブログ、YouTubeなんかは、真面目に受け取らないほうが良いです。

もちろんこのブログもしかりです。

正しい情報が表示されるわけではない

インターネットの世界では、必ずしも正しい情報が表示されているわけではないです。

あなたは普段、何かを知りたいと思ったときに、GoogleやYahooなどで検索すると思います。

その際に、通常であれば上のほうに表示されたWebサイトをクリックするはずです。

検索結果の上のほうに表示されていたら、「正しい情報」と判断しがちですが、実際には違います。

検索結果の上のほうに表示されているのは、SEO対策に労力やお金をかけたり、広告費をたくさん使っている企業や個人のサイトです。

2022年現在、Googleがそこまで間違った情報を上位に表示するケースは少ないですが、それでも、表示される情報は、SEOや広告の影響を受けていることは間違いないです。

アフィリエイトサイトばかり

調べるジャンルによっては、企業・個人問わず、「アフィリエイトサイト」ばかりのケースもあります。

アフィリエイトサイトが悪いわけではないですが、「アフィリエイトサイト=商品を売るためのサイト」ですので、必要以上に危機感を煽っているケースが多いです。

たとえば、「お金を稼げる系」のジャンルで、「日本の将来は暗いし、給料は上がらない」「だからアフィリエイトやYouTubeを始めませんか?」みたいな文章を見たことがありませんか?

そういうことを言っている人がみんな「悪」ではないですが、話を真に受けると、高額な情報商材を買う羽目になり、仮に稼げなくても「自己責任」でバイバイな可能性もあります。

与沢翼氏は、今でこそ真っ当な感じを醸し出していますが、彼の甘い言葉に騙されて、大金をゴミに捨てた人たちがたくさんいることを忘れてはなりません。

そして、こういう人たちは今でもまだたくさんいます。

根拠のない意見ばかり

もっとも市場についてあちこちで話されることの大部分は、昔もいまも往々にして実態とかけ離れているものだから、よく気をつけなければいけない。そもそも人間は知っていることばかり話すのでもなければ、知らないことばかり話すのでもなく、知っているつもりだがじつは知らないことを話すことが多い。

『大暴落1929』ジョン・K・ガルブレイス 村井章子訳 日経BP社 2008年9月 p127

とくに掲示板やコメント、Twitterなんかは、「ホラ吹きがまた何か言ってる😂」くらいのスタンスで見たほうが良いです。

理由は、主張に根拠がない場合が多いからです。

自分が知識のない分野については、他人のコメントを見て「なるほど」と思ったりしますが、自分の専門分野についてのコメントを見ると、「テキトーなこと言ってるな」と思うことがほとんどです。

つまり、コメントやTwitterなんかは、知ったかぶりの人が、知らない人に対してドヤっている場所なのです。

とくに、Yahooコメントなんかは「自称専門家」の集まりです。

政治に対するコメントなんかはとくに顕著ですが、ネットには、「自分が誰よりも賢いと思っている人」が溢れています。

こういう人たちの意見を真に受けて、リアルの世界で話すと恥をかくのでやめたほうが良いです。

書籍や、自分の体験から情報を得る

正しい情報にたどり着く

ではどんな情報収集がベストか?

やはり、自分で体験して、
見て聞くのが一番です。

たとえば、「YouTubeはもう稼げない」「ブログはオワコン」というような情報を目にしたとします。

こういった情報を見るとやる気をなくしますが、必ずしも正しいは言えません。

その人が稼げないだけであって、
あなたは稼げるかもしれないからです。

書籍も、インターネットよりも信頼性が高いです。

もちろん、陰謀論みたいな本も存在しますが、長い時間をかけて研究された本もたくさんあります。

たとえば、投資の分野で言えば、『証券分析(ベンジャミン・グレアム)』や、『マーケットのテクニカル分析(ジョン・J・マーフィー)』のような本です。

また、特定の見方だけを受け取るのではなく、その反対の意見にも注意を払うことも大事です。

そのうえで、「何が正しいか」を自分の頭で考えるのです。

まとめ

インターネットは非常に便利ですが、一方で、情報の取捨選択ができないと、嘘の情報に影響を受けてしまいます。

自分が影響を受けるだけならまだしも、嘘の情報を根拠に、誰かを攻撃してしまうかもしれません。

有名人の「炎上」なんかは、伝聞によって、どんどん騒ぎが大きくなっていきますよね。

被害者になったり、加害者になったり、自分の人生に悪影響を及ぼさないように、情報の取り扱いには注意しましょう。

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