【SNS時代の必須スキル】ネットの意見を間に受けない思考法とは?

ネットには便利な情報があふれています。
わからないことがあれば、Google検索やSNSで調べれば、すぐに答えが見つかる。そういう時代です。

でもちょっと待ってください。
その答え、本当に正しいですか?

便利さの裏にあるのは、玉石混交の情報と、無責任な発信。

この記事では、SNSやネット上の意見に振り回されないための「情報との付き合い方」=“間に受けない思考法”を紹介します。

目次

ネットの意見は話半分に聞いておくくらいがちょうど良い

真に受けないほうが良い

インターネットは非常に便利ですが、掲載されている情報をすべて真に受けるのは危険です。

特に、掲示板やニュースサイトのコメント欄、SNS、YouTubeなどでは、個人の主観的な意見が多く、情報の正確性が保証されていません。

もちろん、このブログも例外ではありません。情報はあくまで「参考」にとどめ、話半分で受け止める姿勢が大切です。

正しい情報が表示されるわけではない

インターネットの世界では、必ずしも正しい情報が表示されているわけではないです。

あなたは普段、何かを知りたいと思ったときに、GoogleやYahooなどで検索すると思います。

その際に、通常であれば上のほうに表示されたWebサイトをクリックするはずです。

検索結果の上のほうに表示されていたら、「正しい情報」と判断しがちですが、実際には違います。

検索結果の上のほうに表示されているのは、SEO対策に労力やお金をかけたり、広告費をたくさん使っている企業や個人のサイトです。

2025年現在、Googleがそこまで間違った情報を上位に表示するケースは少ないですが、それでも、表示される情報は、SEOや広告の影響を受けていることは間違いないです。

アフィリエイトサイトに注意

特定のジャンルを検索すると、商品やサービスを紹介するアフィリエイトサイトがずらりと並ぶことがあります。

アフィリエイト自体は悪ではありませんが、売るために危機感を煽る表現が多くなりがちです。

「このままだと人生終わる」→「だからこの教材を買え」──そんなパターンを見たことはありませんか?

過去には、与沢翼氏のようなインフルエンサーが「甘い言葉」で注目を集め、大勢の人が高額商材に手を出して後悔したという事例もあります。

情報の背後に「誰かの利益」があるときは、特に注意が必要です。

根拠のない意見に惑わされない

ジョン・K・ガルブレイスの『大暴落1929』という書籍に、こんな一文があります:

もっとも市場についてあちこちで話されることの大部分は、昔もいまも往々にして実態とかけ離れているものだから、よく気をつけなければいけない。そもそも人間は知っていることばかり話すのでもなければ、知らないことばかり話すのでもなく、知っているつもりだがじつは知らないことを話すことが多い。

『大暴落1929』ジョン・K・ガルブレイス 村井章子訳 日経BP社 2008年9月 p127

とくに掲示板やコメント、Twitterなんかは、「ホラ吹きがまた何か言ってる 笑」くらいのスタンスで見たほうが良いです。

理由は、主張に根拠がない場合が多いからです。

自分が知識のない分野については、他人のコメントを見て「なるほど」と思ったりしますが、自分の専門分野についてのコメントを見ると、「テキトーなこと言ってるな」と思うことがほとんどです。

つまり、コメントやTwitterなんかは、知ったかぶりの人が、知らない人に対してドヤっている場所なのです。

とくに、Yahooコメントなんかは「自称専門家」の集まりです。

政治に対するコメントなんかはとくに顕著ですが、ネットには、「自分が誰よりも賢いと思っている人」が溢れています。

こういう人たちの意見を真に受けて、リアルの世界で話すと恥をかくのでやめたほうが良いです。

書籍や、自分の体験から情報を得る

正しい情報にたどり着く

ではどんな情報収集がベストか?

やはり、自分で体験して、
見て聞くのが一番です。

たとえば、「YouTubeはもう稼げない」「ブログはオワコン」というような情報を目にしたとします。

こういった情報を見るとやる気をなくしますが、必ずしも正しいは言えません。

その人が稼げないだけであって、
あなたは稼げるかもしれないからです。

結局のところ、自分でやってみないと実態はわかりません。
成功できるかどうかは、あなた次第なのです。

もう一つは「信頼できる書籍から学ぶ」ことです。

もちろん、本にも偏ったものや陰謀論もありますが、時間をかけて編集された本には、ネットにはない深さや背景があります。

情報の正誤を判断するには、反対意見にも目を向けることが大切です。

多角的に見る力を養えば、自分の頭で考えられるようになります。

まとめ

インターネットは非常に便利ですが、一方で、情報の取捨選択ができないと、嘘の情報に影響を受けてしまいます。

自分が影響を受けるだけならまだしも、嘘の情報を根拠に、誰かを攻撃してしまうかもしれません。

有名人の「炎上」なんかは、伝聞によって、どんどん騒ぎが大きくなっていきますよね。

これからの時代に必要なのは、
「ネットの意見を間に受けない力」です。

冷静に、慎重に、そして柔軟に情報と付き合っていきましょう。

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