コロナの影響による経済ダメージは依然として深刻です。
業界によってはむしろ売上があがっているところもありますが、アパレル業界や飲食、旅行観光業などでは大変な状態が続いています。
コロナによるアパレル、飲食、旅行業のダメージは深刻

最近では街中の人出がコロナ前の状態に戻りつつありますが、グループや団体での飲み会はまだ推奨されていないため、居酒屋などはお店によってはガラガラです。
旅行観光業は言わずもがな、国内旅行はGo Toキャンペーンの影響で少し盛り上がっていますが、海外に行くのはリスクが高いし、海外からの観光客も来ていないです。そのため、旅行業界や航空業界では非常に厳しい状態が続いています。
とくに航空業界に関しては固定費が高めというのもあるので、かなりまずい状況なんじゃないかなと思います。
アパレル業界も大手が倒産するなど厳しい状態が続いています。アパレル業界が苦境に陥っているのは、コロナの影響で皆が外出を控えるになったからです。また、在宅勤務などが増えたというのも一因です。
「あれっ、洋服いらなくない?」ということに気付いたんですね。
苦しい業界では雇用控えが起きている

利益がないのに人を雇うことはできないので、苦しい業界の中では雇用が控えられています。
旅行観光業に関しては関係者の知り合いがいないためわかりませんが、飲食、アパレルに関しては、緊急事態宣言を機に求人募集の多くが消滅したようです。
大学生のアルバイトの定番は居酒屋ですが、居酒屋の求人もかなりの数が減ったようです。
今の大学生はすごく気の毒です。
遊べない、アルバイトもできない、友達とも会えない。
もしも自分が同じ状況だったら需要のある業界に移動する

今苦境に陥っている業界は、
今後より厳しい状態に陥る可能性があります。
安全で効果抜群のコロナワクチンができて、一瞬にして問題が解決すれば、政府の後押しもあって劇的に状況が改善するかもしれません。
ただ、それは全てが良い予想に進んだ場合の話です。
人生にはたくさんの誤算があります。
コロナの問題が解決するまでには、あまりにも多くの障害があります。
そう考えた時に、未来を予測するのであれば、「苦境にある業界に身を置いておくのはマズい」と考えるのは合理的だと思います。
もしも私が、
「アパレル、飲食、旅行業で働く20代」だったら確実に転職します。
べつに30代でも40代でもいいのですが、20代の場合、未経験転職が非常に簡単なので、迷わずに転職します。具体的にはテレワークができる業界、好況な業界に転職します。
情熱が移動の判断基準
ただ、もちろん誰もが移動するべきだとは思いません。
いくら苦境といっても、洋服屋から店員さんがいなくなったり、パイロットが一人もいなくなったら困りますもんね。
転職の判断基準は情熱です。
その業界を愛しているか、その仕事を愛しているか。情熱が判断基準に使えます。
仕事への情熱があれば、どんな時でもできることはたくさんあります。でも情熱がないなら、クビや会社が倒産する前に別の業界に転職したほうが良いと思います。
仮に倒産やクビを避けられても、苦境に陥っている業界では、ボーナスなしや減給などがある可能性が高いです。愛していない仕事で減給とか最悪じゃないですか?
未来を見据えて環境を変えよう

「たぶん何とかなるから動かなくてもいいだろう」
楽観的に物事をとらえる図太さも時には必要ですが、もしもそうならなかった時に大変です。人生には誤算が付き物なので、常に保険をかけておくのが一番です。
今の日本の状況に対して私は、長期的には未来は良くなると信じていますが、短期的にはものすごく悪くなると考えています。
だからもしも私が、
「アパレル、飲食、旅行業で働く20代」だったなら確実に転職します。