プログラミングよりも法律と税金を義務教育化したほうが人生の役に立つ

青山

誰もが「法律」と「税金」についてちゃんと勉強するべきです。

目次

法律と税金は人生に直結する

まだまだ人生経験の浅い私ですが、
「法律」と「税金」の知識の有無ほど、人生に直結するものはないと考えています。

我々は、法治国家に生きているので、
様々な場面で、時に縛られ、時に守られ生活しています。

また、税金に関しても、
社会に出て働くようになれば、問答無用で支払い義務を負います。

たとえば、
ちょっとスーパーで飲み物を買うだけでも、「消費税」という税金を支払う必要があります。

このように、
望む望まないに関わらず、私たちは「法律」と「税金」の世界で生きているのです。

「法律」と「税金」については、
「知っているかどうか」というただそれだけのことで、人生が大きく変わります。

たまに芸能人が事務所との裁判トラブルに巻き込まれていますが、契約時に契約書にちゃんと目を通さなかったことが、トラブルになった原因なのでは?と思ったりします。

芸能界のことはわかりませんが、
たとえばあなたは、普段しっかりと契約書に目を通しているでしょうか?

  • 家を買うとき、借りるとき
  • 会社に入社するとき
  • 個人で仕事を受注するとき

日常には契約を結ぶ場面が多くありますが、多くの場合、プロがバックにいたり、知識のある側に有利な条件が提示されます。

税金にしても同じです。

とくに意識しないかもしれませんが、
会社員の場合、とくに何も言われず、毎月の給料から一定額が税金として引かれていきます。

たまに芸能人の脱税がニュースになることがありますが、あなたは、「なぜたくさんお金があるのに隠したりするのだろう?欲張りだな」と思ったりしませんか?

所得税は累進課税(収入の額に比例して高くなる)方式をとっているので、通常、収入が多ければ多いほど、たくさん税金を支払わなければなりません。

会社員として働いていて、
毎月数万円程度引かれるくらいであれば許容範囲かもしれませんが、月の収入額が何百万円、何千万円になると、支払う税金も相当な額になります。

そのため、
収入の多い人たちは支払う税金をコントロールしようと頭を使うのです。

あなたのまわりにいる、いつもニコニコしている社長のおじさんは、みんなに奢ってくれた夕食代の支払い時に、必ず領収書をもらっていませんか?

たとえば風俗だって、
領収書を発行してもらうことができます。

一体誰がいつその領収書を使うのだろう?と不思議ではありませんか?

「法律」や「税金」は私たちの人生の様々な場面に存在して、知識のある人たちに利用されています。

知識のある人たちが、
彼らだけで楽しくやっていれば良いのですが、私たちは時々、意図せず彼らの舞台に巻き込まれてしまいます。

ですから、
私たち自身も知識という武器を身につけるべきなのです。

法律や税金の授業はない

「法律」や「税金」は人生に直結するという考えは、誰もがご納得していただけると思います。

「じゃあ中学校、高校とかでみんなに教えたらいいんじゃない?」という話になりそうですが、現実はそうなっていません。

学校で教えない理由はたくさんあると思いますし、私は教育者でもなんでもないのでそれについてとくに述べることはありません。

一つ言えることは、
自分で学ぶことはできるし、家で教えることもできるということです。

あなたがまだ社会に出ていない学生なら、たくさんの勉強時間があると思います。社会人であっても、独学で学ぶことはもちろん可能です。

あなたがお子さんと暮らしているなら、子どものために教えるという選択肢もあります。

教えてくれなかったことにガミガミ言っても仕方ないので、自分で学びましょう。

基本的に契約書は提出側の有利になるように作られている

スマートフォンの契約や雇用契約など、
日常的に契約の場面はたくさんあると思いますが、基本的に契約者は提出者の有利になるように作られています。

有利になるというと少し語弊がありますが、
何かあったときに、提出側が不利にならないように作られています。

相手が企業の場合には、
法律の専門家と長い時間協議して作られたものである場合が多いため、抜け穴がないように完璧に作られています。

あなたの勤めている会社の雇用契約や企業ルールなどを見てみてください。

一方的な言い分ばかりが書かれていて、少し会社が嫌いになるかもしれません。

世の中には「性善説」「性悪説」といった考えがありますが、契約書の場合には、「性悪説」の前提で確認した方が良いです。

ただ、
雇用契約書などはトラブルになった場合の防衛手段のための意味合いが強いので、ほとんどの人にとっては問題ないかもしれません。

とは言いつつ、
何があるか分からないので、契約書にはしっかりと目を通しましょう。

そして納得いかなかったり、不明点がある場合は話し合いましょう。

内容を確認せずに契約して何かあったときに、
「ちゃんとサインしたじゃん?」と言われたら最悪です。

まとめ

「法律」と「税金」は人生に直結するが学校の授業にないため、自分でしっかりと学びましょうという話でした。

個人的には、
子どもにプログラミングを学ばせるよりも、「法律」と「税金」を学ばせた方がはるかに良いと思っています。

つまんなくてみんな寝ると思いますが。

私は法律や税金の専門家ではありませんが、宅建士を取ったり、簿記や税金の資格なども取ったりしています。

大学では、
会計や法律について勉強しました。

税理士を目指そうと思ったこともあります。

確定申告も自分で行っています。

何かトラブルがあったときはプロに頼む必要がありますが、そもそもトラブルが起きないように契約書の内容を理解できる頭や、自分の生活に関わる「法律」や「税金」について最低限知っておくことは大事です。

そういえば、子どもの頃、
ドラマ『カバチタレ』が大好きでした。

『カバチタレ』は行政書士事務所が舞台の法律ドラマです。

悪い人たちの被害を受けた人たちを、法律を武器に守る物語です。

子どもの頃の私にとって、
法律を武器に戦う『カバチタレ』の登場人物はヒーローでした。

ちなみに、
『カバチタレ』の香里奈さんは神がかっていました。今もお綺麗ですが。

「法律」や「税金」で困った経験がないと、「本当に大事なの?」と疑問がわくかもしれません。

でも、おそらく長いと思われる人生の中で、
「法律」と「税金」の知識ほど必要性の高いものはない、といっても過言ではないです。

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