「人生を変える1冊」を効率的に見つけるための2つの方法

「人生を変えるくらい衝撃的な一冊に出会いたい」

この記事では、普段あまり本を読まない方が、効率的に「人生を変える一冊」を見つけるための方法を書いていきます。

目次

人生を変える1冊の見つけ方

人生を変える一冊を効率的に見つける方法は2つあります。

  • ベストセラーを読むこと
  • 尊敬している人・なりたい人がオススメしている本を読むこと

それでは深堀していきましょう。

そもそもの話ですが、人生を変える一冊とはどういった本のことを言うのでしょうか?

私が考える人生を変える一冊は、言葉通りで申し訳ないですが、その一冊を読んだことによって人生が変わる一冊のことです。

言葉通りなのですが、もう少し掘り下げていくと、「変える」という言葉には、どのくらい変化したのか?というレベルも存在します。

たとえば、「猫背改善の本」を読んだとして、その本に書かれている教えに従って結果的に猫背が改善されたのなら、「猫背改善の本」は人生を変えた一冊となります。

こういうレベルの改善であれば、頻繁に起こり得ます。

ですが、私たちはふつう、「猫背改善の本」を指して、「人生を変えた一冊」とは言いません。

どちらかと言うと、「人生を変えた一冊」というのは、もっと高いレベルで人生を変えた一冊のことを指すと思います。

高いレベルで人生を変えるというのは、猫背改善のような日常的なことではなく、その後の人生の指針を決定づけるような、価値観の変化のことを指します。

たとえば「人生はクソだ」という価値観を持っている人が、ある一冊の本に出会ったとします。

彼は「人生はクソだ」と思っているので、いつも無気力で、酒に溺れる毎日を送っていました。

そんな彼が、ある一冊の本を読んだ結果、「人生は素晴らしい」という価値観を持つようになったとします。

「人生は素晴らしい」という価値感に変わった結果、彼の生活態度はそれまでとは一変し、酒を断ち、何事に対しても積極的に挑戦するようになりました。

この場合、ある一冊の本は、彼の人生を変えたと言えるのではないでしょうか。

たった1冊の本が人生を変えることはあるのだろうか?

ですが気になることは、実際のところ、「人生を変える一冊は存在するのか?」ということですよね。

私は、人生を変える一冊は存在すると思います。

実際に私自身、本によって人生を変えてきた人間です。

たとえば、私が学ぶことの楽しさに気付いたり、勉強とは本来楽しいものなのだと気付くキッカケになったのは、一冊の本でした。

その本は、高校生の頃に読んだゲーテの『若きウェルテルの悩み』です。

世界史を勉強していた当時の私は、ある時こう考えました。

「勉強がつまらないのは、ただ暗記しているだけだからなんじゃないか?」

この疑問を解明すべく、私は教科書の中にあった無機質な文字列たちを拾い上げ、それに興味を吹き込もうと試みました。

具体的には、教科書にあった「ゲーテ」や「エミール・ゾラ」といった人物たちが書いた本を読んだのです。

彼らの本を読んだ結果何が起こったかというと、それまではただの文字列に過ぎなかった教科書の中の「ゲーテ」や「ゾラ」といった文字列たちは、私の好きな作家の名前に変わりました。

「世界史っておもしろい」と私が思うようになったのは、ゲーテの『若きウェルテルの悩み』を読んだからです。

それまではただの暗記物の教科に過ぎなかった世界史が、興味の対象に変わったのは、一冊の本のおかげでした。

そしてこの時の「学ぶことは楽しい」という価値観は、高校を卒業して大人になった現在でも持ち続けています。

なので、私の経験から言えることは、「人生を変える一冊は存在する」という答えになります。

人生を変える1冊を効率的に見つける方法

それでは、人生を変える一冊を見つけるための具体的な方法について考えていきましょう。

上にも挙げましたが、人生を変える一冊を見つけるための方法は下記です。

  • ベストセラーを読むこと
  • 尊敬している人・なりたい人がオススメしている本を読むこと

それでは詳細を書きます。

1.ベストセラーを読もう

人生を変える一冊を効率的に見つける方法の一つは、ベストセラーを読むことです。

売れている本は、基本的に間違いがないです。

売れている本が必ずしも人生を変える一冊になるわけではありませんが、人生を変える一冊になる可能性が高いことは確かです。

売れている本には必ず売れている理由があって、それは本の中身の良し悪しではなくマーケティングの結果の場合もありますが、少なくとも、「この本最悪」という本に当たる可能性は低いです。

ベストセラーの中でも、とくに長い期間にわたって読み継がれている本はまず間違いがないです。

たまに、ベストセラーは読まないという尖った価値観を持っている人もいますが、非常にもったいないです。

効率的に「人生を変える一冊」を見つけたいなら、売れている本を積極的に読みましょう。

人生を変える一冊とは少し話が逸れますが、

たとえば海外ミステリーでおもしろい本を探そうと思ったら、聞いたこともないような人の本を手に取るよりも、コナン・ドイルの「シャーロックホームズシリーズ」や、アガサ・クリスティーを読んだほうが良いです。

時間やお金が有り余っている人であれば別ですが、そうでなければ、より確率の高い方を選ぶほうが良いと思いませんか?

2.尊敬する人・なりたい人が読んでいる本を読もう

もう一つの方法は、尊敬する人・なりたい人が読んでいる本を読むという方法です。

あなたには尊敬できる人、なりたい人がいますか?

それは芸能人かもしれないし、会社の上司かもしれないし、ネット上の直接会ったことのない誰かかもしれません。

彼らが、「この本はオススメ」と言っている本があったら、迷わず読んでみることをお勧めします。

なぜなら、人が誰かにオススメする本というのは、その人が普段たくさん本を読む人であればなおさらですが、厳選された本である可能性が高いです。

世の中にはつまらない本がたくさんあり、本をたくさん読む人というのは、そういうつまらない本をたくさん読んできています。

その人がすごく性格の悪い人なら、意図的につまらない本を推薦するかもしれませんが、そもそもそんな人尊敬の対象にしないですよね?

たくさん本を読んだうえで、誰かに「この本はオススメ」とアドバイスしてくれる人は、言ってみれば、つまらない本、時間を無駄にする本をフィルターにかけてくれる素晴らしい人です。

なので、尊敬する人、なりたい人がオススメしている本を読むのは非常の効率的な方法です。

あとは、本というのは読んだ人の思考に大きな影響を与えるので、尊敬する人、なりたい人が読んでいる本を読むと、その本の中に普段の言動の片鱗が見て取れたりします。

その人に近づくためにも、その人がオススメしている本を読むということは、理にかなっているのです。

まとめ

人生を変える一冊を効率的に見つけるための方法は2つ。

  • ベストセラーを読むこと
  • 尊敬している人・なりたい人がオススメしている本を読むこと

あとは、若干主旨とズレるので入れませんでしたが、「速読×多読」ができるようになれば、価値のある本を見つけるスピードがものすごくあがります。

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