【詐欺も横行?】Amazonマーケットプレイスで商品状態が悪い、届かない場合の返品方法

  • Amazonマーケットプレイスで商品を買ったけど、商品状態が記載と異なるため返品したい
  • Amazonマーケットプレイスで商品を買ったけど、待てど暮らせど商品が到着しない
  • 記載されている商品状態は信用しても大丈夫か

Amazonマーケットプレイスって、新品の商品よりも安い値段で買えるので、中古商品が気にならない人にとってはお得ですよね。

私は普段大量に本を購入するため、一冊一冊の価格をできるだけ抑えたいと思っています。

そのため、よくAmazonマーケットプレイスを利用します。※正確には「していました」

でもマーケットプレイスって、本当に商品が届くのかとか、記載通りの商品状態なのかとか、不安になったりしますよね。

この記事では、マーケットプレイスを10年近く利用している私が、「マーケットプレイスの商品状態は信用できるのか?」、「万が一トラブルに遭った場合にどうすればよいのか?」という点について書いていきます。

商品については「本」を想定していますが、他の商品も基本同じはずです。

目次

Amazonマーケットプレイスはお得だけどリスクもある

Amazonマーケットプレイスは危険?

「Amazonマーケットプレイス」とは、AmazonというECプラットフォームを通して、出品者である個人や法人と消費者をつなぐサービスです。

出品者はAmazonという、巨大かつ信用性のあるプラットフォームで集客ができますし、消費者は、複数の出品者の商品を一目で比較することができます。

シンプルですが非常に良くできたサービスで、
瞬く間にサービスが拡大していきました。

ただ、私の感覚ですが、2017年2018年頃くらいから、「商品が届かない」「非常に良い」の記載があるのにボロボロの本が送られてくるといったトラブルに遭うことが多くなりました。

10年くらい前から利用していますが、それまではとくにトラブルに遭うということはありませんでした。

「思っていたより状態が良くない」商品が送られてくることはありましたが、少なくとも「そもそも商品が届かない」みたいなことはありませんでした。

商品が届かないリスク

「元々存在したが、たまたま当たらなかっただけ」かは不明ですが、先ほど書いた通り、2017年くらいから、「商品が届かない」みたいなトラブルに遭うことが増えました。

  • 「商品を発送しました」とメールが来たのに、いくら待っても届かない
  • 長い時間待たされた結果、先方からキャンセルされる

ネットで調べたかんじだと同じような経験をしている方がいて、どうやら同じ業者の仕業のようです。

同じ業者といっても、全てが1社の仕業というわけではなく、複数存在しています。

記載されている商品状態と異なるリスク

中古商品の場合は仕方ない面もありますが、「届いた商品」と「記載の商品状態」が異なるリスクも存在します。

たとえば、「非常に良い」と記載があるのに、「表紙がボロボロ」だったり、「書き込み多数あり」といったケースです。

これらを完全に避けたいのなら、「じゃあ新品を買いましょう」という話になるので、多少は妥協する必要がありますが、業者によっては意図してやっている節があるので、文字状情報でしか判断できないマーケットプレイスでの購入は少しリスクです。

信用できる業者は非常に少ない

ハッキリ言って信用できない

これまでに何千レベルの本をAmazonマーケットプレイスで購入してきましたが、ハッキリ言って、信用できる業者は非常に少ないのが現実です。

とくに最近は、
ひどいです。

  • 注文を受けてから本を仕入れる業者が存在する(おそらく)→本が手に入らないとキャンセルされる
  • 発送したとメールが来るが、届かない→詐欺業者
  • 意図してか、ミスかは不明だが、記載の商品状態と大幅に異なる商品を送ってくる
  • 商品価格を異常に下げて安く見せているが、送料を異常に高くしている

Amazonマーケットプレイスの中で私が信用している業者は、現状では以下2社のみです。

  • ネットオフ
  • バリューブックス

2社とも、商品状態は定型文のような文章ですが、商品買取の際にちゃんとチェックしているのか、「非常に良い」は実際に「非常に良い」ケースが多いです。

どちらも発送が早く、
商品状態が記載と異なった場合には、
素早く返金対応してくれます。

商品状態「非常に良い」以下は避ける

Amazonマーケットプレイスで、比較的きれいな商品を購入したいと思ったら、「非常に良い」以下は購入NGです。

Amazonにはコンディションガイドラインというものがあり、ガイドラインに沿って商品状態が決定されます。

ですので、たとえば「良い」の状態の本を買い、書き込みがあっても、ガイドライン的には妥当です。

使用されていても、きれいな状態の商品。ページとカバーが完全な状態で(該当する場合、ダストジャケットも含む)、背表紙に多少の傷が見られる商品。半分以下のページに書き込みや線引きがある商品。蔵書印が付いている商品。

https://sellercentral.amazon.co.jp/gp/help/external/200339950

そのため、届いた商品に対して「納得いかないんだけど」と怒っても、「いや、ルールですから」と言われるだけです。

しかし、「非常に良い」の場合は、
以下のような記載があります。

使用されているが、非常にきれいな状態の商品。ページも完全な状態で、書き込みや線引きがない商品。背表紙にも傷がない商品。

https://sellercentral.amazon.co.jp/gp/help/external/200339950

ですので、届いた商品がボロボロだったり、書き込みがあったりした場合、「ちょっとどういうことですか?」と主張することができます。

商品状態に関しては、基本的には「性善説」ではなく「性悪説」の考え方でいきましょう。

そのため、きれいな状態の商品を望むのなら、「非常に良い」を選択し、返品の選択肢を持っておくべきです。

違和感がある場合は避ける

トラブルを避けるもう一つの方法は、違和感のある業者を避けるということです。

たとえば、次のようなことです。

  • 口コミの評価が悪い→悪い口コミを消している?業者もあるようなので、比較的最近の口コミなどを参考にした方が良いかも
  • 同じ商品、同じ料金、同じ文章なのに、商品状態が異なる業者が複数ある
  • 何かがあった時の「逃げ」とも取れるような文章を掲載している
  • ネットで社名を検索すると、トラブルに遭っている人の報告が多数ある

トラブルに遭った場合の対処方法

泣き寝入りはNG

万が一トラブに遭った場合には、
徹底的に抗戦しましょう。

絶対に泣き寝入りしてはダメです。

自分が損しますし、「これも人生経験、仕方ないか」と受け入れてしまうと、詐欺業者が得をして、同じことをずっと繰り返します。

商品が届かない場合

いくら待っても商品が届かない場合には、クレームを入れましょう。

消費者としての正当な権利です。

私は子どもの頃にオークション詐欺に遭ったことがあるのですが、毎日毎日学校帰りに「今日は届いているかな?」と郵便ポストをチェックしていたことを、今でも覚えています。

買い物って楽しいことだと思うので、その気持ちを利用してお金を騙し取ろうみたいな奴は大嫌いです。

まずやることは、
出品者に連絡することです。

マーケットプレイスの商品の配送については、発送から到着予定までの幅がある程度長く取られていたり、注文してから仕入れるような業者も存在するため、普通の通販の配送と同じに考えないほうが良いです。

具体的に何日とは言えませんが、
発送や到着が多少遅くても、
少し待ってみましょう。

発送に関しては、5営業日以内くらいに発送されないと「遅い」と言えるかもしれません。

配送に関しては、到着予定日が設定されるので、とりあえずそこまでは待ってみましょう。

それでも届かない場合には、
「出品者に連絡」です。

出品者への連絡

アカウントサービス>注文履歴>配送状況の確認

スマホ版(ブラウザ、アプリ)、パソコン版で仕様は異なりますが、どの場合でも「注文履歴」からいけます。

問い合わせ内容は「商品が届かない」という事実を伝えればOKです。

※「出品者に連絡」をクリックすると、Amazonチャットサービスが開きますが、指示通りに進めて、「こちらで問題は解決されましたか?」の質問に「いいえ」と答えると、出品者に連絡可能です。

意図しないトラブルの場合には、
すぐに返信が来るはずです。

逆に、詐欺業者の場合には返信が来なかったり、問題が解決しなかったりする場合もあります。

その場合は、「Amazonマーケットプレイス保証」を申請しましょう。

マーケットプレイスでトラブルに遭った場合の保証で、お届け予定日を過ぎているのに商品が届かなかったり、出品者に連絡したのにも関わらず返信がなかったりする場合に、返金対応してもらえます。

「出品者に連絡」から出品者にメーセージを送る際に、「解決しなかったらAmazonに連絡してください」みたいな案内が表示されると思うので、その指示に従いましょう。

商品状態が記載と異なる場合

届いた商品の状態が、記載情報を大幅に異なる場合にも、返品・返金対応してもらうことができます。

具体的な方法は、
「商品が届かない場合」と同じです。

※パソコン版だと注文履歴に「商品の返品」ボタンがありますが、スマホ版だと「出品者に連絡」のみしか表示されないかもしれません。ただ「出品者に連絡」からメッセージを入れても返品可能です。

実際の返品・返金対応などは、
業者によって異なります。

  • 商品画像を撮影して送るケース
  • メッセージ一本ですぐに返金してもらえるケース(返品なし)
  • 商品を返品次第、返金のケース

経験上は、メッセージ送信後にすぐに返金、「商品は捨てるでもなんでもOKですよ」のケースが最も多いです。

「Amazon管理、発送」の商品については、返品確認次第の返金で、配送業者の手配までしてくれます。

最近は使わなくなった

マーケットプレイスは微妙

Amazonマーケットプレイスについて書いてきましたが、私自身は、最近はAmazonマーケットプレイスの利用は極力避けるようにしています。

これまで書いてきた通り、詐欺業者、詐欺とまでいかなくても、商品管理が杜撰、顧客を大切にしない、少なからず悪意を持った業者が多いと感じているからです。

  • そもそも商品が届かない
  • 「非常に良い」なのにボロボロの本、書き込みだらけの本が送られてくる

返金対応してもらえるとはいえ、面倒ですからね。

あとは、2017年くらいにAmazonの手数料の変更によって、本の配送料が257円から業者の自由設定になったという理由も大きいです。

2017年というと、私が「詐欺業者がマーケットプレイスに入ってくるようになった」と感じようになった時期と同じです。

このへんは何か関係があるような気がしています。

元々は送料が257円だったので、そこまで気にしていなかったのですが、送料自由化によって、最低でも350円〜くらいから、結果的にあまり「お得度」を感じなくなったというのも大きいです。

送料込みで新品を超える料金設定をしている業者もたくさんいて、バカなのかなと感じるようになりました。

新品で購入してもほんの数百円しか変わらないとなると、わざわざリスクのあるマーケットプレイスで買う理由がなくなります。

よって、書店で本を購入することが多くなりました。

あとは、「メルカリ」「ブックオフ」もよく利用します。

メルカリもネット販売ですが、商品写真が比較的充実しているのと、「悪い評価をつけられたくない」という動機が働くため、「大幅に状態が異なる商品を送る」みたいな人は少ないように感じます。

今のところ、メルカリでトラブルになったことは一度もないです。

ブックオフに関しては、状態や本の内容も確認できるため、運よく探していた本が見つかった場合にはラッキーですね。

ただ、ネットや、検索機のある書店と比べて、本を探すのが面倒というのと、住んでいる地域によっては、「そもそもブックオフがない」「あるけど小型店舗しかない」みたいなケースもあると思います。

「ブックオフマニア」の私は、観光や旅行、買い物などに行った際に、掘り出し物を見つけるためにその地域にあるブックオフを必ず覗くのですが、都内だと、「新宿店」「池袋店」「西五反田店」が最強店舗だと思っています。

まとめ

Amazonマーケットプレイスについては以上です。

この記事で伝えたかったことは、以下2点です。

  • 違和感のある業者からは購入しない
  • トラブルに遭った場合には、絶対に泣き寝入りせずにに解決する
WebFight
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