「一発屋」という言葉は、
一般的に悪いイメージで使われます。
とくに、芸人などに使われるケースが多いですね。
ただ、現実の世界では、
一発でも成功できれば十分です。
なぜなら・・・
一回でも成功できれば十分

人生では、一回でも成功できれば十分です。
なぜなら、一回でも大きく成功できれば、それまでの負けをすべて取り返せる可能性が高いからです。
たとえば、投資の世界では、1案件でも当てれば、元が取れると言われています。
ベンチャーキャピタルと呼ばれる、未上場スタートアップへの投資などによって稼ぐ企業は、たくさんタネを撒いて、そのうちの1社でも成功すればOKというようなビジネスモデルです。
圧倒的成長を遂げるスタートアップ企業のことを「ユニコーン企業」と呼ぶのですが、たとえば、ちょっと前に話題になった民泊の「Airbnb」などは、上場を果たし、投資したベンチャーキャピタルに圧倒的な利益をもたらしました。
【完全解説】Airbnbの資本政策からみえた、10兆円企業の本質
ちなみに、「Y Combinator(Yコンビネーター)」や、「Sequoia Capital(セコイア・キャピタル)」、「Founders Fund(ファウンダーズ・ファンド)」など、名だたる投資企業が投資参画していたようです。
たとえば、歌手やお笑いにしても、
一回でも成功できれば、
大金を稼ぐことができます。
それに、芸能界に限らずですが、
たった一回すら成功できない人がほとんどです。
ですので、たった一回でも成功できたら、
非常に価値があると言えます。
成功した後、どう生きるか

そもそもたった一回成功することが大変ですが、仮にたった一回成功したとしてです。
大事なのは、成功した後どうするか?です。
メンタリストのDaiGoやホリエモンのように、一度成功した後に、その成功を維持し続けられる人たちもいます。
一方で、「一発屋」と嘲笑される芸人のように、「月収が大幅ダウンしてアルバイト生活」のような人たちもいます。
芸能界の話だけじゃなくて、たとえば私の知人にも、20代で月収100万円以上だったのに、高いマンションに住んで毎日飲んでたら、気づけば貧乏生活のような人もいます。
成功すると、人は天狗になったり、「これまでの我慢」とばかりに調子に乗ったりしますが、そんなことをしていたら、いずれ落ちるだけです。
スリムクラブの内間さんが番組の企画で、35年の住宅ローンを組んだといった話題がありましたが、ちょっと余裕があるからといって、お金の使い方を大きく変えるのはNGです。
というか、芸人とかフリーランスとか、浮き沈みの激しいジョブスタイルで、35年ローンとかあり得ないです。
スリムクラブ内間、住宅ローン破綻危機に「買わせたテレビ側の責任は?」の声
内間さんは番組の企画だから仕方ないかもしれませんが、こういうことをやる人は、たった一回の貴重な成功を無駄にしてしまいます。
宝くじに当たった人の人生が、その後メチャクチャになってしまうという話もありますが、一攫千金だけを夢見て、その後の計画のない人がお金を持っても、また0に戻るだけです。
成功し続けている人は、お金が入る前から、消費のことだけじゃなく、必ず投資のことも考えています。
最近は、芸人?でも中田敦彦さんのように、金融に詳しい人が投資について発信をしているので、今後は若い人のなかにも、「一発当てて引退」を目指す「投資芸人」のような人が出てくるかもしれませんね。
まとめ
何をもって成功とするかは難しいですが、経済的な成功という意味では、「成功者は全体の5%」とよく言われています。
つまり、ほぼすべての人が成功できずに終わるということです。
そう考えると、たった一回でも成功できたらラッキーですね。
「失敗してはいけない唯一の瞬間は、最後に挑戦する時だ。」
https://youtu.be/STrkHVK-x-c
by フィル・ナイト(ナイキ創業者)