「独学でスキルを身につけたい」
「でも孤独すぎて続かない」
そんな悩みを抱えていませんか?
今は、ネット環境さえあれば何でも学べる時代。
だけどその反面、「一人で学び続ける難しさ」に直面する人も少なくありません。
この記事では、独学のリアルな“しんどさ”と、向き・不向きの判断基準、さらに独学を続けるための工夫まで、実体験をもとにお届けします。
「孤独ゆえに濃く、そして濃いがゆえに強い」
ドラマ『ドラゴン桜』(2005年)内のセリフ
独学は、孤独であり、そして先が見えない

独学最大の壁は、孤独です。
ひとりで参考書に向き合い、ひとりで悩み、ひとりで乗り越えていく。これが基本です。
たとえば、私がプログラミング(PHP)を独学していたときのことです。
エラーの原因がわからず、何時間も悩み続けて、それでも中々答えにたどりつけなかった時、「自分は何をやっているのだろう?」と、ひとりぼっちの部屋で泣きたくなりました。
誰にも聞けない。
進んでいるのかすらわからない。
それが独学です。
「孤独に耐えられるか」が、独学継続のカギ

スクールや塾には「教えてくれる人」「同じ目標を持つ仲間」「明確なカリキュラム」があります。
一方、独学にはそれがありません。
自分のモチベーションが尽きたら、そこで終わりです。
だからこそ重要なのが、自分が独学に向いているかどうかを早めに見極めることです。
あなたは独学に向いてる?4つの診断チェック

自分が独学に向いているかチェックしましょう。
1. 孤独に強い(YES/NO)
ひとりで黙々と取り組むのが苦にならないタイプ。
誰かと話さなくても気にならないなら、向いています。
2. 忍耐力がある(YES/NO)
すぐに結果が出なくても淡々と続けられる。
「今日は何も進まなかった…」という日があっても、やめずに机に向かえる人。
3. 問題解決が好き(YES/NO)
わからないことがあると、つい検索して調べたくなる。
あれこれ試行錯誤するのが苦じゃない人は、独学向きです。
4. 自律性がある(YES/NO)
「今日は2時間やる」と決めたら、スマホも触らずにやりきれる。
習慣を自分で作れる人は、強いです。
いくつ当てはまりましたか?
- 3個以上 YES → 独学向き。自分なりの学習スタイルを築けるタイプです。
- 1〜2個 YES → 工夫すれば可能。環境を整えることで継続できます。
- 0個 YES → スクールや学習コミュニティとの併用がおすすめです。
独学を続けるために必要な3つの工夫
では、独学を続けるにはどうすれば良いのでしょうか。
1. ゴールを“見える化”する
「なぜこれを学ぶのか?」「いつまでに達成するのか?」を紙やアプリで明確にしましょう。
→例:「3ヶ月後にWeb制作の副業で月3万円稼ぐ」
2. 進捗を“記録”する
毎日の学習内容・時間・感想をメモやSNSに残すことで、客観的に自分の成長が見えます。
→Notion・日記・X(旧Twitter)などでOK
3. “外部リソース”を活用する
わからないときは、ネットの力を借りましょう。
Google検索・ChatGPT・YouTube・Q&Aサイトなどは心強い味方です。
独学のコツをつかむと、恐いものがなくなる

独学の最大のメリットは、独学によって何かをマスターするコツを習得すると、恐いものがなくなるということです。
生きていると、わからないことってたくさんあると思います。
仕事をしていても、新しく学ばなければならないことがあると思います。
たとえば銀行で働いている人が、普段の仕事で預金窓口の担当をしていたとします。
そして部署移動になった時に、
株式を扱う必要が出てきたとします。
その時に、自主的に勉強するのが嫌だと思っている人たちは、「めんどくさい」と考えるかもしれません。
自分で学ぶ方法を知らないから、会社の研修に頼ったり、「誰かが教えてくれるのを待てばいいや」と考えたりします。
そしてちゃんと教えてもらえないと、「会社が悪い」などと言い出したりします。
でも自主的に学べる人、独学をマスターしている人たちは、新しいことを学ぶときに人任せにしません。
独学で何でも学べると知っているので、
自主的な勉強で習得します。
そういう人たちは、新しいことを学ぶことを恐れません。
わからないことが出てくることを恐れません。
どんなことでも独学で習得できると考えられるようになると、自分の人生の選択肢が広がります。
これが独学の最大のメリットです。
まとめ:孤独を恐れず、自分に合った学び方を
- 独学は孤独で、先が見えず、つらいと感じることも多い
- 向いている人には共通点がある(孤独・忍耐・自律・問題解決)
- 向いていないなら、環境を変えるのもひとつの手
- 独学の最大のメリットは「人生を自力で切り拓く力」が身につくこと