Googleアナリティクスのアカウント・プロパティ・ビューの概念

「Googleアナリティクスのアカウント、プロパティ、ビューの意味がよくわからない」という方へ。

この記事では、Googleアナリティクスのアカウント、プロパティ、ビューの意味について説明しています。

目次

Googleアナリティクスのアカウント・プロパティ・ビューの意味

Googleアナリティクスには、アカウント・プロパティ・ビューという概念があります。

アカウントはまだしも、「プロパティとは?ビューとは?」というかんじだと思うので、簡単に説明していいきます。

まず3つの違いですが、
3つそれぞれで権限のレベルが異なります。

権限のレベルは、
アカウント>プロパティ>ビューという順に高くなっています。

「権限のレベルが高い」ということが何を指すかと言うと、「上の権限レベルによって変更された変更が、下の全てのレベルに適用される」ということが言えます。

たとえばアカウントレベルで【削除】を行うと、プロパティ>ビュー内の項目も連動して削除されます。

逆に、ビューレベルで変更した内容は、
アカウント/プロパティには影響しません。

極端な話、これだけ理解しておけばOKです。

アカウントとは

アカウントは、上でご説明したように、Googleアナリティクス内で最も高い権限レベルを持つものです。

通常、下記のように1社で複数サイトを運用をする場合には1つのアカウントで運用するケースが多いです。

【5つのWebサイトを運用する株式会社〇〇社のケース】

Googleアナリティクスのアカウントは株式会社〇〇社として作成。

プロパティレベルで5つのWebサイトそれぞれを登録。

プロパティとは

プロパティは、上のアカウントの部分にも書きましたが、Webサイト・ブログごとの管理権限という位置づけです。

GoogleアナリティクスとWebサイト・ブログを紐づけるには、トラッキングコードというものを該当のサイトに埋め込む必要があるのですが、そのトラッキングコードはプロパティごとに発行されます。

プロパティは、「+プロパティを作成」から作ることができます。

新しいWebサイト・ブログを作ったら、プロパティを作成して、トラッキングコードを発行・埋め込みという流れになります。

ビューとは

ビューの扱いは、プロパティ(1つのWebサイト・ブログ)内の中で、解析方法を変更したい時に使用するイメージです。

たとえば、ビューのメニュー内に「フィルタ」という項目があります。

フィルタ機能で何かできるかと言うと、関係者のアクセスを除外(IPアドレスによる除外設定)したり、特定のディレクトリ(〇〇.com/lpというディレクトリ構成で作ったLPのアクセスを分けて解析したい場合など)の除外設定などが行えます。

関係者アクセスの除外設定など、恒常的に設定しておいて問題ないものに関しては、上の画像にあるように「すべてのウェブサイトのデータ」(デフォルト状態)で設定してしまっても問題ないです。

ですが、場合によっては、「この設定大丈夫かな?」とか「この設定は分けて設定したい」という設定があると思います。

こういった場合にビューは力を発揮します。

(「+ビューを作成」で新たにビューを作成し、その中でカスタマイズした設定をする。)

まとめ

なんとなくおわかりになりましたか?

アカウント・プロパティ・ビューは、
簡単に言うと「権限レベル」の違いです。

アカウントの設定は、プロパティ>ビューに引き継がれる。

ですので、
アカウントの設定権限は最強です。

プロパティは、「Webサイト・ブログごとに設定する」イメージです。そしてビューは「プロパティに登録されたWebサイト・ブログの解析方法をカスタマイズする」時に使用するイメージです。

それでは、お読みいただきありがとうございました。

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