これまでに数え切れないほどのWebサイト・ブログを見てきた結果、ほんの3秒ほどでそのWebサイトやブログが失敗しているかどうかがわかるようになりました。
Webサイト・ブログが失敗するパターン

冒頭にて申し上げたように、失敗しているWebサイトやブログはだいたい数秒で「あっこのサイト失敗しているな」というのがわかります。
ブログの場合は100記事のうち1記事が秀逸であれば、99記事のマイナスをカバーできる性質を持っているため、1記事だけやTOPページだけからは判断できない面もあります。
ですがおおよそのところ、下に挙げる要素に当てはまるWebサイト・ブログは失敗しています。
- TOPページの文章や画像が抽象的すぎて何をやっている会社かわからない。
- TOPページの情報量がものすごく少ない。
- やたらデザインにこだわっていて文字情報が少ない。
- ページの読み込みがものすごく遅い。
- 新着情報が全く更新されていない。
- 漢字が多用されていたり一段落が長すぎたり、そもそも文章が読む気にならない。
上に挙げたものはどれもパッと見で判断できるものですが、このパッと見が意外に重要で、このような状態のホームページは大体失敗しています。ちなみにここで言うところの失敗とは、アクセスが全く集まらなかったり全く収益が上がらないことを指します。
TOPページの文章や画像が抽象的すぎて何をやっている会社かわからない
カッコよく見せたいのでしょうね。
あるいはそもそも自分たちですら何をやっている会社なのかがわかっていなかったり。(笑)
いや、これ冗談じゃないんですよ。
自社のことをちゃんと答えられない人って驚くほどたくさんいますよ。
たとえば企業サイトを作る時って、基本的にはUSP(他者と比較した時の強み、独自性)を押し出すのが一般的ですが、「あなたの会社の独自性は何ですか?」という質問に的確に答えられる人って驚くほど少ないです。社長でさえも・・・
フワフワした答えしか出てこないから、フワフワしたWebサイトが出来上がります。(笑)
たとえば「ターゲット層はどこですか?」という質問に対しても、「あれもこれも」という意見が出てくるから、皆に響くようなメッセージを打ち出そうとして、誰にも響かないメッセージになります。

「みんな仲良くしよう」みたいな。
TOPページの情報量がものすごく少ない・やたらデザインにこだわっていて文字情報が少ない。
Web制作会社にHPの制作を依頼する時に、「カッコいいものを」とオーダーすると、ちょっと尖ったアーティストのホームページみたいになります。(笑)
アーティストだったら全然良いと思うんですけどね。企業がそれじゃダメでしょという感じです。
きちんと反応を取りたいのならデザインで尖るのではなく、情報で尖りましょう。
ページの読み込みがものすごく遅い

たまにありませんか?
読み込みが異常に遅いWebサイト。
残念ですが、読み込みスピードが遅いWebサイトに関しては、直帰率がトンデモないことになります。みんな待てずに出ていってしまうんですね。
画像や動画を多用していたりJavaScriptなどで動きを付けたりしている場合などは、ページの読み込み速度が遅くなる傾向にあります。
SEO的にもサイトスピードはけっこう重要なのではないかと言われています。これに関しては直接的に影響していると言うよりかは、サイトスピードが遅いことによってユーザビリティが低くなる、よってユーザーの直帰率が高くなる、よってサイトに価値がないと判断されるというようなことかなと。
ちなみにGoogleから提供されているツール「PageSpeed Insight」でサイトスピードの測定ができますので、ぜひ一度はお試しを。
https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/?hl=JA
新着情報が全く更新されていない

いわゆる放置されている状態です。
植物だってペットだって、放置されたら育たないですよね。育てるという意識のない人たちに運用されるかわいそうなWebサイトはもれなく失敗します。
漢字が多用されていたり一段落が長すぎたり、そもそも文章が読む気にならない

失敗しているブログに多いパターンです。
内容がどうこうというより、そもそも読めないという文章です。難しい漢字ばかり書かれていたら見た瞬間ページを閉じちゃいませんか?
まとめ
以上がパッと見で「あっこのWebサイト・ブログは失敗しているな」と判断するためのポイントです。
「3秒でわかる失敗しているWebサイト・ブログの見分け方」
- TOPページの文章や画像が抽象的すぎて何をやっている会社かわからない。
- TOPページの情報量がものすごく少ない。
- やたらデザインにこだわっていて文字情報が少ない。
- ページの読み込みがものすごく遅い。
- 新着情報が全く更新されていない。
- 漢字が多用されていたり一段落が長すぎたり、そもそも文章が読む気にならない。