DJ KAORIの選曲に学ぶコンテンツ・マーケティングの発想法

あなたはDJ KAORIを知っていますか?

今回はDJ KAORIに学ぶコンテンツ・マーケティングの発想法について書いていきます。

目次

DJ KAORIに学ぶコンテンツ・マーケティングの発想法

DJ KAORIとは、世界的に活躍する日本人女性DJです。

彼女のDJプレイはクラバーたちの間で絶大な人気を誇り、ミックスCDなども記録的なヒットを重ねている人気DJです。


ちょっと古いですが、MayJとのコラボ曲「Garden」です。

そういえば、数ヶ月前にクラブで2人のコラボを見ました。

彼女はDJとして非常に人気があるのですが、彼女の人気の理由は、圧倒的なミーハー感にあります。

ミックスCDを何枚も出していて、記録的なヒットを重ねているのですが、彼女のミックスCDはこれでもかというくらい、他人のヒット曲の詰め合わせに終始しています。

最近はどうかは不明ですが、数年前に初めて聞いた彼女のCDでは、ヒット曲のオンパレードの合間に、「ディージェーケーリー」ともはやネタかと思うほどに叫んでいました(笑)。

ネタかと思うほどに「ディジェ―ケーリー」を連呼している彼女のCDですが、すごく売れています。

なぜなら、彼女のCDはクラブミュージック初心者にとって最適な入門CDだからです。

ヒット曲のオンパレードなので、聞いていて楽しいです。

ですので、
彼女のCDはすごく売れているのです。

私は、DJ KAORIのDJプレイも何度も見たことがあるのですが、彼女のDJプレイはコンテンツ・マーケティングをする際の発想法として非常に参考になります。

市場に迎合する

彼女はヒット曲を積極的に流します。CDにいたってはヒット曲の詰め合わせです。

彼女の本心はわかりませんが、彼女は市場の需要に応えることで、人気DJとしての地位を確立しました。

彼女は様々なクラブでDJプレイをしていますが、クラブという場所は、来ている人たちが必ずしも音楽を楽しみにクラブを訪れているわけではありません。

そのクラブの色にもよりますが、人々がクラブに行く目的としては、お酒を飲んで騒ぎたい、素敵な異性と出会いたい、というものがあります。

音楽が純粋に好きという人たちの多いイベントやクラブでプレイするなら別ですが、お酒を飲んで騒ぎたいとか、素敵な異性と出会いたいとか思っている人たちの多くは、正直なところ、音楽なんてどうでも良いと思っています。

どうでも良いというのは正確ではありませんが、もう少し補足すると、お酒を飲んで騒ぎたい、素敵な異性と出会いたいと思っているような人たちにとっては、音が良いとか通な曲とかいうことよりも、知っている曲、盛り上がれる曲のほうが良いのです。

求められているのは、こういう曲です。

彼女は、それを知ってか知らずか、誰もが盛り上がれるような曲を中心的に流します。

彼女のDJ歴は長く、DJとしての実力、音楽の知識も幅広いはずです。

本当は自分の好きなようにやりたいはずです。

でも、彼女は自己満足なプレイをせずに、客に迎合するようなプレイをするのです。

ミーハーのためのCDをリリースし続けているのです。

自己満足のDJたち

それに対して、人気のないDJの中には、自己満足なDJプレイをする人たちが多くいます。

明らかに「客がついていけていないな」と思うようなDJプレイを、本人だけがノリノリでやっているケースを目にしたこともあります。

こういう光景を見た時、インターネットマーケティングの世界でもこれと同じ現象が起きていることに気付きました。

つまり、多くの企業は市場に迎合するのではなく、自己満足なDJのようなインターネットマーケティングをしているのです。

書きたいことを書くのではなく、人が知りたいことを書く

コンテンツ・マーケティング成功の秘訣は、市場の疑問に答えることです。

たとえば商品やサービスをインターネット上で販売したり、顧客リスト獲得型の2ステップマーケティング型のサイトでコンテンツ・マーケティングを実施する場合には、

コンテンツによって、その商品やサービスを購入前に顧客が疑問に思うことや、必要性を感じてもらえるようにする必要があります。

これがコンテンツ・マーケティングの役割です。

ですが多くの場合、企業は顧客の疑問に答えたり、役に立つ情報を無料で提供したりするよりも、商品のこだわりとか、このサービスはどれだけスゴイとか、自分勝手な情報を発信しようとします。

求められていないものを発信するから、その結果誰にも閲覧されないインターネット上のゴミが生まれます。

市場を観察しよう

コンテンツ・マーケティングを成功させたいなら、市場に迎合することです。

あなたがあなたの商品にどれだけこだわったかは知りませんが、もしも顧客の需要がそこにないのなら、あなたのこだわりはただの自己満足です。

あなたがどれだけの知識を持っているかは知りませんが、もしも顧客の需要がそこにないのなら、そんな情報はただの自己満足です。

恋愛だって同じですよね?

相手が求めていないのに、「自分はこれだけすごいんだぞ」と伝えたところで、相手にとってはどうでもよいことですよね。

成果を出したいのなら、抑えるところは抑えましょう。

DJ KAORIは自分の好きな曲ではなく、皆が好きな曲をプレイすることで人気DJとしての地位を不動のものにしました。

コンテンツ・マーケティングで成果を出したいなら、市場の需要にマッチしたコンテンツを発信しましょう。

まとめ

人気女性DJのDJ KAORIは、ヒット曲の詰め合わせによってクラブ初心者の心をつかみました。彼女は、どんな曲が大衆に受けるのかを知っているのです。

つまり、自分が良いと思う曲ではなく、皆が良いと思う曲=ヒット曲です。

インターネット上のマーケティングにもこの考えは応用できます。

自分が言いたいことではなく、皆が知りたいと思っていることを発信すれば、コンテンツ・マーケティングは成功します。

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