最強のSEO対策とはビジネスそのものだということは、意外に知られていない※MEOの解説もあり

最強のSEO対策とは何なのか、その答えを知りたくないですか?

様々な企業のWeb運営に関わって気付いた最強のSEO対策を解説していきます。

目次

最強のSEO対策はビジネスそのものにある

インターネット上のSEO対策というと、
魔法のような手法を使ってサイトを検索結果の上位に表示させる、というような定義で扱われています。

ですが、実際のところそのような魔法の手法は存在せず、プロがSEO対策に入ろうが、失敗するものは失敗します。

では、なぜSEO対策に成功する企業と失敗する企業が存在するのかを考えた結果、そもそもの根本的な話として、コモディティ化しているがゆえにオフライン上での生き残りに苦しんでいる企業は、オンラインに移行したところで競争に苦しむという結論に行き着きました。

コモディティ化したビジネスのインターネットマーケティング

コモディティ化しているビジネスとは、たとえばWeb制作会社や不動産会社、他には美容院なんかもそうですね。

要するに、参入障壁が低いために企業の参入が相次ぎ、また、オリジナル要素により差別化を図りにくいビジネスです。

オリジナル要素が少ないのにも関わらず、インターネットというオフライン以上に競争の激化する世界に足を踏み入れてしまうとどうなるか?

集客どころか、アクセス数すら稼げないサイトが出来上がります。

コモディティ化した業界のインターネットマーケティングにおいて、勝者となるのは多額の広告費をかけることのできる企業か、コンテンツ・マーケティングなどもそうですが、オリジナルの要素によって訴求ポイントを他社とは変えている企業のみです。

おもしろいビジネス、価値のあるビジネスのSEO対策は楽ちん

それに対して、ビジネスの内容がユニークなものだったり、参入障壁の比較的高い、独自性のあるビジネスである場合には、SEO対策が効果を生みやすいです。

理由はごく当たり前のことで、
他にはない独自性の高いものには希少効果が生まれるからです。

たとえばアップルのサイトには、きっと毎日多くの人たちが訪れているはずです。

なぜなら、
アップルのビジネスは非常にユニークだからです。

それに対して、
コモディティビジネスのサイトには、ほとんどアクセスがありません。

なぜなら、そこに行かなければ手に入らない情報はないからです。

ビジネスの定義を考えよう

SEO対策を考える場合には、そもそも自社のビジネスがユニークなものであるかどうかを考える必要があります。

もしもユニークなビジネスでないのなら、SEO対策によって検索結果の上位に表示させることは非常に難しいです。

どこを選んでも同じものを、意図的に検索結果の上位に持っていくことは困難です。

ユニークな定義ができないのなら、広告をかけるなどして力づくで検索結果の上位に表示させるしかありません。

ここで一つ、リアルのビジネスをインターネット上のSEO対策に紐づけるヒントをお伝えします。

それは立地です。

コモディティ化しているビジネスの場合でも、インターネット上のSEO対策で効果をあげている例が数多くあり、その方法の一つとして、場所検索によるSEOで効果を出すという方法があります。

たとえば、歯科医院や不動産など、飽和状態の業界であっても、地域性をうまく活かすことで、SEO対策の成果を出すことが可能です。

具体的には2つの方法が考えられます。

  • MEO対策
  • titleやdescription、ページ内キーワードに地域性を含める

1.MEO対策

MEOとは、マップ検索最適化と呼ばれ、「グーグルマップ上の検索結果を最適化させましょう」という施策です。

具体的には、グーグルマイビジネスというグーグルの無料サービスを利用して行います。

こんなのですね。

たとえば、
「東京駅 カフェ」とかで検索した時に、こんなふうに表示されます。

グーグルマイビジネスは無料で利用できるサービスですが、MEOのためには必須のサービスです。

【グーグルマイビジネス上でできること】

■グーグルマップ上の掲載写真の管理

グーグルマイビジネスに登録していない場合、グーグルが勝手に写真を選んで掲載している場合があります。

■口コミへの返信

MEOに力を入れている企業の場合、口コミへの返信を頑張っているところもあります。良い口コミに対しても、悪い口コミに対してもです。

顧客と積極的にコミュニケーションを取ることによって、MEOだけでなく、顧客との関係性をより良く、または改善することができます。

その他、グーグルマイビジネス上で情報を発信することも可能です。

MEO対策のサービスを提供しているWebマーケティングの会社もあり、企業側の需要もあるようです。

ですが、通常の検索SEOと同じく、グーグルマップ上のSEOもそのロジックは謎に包まれています。

口コミが多いほうが有利という情報もあり、中には、サクラやキャンペーンによって口コミを増やしている企業もありますが、短期的に口コミを増やすなどを行った場合には、Googleからペナルティを受ける可能性も考えられます。

グーグルマイビジネスの活用については、その有効性に気付いていない企業が多いので、けっこうチャンスです。

2.titleやdescription、ページ内キーワードに地域性を含める

もう一つの方法としては、HTMLソースの最適化によって上位表示を狙う方法です。

そもそもHTMLソースとは?とか、titleとは?といった話は長くなるのでここでは書きません。

titleやdescription、ページ内キーワードに地域性を含める施策はすごく簡単で、効果も出ます。

<title>歯科医院○○</title>

上のような<title>タグを設定しているのなら、<title>世田谷区三軒茶屋の歯科医院○○</title>に変更するということです。

<description>にも同じように地域名を含めます。

<description>インプラントなら世田谷区三軒茶屋の歯科医院○○</description>

あとは、ページのコンテンツ内にも、できるだけ地域名を含めるようにします。過剰に含めるとペナルティになるので気を付けてください。

さらに、ここでポイントなのですが、TOPページだけではなく、すべてのページで同様に地域性を含めてください。

たとえば、歯科医院であればいくつかメニューがあると思います。

虫歯治療とか、予防とか。

メニューごとにそれぞれページが用意されているのなら、それぞれのページの<title>、<description>に地域名を含めるようにしてください。

上に挙げたグーグルマイビジネスを含めたこれらの施策を【ローカルSEO】と呼びます。

リアル店舗を持っている場合には、ローカルSEOが差別化戦略の一つの光となります。

まとめ

ビジネスそのものに優位性や独自性がある場合には、インターネット上のSEO対策が成功しやすいです。

そのため、基本的にはインターネット上のSEO対策を考える前に、リアルビジネスの優位性について考える必要があります。

しかし、差別化が図れないという場合にも手はあります。

実店舗によるビジネスを行っている場合には、MEO、ローカルSEOが効果を生む可能性があります。

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