【コーディング初心者】練習ではなく実際に作ってみよう

青山

Webマーケティングが本職ですが、サイト制作もやっています。実際にサイト制作をする自信が持てなくて、「もっと勉強してから」と思う気持ちはわかります。でも成長するには、こわくても実際に作ってみるのが一番です。

目次

【Webサイト制作】練習も良いけど実際に作ってみよう

「自分はまだ仕事を取れるレベルではない。だからもっと勉強をしなきゃ」

プログラミングやコーディング初心者の方が、自信を持てない気持ちはすごくよくわかります。

でも、本当に成長したいと思ったら、
実践で経験を積むのが一番です。

なぜ実践で経験を積む必要があるのか?

それは、参考書の勉強やスクールの勉強だけでは、実践レベルのスキルは身に付かないからです。

たとえばワードプレスのテーマ制作をしたくて、参考書を買ったとしましょう。

テーマ制作に慣れていない場合は少し難しく感じるかもしれませんが、参考書の手順に従って進めれば、テーマが完成します。

ですので、
「テーマ制作ができる」という点で言えば、
参考書通りに進めれば可能です。

ただ、その知識やスキルを使って実践でスムーズにテーマ制作ができるかと言えば、難しいです。

たとえば、
ワードプレスのテーマ制作の参考書などでは、テーマ制作の元になるHTML・CSSのソースが元から用意されている場合が多いです。

そのため、
やることとしては、HTMLソースをPHPファイルに変更して、指定された箇所をワードプレス用のタグに書き換えるといった程度です。

しかし、
もしも実際の仕事で0からテーマ制作を依頼されたとしたら、HTMLソースは用意されていないので、必要なHTML・CSSを自分で用意しなくてはなりません。

その際、
参考書でしかテーマ制作をしたことがないと、ワードプレスでテーマ制作する際にどんなファイルが必要なのかがよくわからなかったりします。

ワードプレスだけではなく、
他のものでも同様です。

参考書は順番通りに手順を示してくれるため、誰がやっても同じものができます。

でも実践では違います。

意図しないエラーが出たり、
ソースがごちゃごちゃになったり、参考書通りにはいきません。

実際に作ってみると気づくこと

参考書を置いて実際に作ってみると、いろいろな発見があります。

  • 意外に作れる。
  • まったく作れない。
  • リファレンス本が役に立つ。

たとえばこんなことです。

意外に作れる

「意外に自分作れる」という発見があるかもしれません。

普段、参考書や模写コーディングばかりをやっていて、実際に0からサイト制作をしたことがない場合には、自分のレベルがわからないと思います。

ぜひ、仕事を受注して実際に0から作ってみてほしいです。

まったくの初心者の方ですと難しいかもしれませんが、数ヶ月程度勉強しているなら、意外に作れます。

綺麗なソースや、
SEO対策に強いサイトは作れないかもしれませんが、一応カタチにはなる可能性が高いです。

高額な料金を請求しているなら怒られるかもしれませんが、「とりあえず安く作りたい」「とりあえずがあれば良い」というようなクライアントであれば、喜んでくれます。

私がはじめて作ったWebサイトのデザインは今見るとひどいですが、クライアントはすごく喜んでくれました。

そしてそのサイトは今でも集客できています。

「自分けっこう勉強してるよな」と思えるなら、実際に依頼を受けて作ってみましょう。

思っているより作れる可能性が高いです。

まったく作れない

「意外に作れる」と真逆ですが、
「まったく作れない」ことに気づくこともあります。

私自身、まったく作れないことに気づいたことがあります。

いざ0からサイト制作をしようとしたら、最初の<!DOCTYPE>の書き出しすらわからないレベルでした。

それまでは、
とりあえず参考書を見て書き写していたのですが、いざ何も見ずにコーディングしようとしたら、最初の書き出しすら怪しいレベルでした。

「自分がまったくできない」ということには、早めに気づいた方が良いです。

できないことに気づくことができれば、できない箇所を重点的に勉強することができるからです。

リファレンス本が意外に役に立つ

実践で役に立つのが、リファレンス本です。

リファレンス本とは、
コードのまとめや逆引き辞典のようなものです。

勉強ばかりしていた頃は、
「手順通りに進めればサイト制作ができる」ような本を好んで買っていたのですが、0から作るようになってからは、「あのデザインどうやってやるんだっけ?」というのがすぐに調べられる、リファレンス本の方を好むようになりました。

色々なコード例がまとまっている本だと、
わからなくて詰まっているときに解決の手を差し伸べてくれたりします。

もちろん検索で調べることも可能ですが、「これはあの本に書いてあったな」と思える本が手元にあると非常に心強いです。

知り合いのサイトを作らせてもらうのが良い

「練習ばかりしていないで実際に作ってみるのが良い」という話をしてきましたが、ではどんな仕事から受けていけば良いのか?という話もしておきます。

テレアポやネットで獲得した仕事を受ける自信がある場合はそれで問題ないですが、自信がない場合は、知り合いのサイトを作らせてもらうのがオススメです。

知り合いでしたら、
急に連絡が取れなくなったり、成果物に文句を言われたりすることもないと思います。

知り合いでしたら、
プレッシャーも大きくないはずです。

私は知り合いの自営業者のサイトを作らせてもらいました。

「そんな人おらんがな」と言う方もいるかもしれませんが、聞いてみると、意外に「作りたい」という人は見つかります。

ラインや電話帳に登録してある人に連絡してはどうでしょうか。

私は実際に連絡しました。

そして「ぜひ作って」という人が見つかりました。

まずは知り合いのサイトを作るのがオススメです。

まとめ

会社で働いていて、
会社の看板を背負っていて、そういう状況でお客さんからお金をもらうときって、そこまでこわくないと思います。

慣れているからかもしれませんし、
「困ったら誰かが助けてくれる」という思いがどこかにあるからかもしれません。

でも自分の力で、
会社の看板を外してもらうお金は、すごく重く感じることがあります。

「できなかったらどうしよう」とこわく感じることがあります。

でもやるしかないのです。

こわくても進むしかない、こわくても進まなくちゃ、いつまでたってもできるようにはならないです。

だから練習ではなく、
実際に作ってみましょう。

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