【知らないと大失敗する可能性あり】ホームページ制作フリーランスは契約書で身を守るべき

Webデザイナーやプログラマーの中には、「フリーランスになって自由に生きたい」と思っている人もいますが、中にはビジネス面の知識が浅く、「スキルさえあれば万事OK」と考えている人たちもいます。

会社の中で働いている分にはスキルさえあれば問題ないのですが、いざ外の世界に出たら、スキルだけでは生き残っていけません。

ビジネスの世界には頭のおかしいやからもいて、とんでもないことを言ってくる人たちもいます。何かがあった時、自分の身を守るために契約書などで身を守っておくのがベストです。

目次

ホームページ制作において契約書はいざという時のお守り

会社にいる時は、契約書絡みのめんどくさい手続きは社内の誰かが行っていてくれるケースが多いと思います。

新しい商品やサービスを売りだす時も、契約書を0から自分で作るケースは稀だと思います。

しかし一歩会社の外に出たら、めんどうな契約まわりの手続きをすべて自分で行わなければならなくなります。

「めんどうなんで作っておいてください」と相手に言うわけにもいかず、何かあった時に泣きつく上司もいません。会社にいる時は上司がウザく感じるかもしれませんが、もめごとが起きた時にポイっと問題を投げる先があるというのは実は非常にありがたいことなのです。

会社の外の世界で生きると決めたら、契約書の作成も、契約業務も、トラブルの解決も自分が行わなければなりません。専門家に依頼するケースも出てくると思いますが、それでも必要最低限の知識は必要になります。

まず知っておくべきことは、
【契約書は自分の身を守るお守りのようなもの】だということです。

ビジネスでは契約書が命

ビジネスの場では契約書が非常に重要な意味を持ちます。

何か問題が起きた時に、「契約書の第〇条にこう書いてあるのでその通りにしてください」と言うことができます。

逆に、契約書に書いてないことに関しては、相手にNOと言われたら通りません。

契約書には絶大なパワーがあります。

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ホームページ制作で必要になる契約書類

  • 制作委託契約書 
  • 秘密保持契約書 
  • その他(保守契約書など)

制作委託契約書

納品方法や支払い方法(一括や着手金など)について、瑕疵担保責任について。著作権などについてを記載します。

秘密保持契約書

ホームページを制作するにあたって知り得た情報をむやみに開示しないという取り決めです。

インターネット上にサンプルがたくさんあるので使用できます。

ただ、何も考えずそのまま使用してしまうと、「いやいや、こんなの嫌なんだけど」という項目が入っていることもあるので、自分用にカスタマイズしたほうが良いと思います。

フリーランスは契約書にしっかり目を通すべき

契約書は相手が用意することもあります。フリーランスの場合稀かもしれませんが、契約まわりに厳しい会社を相手にすると、ガチガチに固めた契約書を相手が出してきて、契約前の書面のやりとりが非常に大変になることもあります。

相手が契約書を用意してきた場合には、「ラッキー、手間が減った」と考えるのではなく、不利な契約を結ばされないか、という視点から、隅々まで目を通したほうが良いです。

人を信じる気持ちは大切ですが、
契約の場では性悪説でのぞむべきだと、私は考えています。

「とりあえず印鑑押しちゃいますね」は絶対に絶対にダメです。

【補足】直感的に危ないと感じる相手とのやりとりは全て履歴に残す

「あの時言いましたよね?」と主張しても、「聞いてない」と言われたらおしまいです。

ですので基本的に口約束はやめたほうが良いです。

  • 電話などで話す。 
  • 内容をメールで送る。

「この人ちょっと危ないかも」と感じたら徹底的に履歴は残しておいたほうが良いです。何かあった時にその履歴が身を守ってくれることがあります。

契約書とあわせて利用して、自分の身をしっかりと守りましょう。

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