新しくお店やサービスを始めるとき、悩むのが「ホームページどうする問題」。
ネットで見つけた制作会社に相談してみたら、100万円という見積もりに目が飛び出しそうになった……そんな経験、ありませんか?
「でも、ホームページは絶対に必要そう」 「なるべく費用を抑えたい……」 そんなジレンマの中、「もしかして自分で作った方が早い?」と考える人も多いはずです。
この記事では、実際に開業支援やWeb制作の現場に携わってきた私が、 ホームページを自作するのが向いている人・向いていない人の違いや、 具体的な制作方法まで、わかりやすくご紹介します。
ホームページを自作してもいい人・やめた方がいい人

結論から言えば、「自作もあり」です。 ただし、誰にでもおすすめできる方法ではありません。
自作に向いている人
- BtoC向けの商売をする人
- 営業スキルがある(コピーライティングの素質がある)
- パソコン操作にある程度慣れている
- ブログなどを書いたことがある
たとえば、自分の商品を売る力に自信があり、ある程度パソコンが使える方なら、 ワードプレスやWixといったツールを使って、効果的なホームページを作ることができます。
自作が向いていない人
- BtoBで信頼性が求められるビジネスをする
- 営業が苦手、文章を書くのも苦手
- 「ドメインって何?」というレベルのIT知識
銀行や企業が見るようなサイトでは、信頼性やデザイン性も重要です。 そのため、少しお金をかけてプロに依頼することをおすすめします。

ホームページを自作する方法

では、実際に自作するにはどうすれば良いのでしょうか?
大きく分けて3つの方法があります。
方法1:コードを打って0から作る
もっとも自由度の高い方法です。
ただ、もっとも難易度の高い方法でもあります。
HTMLやCSS、場合によってはJavaScriptやPHPといった言語を使って、ホームページを作り上げていきます。
すでにある程度知識のある方であれば選択肢としてありですが、そうでない場合は、コスパが悪いのでやめたほうが無難です。
他人のホームページを制作してお金を稼ごうとしているならありですが、そうでないなら、時間がもったいないです。
書店の本を数冊買って勉強すればホームページを作れるようになりますが、そのレベルでできるホームページでは、集客は難しいです。
方法2:WordPress(ワードプレス)を使う
一番おすすめの方法です。
理由は以下の通り:
- 無料で始められる
- ビジネス用のデザインテーマが充実している
- 書籍やネット上の情報が豊富で初心者でも学びやすい
1冊本を買って進めれば、数時間〜数日で公開可能なサイトが作れます。
方法3:ノーコードツール(Wixなど)を使う
ノーコードツールというのは、
HTMLなどの言語を使わなくても、
ホームページを作れるツールのことです。
Wixは代表的なノーコードツールで、
世界中で利用されています。
私もWixを使ってホームページを作ったことがありますが、とくにスキルがなくても、ホームページを作ることができます。
また、デザインのテンプレートも用意されているので、デザインセンスがなくても綺麗なホームページを作ることができます。

まとめ:無理はしない。でも試してみる価値はある
「ホームページはプロに頼まなきゃダメ」と思い込む必要はありません。
ビジネスの内容と自分のスキルを冷静に判断した上で、 まずはワードプレスやWixで試してみるのもひとつの手です。
もしダメそうなら、途中でプロに依頼することもできます。 大事なのは、完璧なサイトを作ることより、 “ちゃんと集客できる仕組み”を整えること。
なお、私はSEO対策を意識したホームページ制作を得意としているので、 「どうしても困った!」という方はぜひご相談ください。