『いちばんやさしい会計の教本』はわかりやすい、かつ実践的

ここ数日はAmazonのKindle本を何冊か買っていますが、今日は『いちばんやさしい会計の教本 人気講師が教える財務3表の読み解き方が全部わかる本 』という本を購入しました。

【為替初心者にオススメの本】『いちばんやさしい為替の教本』に続き、『いちばんやさしい」シリーズです。

  • 購入を迷っている方
  • わかりやすい会計本を探している方

↑のような方は、『いちばんやさしい会計の教本 』を買っておけば間違いないです。

目次

『いちばんやさしい会計の教本』

「会計学」を学ぶ

『いちばんやさしい会計の教本』は、川口さんという公認会計士によって書かれた本です。

インプレスの「いちばんやさしい」シリーズは、金融、ビジネスなどでいろいろな本を出していますが、名前通り、わかりやすいのが特徴です。

会計とは分野が異なるので興味があるかはわかりませんが、いちばんやさしいシリーズの『いちばんやさしいスマートフォンSEOの教本』は、数多くあるSEO対策の本の中でも、TOP5くらいに入るくらい有益な本です。

※当ブログの管理人はSEO対策の仕事をしています。

他にも「PHP」や「WordPress」など様々な本を読んでいますが、『会計の教本』もおもしろくて、価格以上の本でした。

会計は勉強したほうが良い

「会計はビジネスマンの必須スキル」

会計学って普段の仕事の場であまり聞くことはないですが、思うに、出世したいなら必須です。

理由は、会社の数字が読めないと、
経営的な話ができないからです。

下っ端社員のときは、会社の数字について話をする機会はないかもしれませんが、上の立場になれば、必ずと言っていいほど、数字を使った会話をするようになります。

「粗利」とか「原価」とか、
そういった数字が会議に出てきます。

その際に、「いや、数字とかまったく読めません」とかなったら、利益を出すのは無理ですよね。

もしも私が部下だったら、会計スキルのない上司のもとで働くのは絶対嫌ですもん。

だってそういう上司って、「とにかく売上をあげろ」とか言いそうですし。

また、会計スキルがあると、競争他社の決算を読めるようになるし、どのようなビジネスモデルで利益を出しているかもわかるようになります。

株式投資をする際にも会計の知識、スキルは役に立ちます。

有価証券報告書を読むことができれば、その会社がどのような状態かを把握することができるからです。

このように美味しい、かつ需要のあるジャンルなので、書店には会計学の本がたくさん積まれています。

ただ問題は、若干難しいということです。

私は大学時代に簿記、および会計学の講義を取っていましたが、簿記はともかく、会計学に関しては1ミリも理解できていませんでした。

わかりやすいのに実務的

そんなときに役立つのが『いちばんやさしい会計の教本 』です。

会計学は、あまりにも難しいと挫折するし、簡単すぎると役に立たないです。

ですので、私のような素人は絶妙なラインの本を選ぶ必要があるのですが、『いちばんやさしい会計の教本 』がそれでした。

※ちなみに、もうちょっと本格的に学びたい場合は、『財務会計講義(桜井久勝)』がオススメです。大学の教科書としても使われています。

「棚卸資産回転率」や「売上債権回転率」といった分析指標が出てきたときは、「はにゃ?」となりかけましたが、実際の企業が具体例としていくつも出てくるので、最後まで楽しく読めました。

「ROE」や「ROA」など、よく聞く指標はだいたい載っているので、実際にすぐに使ってみたくなります。

これ一冊だけで「バリバリ有価証券分析してやるぜ」は無理だと思いますが、財務3表(貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書)を使った企業分析の方法をざっくり把握できるので、入門書としてかなりの良書だと思いました。

読もうか迷っているなら、
ぜひ読んでみてくださいね。

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