ホームページやブログのデータ計測項目の一つである【直帰率】を改善する方法について書いていきます。
直帰率とは

ホームページやブログでいうところの【直帰】とは、検索結果からユーザーがページにたどり着いて、そのページを閲覧後に他のページに移動せずに離脱してしまうことを指します。
ですので【直帰率】というのは、閲覧者数に対して【直帰】した閲覧者の割合のことになります。
直帰率がどこで確認できるかというと、
主にはデータ計測ツールを使って確認します。一般的なものでいうとGoogleアナリティクスです。
GoogleアナリティクスはGoogle社が提供している無料のアクセス解析ツールで、個人や中小企業の多くはこのGoogleアナリティクスを使ってアクセス計測をしています。
Googleアナリティクス内の項目に【直帰率】があるのですが、この【直帰率】はホームページやブログを改善していくうえで非常に重要な指標となります。
なぜなら、
直帰率が高いか低いかによってそのホームページやブログに価値があるかどうかがわかるのですから。
直帰率が高いホームページ・ブログは価値がない?
一般的には、直帰率が高いホームページやブログはあまり価値がない、低いホームページやブログは価値があると言われています。価値というのは、ユーザーにとって有用的かどうかということです。
これは単純な話で、
ユーザーにとって価値があるなら、「ユーザーは他のページに移動するだろう」という仮定からです。
たとえばブログの場合はわかりやすいです。
あなたがあるブログにたどり着いたとして、そのブログの記事がものすごくおもしろくて役に立つものだったとしたら、他の記事も読んでみたくなりますよね?
逆につまらなければ、
他の記事を読んでみようとは思わないはずです。
必ずしもこの法則が当てはまるわけではありませんが、基本的には直帰率は高いよりも低い方が良いとされています。
あなたのホームページやブログの直帰率はどのくらいですか?
Googleアナリティクスへの登録がまだの場合は必須ですのでご登録を。

30%くらいですか?
50%くらいですか?
それとも80%くらいですか?
直帰率の基準値
絶対的な基準が存在するわけではありませんが、私の経験上60%を超えてくると少し高いなと感じます。
せめて40%台くらいを維持したいですね。
たとえば雑記ブログ(さまざまなジャンルの記事を更新)の場合には直帰率が高くなる傾向がありますし、ジャンル特化型のブログに関しては直帰率が低くなる傾向にあります。
ですので絶対的に〇〇%ということは言えませんが、せめて40%、できれば30%くらいを目指していきましょう。
直帰率の改善方法
直帰率を下げようとする場合に考えられる方法は主には下の通りです。
- 記事のリライト
- コンテンツの順番を入れ替える
- 関連記事などを表示させる
記事のリライト

まず始めに記事のリライトです。
血も涙もない話をすると、
直帰される一番の原因はつまらないからです。
つまらない、
価値がないというのが直帰の最大の原因です。
厳密に言うと、そもそもユーザーの多くは端からコンテンツに目を通してくれるわけではないので、つまらないというよりかは、「あっなんか違うな」と直感的に思われているということです。
「なんか違うな」と思われる原因はいくつかあります。
- 文章があまりにも短かい
- 内容が薄い
- 内容が難しすぎる
- 文章と文章の間に隙間がない
リライトというのは手直しのことです。
直帰率が高いページには必ず直帰率が高い原因があります。
その原因の多くは内容の薄さ、難しさ、デザイン的な読みづらさにあります。ですのでこの点に重点を置いて記事を手直ししていくわけです。
ただ気を付けないといけないポイントは、リライトする自分が記事を書いた当時の自分と変わっていない場合、意味がない可能性があると言うことです。(笑)
テストで間違えた問題を次の日に答えを見ずにもう一回解くようなものです。
再び失敗する可能性が高いですよね?
ですので、
リライトにはポイントがあります。
- 他人に助言を仰ぐ。「読みづらくない?」と聞いてみたらいいと思います。
- 検索結果の上位に表示されているホームページやブログの記事を分析する。
- 本などでライティングの勉強をする。
一度自分をアップデートしてからリライトしてみてくださいね。
コンテンツの順番を入れ替える
主にはホームページの直帰率を下げる方法です。
検索結果から流入したユーザーはほんの数秒の間に「あっこのホームページ良いな・違うな」というのを判断します。
ですので、
最初に目に入る画像や文章はとても大切だと言われています。
最初に目に入る画像が魅力的なものではなかったり、コピーが弱いものだったりすると、パッと見の印象でユーザーは離脱してしまいます。
だから重要なものほど最初に目に入る位置に持ってくるのが正解です。
コンテンツの順番を入れ替えてユーザーにとって価値のある情報を上のほうに持っていくだけで直帰率を改善できる可能性もあります。
関連記事を表示させる

ホームページ内のコラム記事やブログの場合には絶対に関連記事の表示機能を付けたほうが良いです。
Amazonの「この商品を買った人は・・・」の機能はめちゃくちゃ有名ですが、あんなかんじです。
「関連記事です」って表示されたら思わず読んじゃいますよね?
ホームページの場合にはプログラムを組む必要があるかもしれませんが、たとえばワードプレスとかであればプラグイン一つで関連記事機能が実装できます。ぜひ関連記事を表示させましょう。
まとめ
直帰率を改善する方法まとめです。
- 記事のリライト
- コンテンツの順番を入れ替える
- 関連記事を表示する