Webサイトで集客したいのですが、SEO対策とリスティング広告のどちらが良いでしょうか?
現役Webマーケターが回答します。お金や時間を無駄にしないためにぜひお読みください。
SEO対策とリスティング広告の違い
まずは早速ですが、SEO対策とリスティング広告の違いについて理解しましょう。
【リスティング広告】
即効性:あり(数分〜)
費用:発生する(数千円〜)
自分で実施可能か:可能
委託が可能か:Webマーケティング会社などに委託可能(成果にかかわらず手数料発生。予算の10%〜20%くらい)。
施策をやめた後について:広告を止めれば効果がなくなる。
【SEO対策】
即効性:なし(3ヶ月〜)
費用:発生する
自分で実施可能か:可能
委託が可能か:Webマーケティング会社などに委託可能。
施策をやめた後について:SEO施策で行ったコンテンツの作成や内部構造の調整はそのままなので、継続した集客が可能。
リスティング広告とは
Googleやyahoo!などで検索すると、検索結果の上部に【広告】のラベルが付けられた表示が出ます。お金をかけて意図的に検索結果の上部に自社サイトを表示させる施策がリスティング広告です。
ピンと来ない場合は、
実際に検索してみてください。
パソコンでもスマートフォンでもOKです。
検索キーワードによっては広告が全く出ないこともありますので、出ない場合はいくつか試してみてください。
「地域名➕目的」で検索すると表示されやすいです。
ただ、表示された広告をクリックすると広告主側の予算が削られてしまうので、その商品やサービスに興味がない場合はマナーとして、クリックは厳禁です。
リスティング広告の出稿手順です。
- GoogleやYahoo!で広告用のアカウントを開設する。
- 予算を決める。(予算を設定して広告を出すので、クリックされる毎に上限なくにお金が発生する心配はありません)
- 出稿するキーワードや広告文の設定を行う。
- クリック課金制になっているので、1クリックされる毎に設定した予算から料金が引かれていきます。
SEO対策とは
SEO対策は説明するまでもないと思いますが、検索結果のできるだけ上位に自社サイトを表示させるための施策です。
検索結果の上位に表示させることができれば、多くの見込み客をWebサイトへ流入させることができます。
そのため、
SEO対策に力をいれる企業は非常に多いです。
SEO対策とリスティング広告のどちらを選ぶのが良いのか?
SEO対策とリスティング広告の概要を把握した上で、どちらを実施すべきかについてです。
ケースバイケースという前提を差し置いてお伝えすると、即効性のあるリスティング広告で集客しつつ、SEO対策で地道に資産構築するのが良いです。
集客力の観点で言えば、SEO対策よりもリスティング広告の方が効果が出やすく、また費用対効果も測りやすいです。
SEO対策も必須ですが、時間がかかる、かつ結果の保証がないというのはリスクが大きいです。
ただ、リスティング広告はやめた瞬間集客ができなくなってしまうので、並行してSEO対策にも力を入れて、長期的に集客ができるようにするのがポイントです。
【補足】SEO対策も費用や労力はかかる
リスティング広告とSEO対策の比較でたまに聞くのが、「SEO対策は費用をかけずにできる」という言葉です。
真実ですが、ガッツリSEOをやっていこうと思うなら、システム改修やコンテンツの外注などで費用や時間はかかります。
SEO対策とリスティング広告の違いまとめ
SEO対策とリスティング広告には、それぞれのメリットとデメリットがあります。
一番良いのは、実際に試してみて自社に合った方法を見つけることです。
それぞれの違いを理解して、Web集客を成功させてください。