Webライティング能力検定1級に合格するための勉強法と注意点を解説【受験者体験ベース】

「Webライティング能力検定って実際どう?」
「どうせ受けるなら1級が欲しい!」

そんなあなたへ、実際に1級を取得した私のリアルな体験をもとに、勉強法と注意点をお伝えします。

目次

Webライティング能力検定1級に合格しました

Webライティング能力検定1級に合格しました。

Webライティング能力検定1級

この記事では、1回の受験で1級合格を目指す方に向けて、合格のコツや注意点を具体的に解説します。

Webライティング能力検定とは?

「Webライティング能力検定」は、Web上で文章を書くスキルを評価・証明できる民間資格です。

運営団体は一般社団法人 日本WEBライティング協会で、2012年から実施されています。

試験には1級・2級・3級があります。

ただ、試験内容はどの級も同じで、
得点によって級が割り当てられます。

1級:80~88 点

2級:70点〜79点

3級:53点〜69点

資格なし:53点以下

受験科目は以下です。

  • 国語
  • ウェブライティング
  • コピーライティング・メールライティング
  • SEO
  • 倫理・法律、炎上対策
  • ミニ論文(200文字くらい)

1年に数回実施されており、
試験は会場での実施になっています。

受験料はテキスト込みで13,500円(税込)。

「確実に1回で1級を取得したい方向け」のDVDセットも用意されており、価格は19,800円(税込)です。

ちなみに私は、
DVDセットは購入していないです。

どんな人に向いている資格か?

Webライティング能力検定は、普段の仕事の中で文章を使うすべての人たちにオススメの資格です。

特におすすめなのは以下のような方:

  • Webライター(記事執筆・コピーライティングなど)
  • SEOコンサルタント
  • アフィリエイター
  • コンテンツマーケティング職
  • SNS運用やブログ執筆をしている方

ビジネスメールやライティングマナーの習得にも役立つため、文章力に不安がある方の基礎固めにも最適です。

とくに、文章を使って直接的にお金を稼いでいる人たちにとっては、スキル向上とあわせて、スキルの証明にもなるため、よりオススメです。

合格するための勉強方法【1級狙い】

基本はテキストの丸暗記+意味の理解

Webライティング能力検定に限らずですが、公式テキストが用意されている場合の資格試験は、テキストの内容を暗記すれば確実に合格できます。

1級合格のカギは、公式テキストの内容を隅から隅まで覚えることです。

とはいえ、ただの丸暗記では不十分です。以下のポイントに注意しましょう:

  • 四字熟語や専門用語(SEO用語など)の意味を理解する
  • ミニ論文対策として、文章構成力も鍛えておく
  • 出題傾向が広いので、すべての章に均等に目を通す

暗記+理解のバランスが重要です。

【補足】普段から文章に触れていた方が有利

実際に私が1級を取得できた背景には、以下のような日常的な文章習慣がありました。

  • SEOを意識したブログ執筆歴5年以上
  • 毎日のビジネスメールで文章を書く機会が多い
  • 文章の構成や文法に敏感な環境での仕事経験

逆に、文章を書く習慣がない場合は、SNSやブログを始めて「書く感覚」に慣れることをおすすめします。

試験で注意すべきポイント

さいごに、
Webライティング能力検定の試験の注意点です。

  • 時間配分に注意
  • 自分の常識を疑う気持ちも大事

時間配分に注意

どんな資格試験にも言えることですが、Webライティング能力検定の場合には、時間配分にはとくに要注意です。

Webライティング能力検定には、「ミニ論文」があるからです。

「ミニ論文」の文字数は200〜300文字程度なので、そこまで時間はかかりません。

ただ、事前にテーマがわかるわけではないので、自分にとって書きづらいテーマが出題された場合に、悩む時間が必要になります。

また、「ミニ論文」以外の科目に関しても、すぐに答えを出せなくて後回しにする問題もあると思います。

後回しにした問題を考える時間や、最終チェックの時間を考えると、余裕だと思っていると時間がなくなります。

実際、私は時間がなくなりました

後回しにした問題を考える時間がなくて、最後の最後でパパッと回答しました。

ですので、
「正直1級は無理だな」と思っていました。

時間配分には要注意です。

自分の常識を疑う気持ちも大事

Webライティング能力検定には「メールライティング」や「SEO」の科目があり、それぞれ、基本的な内容について出題されます。

注意しなければならないのは、普段自分が正しいと思っている「メールの作法」や「SEO」の知識が絶対に正しいと決めつけないことです。

社会人の「メールの作法」は、多くの場合入社した会社の環境に従うところが大きいと思います。

たとえば、先輩がこうやってメールを送っていたから、自分も同じように送っているといったようにです。

まわりからとくに何かを言われない場合には気づかないかもしれませんが、自分や会社の先輩・上司の「メールの作法」は、教科書通りとは限りません。

普段の仕事では問題ないかもしれませんが、資格試験では、教科書通りの回答をしないと不正解になります。

ですので、問題を見て、「自分はいつもこうやってるけど正解はどうなのだろう?」と疑問を持つ態度が必要ですし、もしも迷った場合には、テキストに従っておきましょう。

まとめ

  • テキスト+意味理解で1級合格は十分可能
  • 日常での文章習慣が合格率を高める
  • 資格取得後も使える知識が多く、実務にも直結する

Webライティング検定は、資格としての価値以上に、自分の文章スキルの棚卸しと成長を実感できる資格です。

ぜひ、1級を目指してがんばってくださいね!

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