- noteをはじめたばかりで、「クリエイター名って何?」となっている方
- 「クリエイター名ってSEOに関係あるの?」と疑問に思っている方
この記事では、「メディアプラットフォーム『note』のクリエイター名」について書いていきます。
「どんなクリエイター名にしよう?」と悩んでいる方向けです。
クリエイター名は自由に決められますが、とは言っても、SEOの視点から見ると、「実はちゃんと考えて決めたほうがいいんじゃない?」と思うところもあるので、そのへんを解説していきます。
noteのクリエイター名の決め方
noteのクリエイター名は、アカウント開設時に設定する項目のひとつです。
通常のブログで言うところの、
「ブログ名」にあたります。
ブログ名なのだから、通常の決め方で考えれば、次のような名前を付けるのが良いと思われます。
- ブログの内容を簡潔に表した名前(例「SEOブログ」)
- 覚えてもらいやすいオリジナルな名前
ただ、noteの場合は少し特殊で、単純に自分のニックネームなどを付けている人が多いです。
たとえば私だったら、
「ユウ」ということですね。
なぜそうなるかというと、noteの設定画面に「ブログ名」ではなく、「クリエイター名」と書いてあるからです。
noteは他のブログプラットフォームとは少しテイストが異なり、コンテンツをアートとして捉えているところがあります。
そして、コンテンツクリエイターのことも、アーティストと捉えているので、クリエイターのサポート機能(気に入ったクリエイターの金銭サポート)なんかもあったりします。
「芸術家」と「パトロン」みたいなかんじですね。
こういうnoteのスタンスがあるので、
ブログ名がクリエイター名になっています。
たぶん。
そのため、これに従うなら、
クリエイター名はニックネームにしておけばOKです。
たとえば、もしも自分が小説家だったらどんなペンネームで活動するかを考えて、そのペンネームを使うのもありです。
あるいは、職業や肩書きなんかを使うのもありです。
たとえば、「ユウ@Webデザイナー」みたいなイメージです。
これだと、名前を見ただけで、どんな仕事をしている人かわかるし、Webデザイン関係の内容を発信しているのかなとわかります。
結果的に、同業の人や、Webデザインに興味がある人にフォローされます。
クリエイター名はtitleとh1でマークアップされている
続いて、少し補足的な内容で、「クリエイター名とSEO」について書いていきます。
通常、ブログを運営するときは、他のサイトとかぶっていないオリジナルな名前を付けると思います。
ブログ名で検索された際に、
すぐにたどり着いてもらうためですね。
逆に、他のブログとかぶっていたり、よくある一般的な名前を付けてしまうと、検索ですぐにたどり着けない可能性があるので不便です。
でもnoteでは、多くの人がオリジナルなブログ名ではなく、ニックネームを使っています。
英語表記の人もいます。
noteはプラットフォームなので、note内のなかでの交流を楽しむという性質もありますが、普通のブログのように検索にも表示されるので、noteに登録していない人でも記事を読むことができます。
というか、noteで書いた記事は検索上位に上がりやすいとも言われているので、ちゃんとSEOを考えて書けば、検索からの流入も期待できます。
ワードプレスなどでブログを運営している人であればわかると思いますが、検索からヒットして、何度か記事を読んでくれた人は、ブログ名で検索をかけてきます。
お気に入り登録する人も多いですが、
ブログ名で検索してくる場合も多いです。
仮にそうなった場合、検索してたどり着きづらい名前をつけていると、不便です。
「noteに検索から入ってきた人は、個人のクリエイターのサイトではなく、noteとして認識するから、個別名で検索されることはない」と言う見方もありますが、とは言っても、検索しやすいほうが良いはずです。
noteの各クリエイターのHOMEでは、クリエイター名が、titleとh1でマークアップされています。
これはつまり、検索エンジンは、クリエイター名として設定したテキストを、そのページのタイトルとして認識するということです。
※title、h1について不明な場合は、
以下記事をご参考にしてください。
【h1タグにSEO効果はあるのか?】設定方法やtitleとの違いも解説
そのため、クリエイター名に設定されたテキストで検索すると、検索結果にHOMEページが表示されます。
ちなみに、クリエイター名の下に掲載される紹介文が、検索結果のタイトルの下に概要文として表示されます。
これらを踏まえると、クリエイター名で検索した人がたどり着きやすいようにするためには、次のような条件を満たす必要があります。
- 他のサイトとかぶっていないこと
- 覚えやすく、簡単に入力できること
↑の条件を満たした上で、かつ、設定項目のクリエイター名という名の通り、クリエイター名っぽい名前を付けることを考えた場合、インターネット上に自分しか存在しない名前を設定するのが良いという結論に行き着きました。
たとえば、「ちきりん」さんのようなイメージです。
付け加えると、もしもTwitterやブログもやっているなら、名前を統一しておくと、検索された際に、自分が運営しているメディアが検索結果に一覧で表示されます。
ネット上で名前を売っていきたいなら、
この方法を使うのが良いのではないでしょうか?
まとめ
noteのクリエイター名の決め方については以上です。
クリエイター名については、
何度でも変えることができるので、
ベストな名前を試行錯誤してみてください。
私も何度か変えて試しています。
このブログではSEO対策についての記事もいくつか書いているので、もしもSEO対策について気になったら、あわせてお読みください。
noteはSEOを考えて書かれた記事がそれほど多くないので、ちょっと知識をつけるだけで、note内の交流だけではなく、検索からの流入も獲得できるようになりますよ。