【それで間に合いますか?】新規開業とホームページの公開時期

  • 独立予定なんだけど、ホームページの公開時期っていつが良いの?
  • ホームページって、公開した直後から集客できるの?

新規開業のときって、やることがたくさんあって大変ですよね。

この記事では、新規開業の際にやることのひとつ「ホームページの公開」について解説していきます。

新規開業の際に、Webマーケターとして何度か関わったことがあるので、その経験から書いていきます。

※業種にとくに限定はありませんが、整体院やクリニックをイメージして書いています。

目次

新規開業とホームページの公開時期

新規開業にともなうホームページの公開時期ですが、可能であれば3ヶ月前くらいにオープンしておきたいです。

理由は、3ヶ月程度の時間があれば、ホームページが検索エンジンに評価され始めるので、開業にあわせて集客できる可能性が高いからです。

もちろん、
可能であればもっと早くても良いです。

3ヶ月前が「ちょっと難しい」ようであれば、最低1ヵ月前くらいには公開しておきましょう。

ホームページはすぐに効果を発揮しない

ホームページの公開ができるだけ早いほうが良い理由は、ホームページが効果を発揮するまでに時間がかかるためです。

「ホームページって公開したらすぐに集客できるんでしょ?」と考える人もいますが、それは間違いです。

ホームページを公開してから、Googleなどの検索経由で集客できるようになるまでには、通常、次のようなフローをたどります。

  1. ホームページを公開する
  2. 検索エンジンのロボットがページを読み取り、データベースに登録する
  3. 検索エンジンのロボットが検索順位を決定する
  4. 少しずつ順位が上昇する
  5. ユーザーが検索して、ホームページにたどり着く

上のような流れをたどるのですが、
これに1ヵ月~3ヶ月程度時間がかかります。

検索経由で集客できるようになるまでの時間は、競合の数などによっても変わります。

たとえば、クリニックや整体院を開業するとして、開業予定の地域に競合が多い場合には時間がかかりますし、まったく競合がいない場合には、1週間くらいで効果を発揮するケースもあります。

会社員でもブログなら書ける

公開は早ければ早いほど良いといっても、
難しいケースもあると思います。

たとえば、どこかに勤めていて独立する場合、まだ退職を伝えていないのに「新規開業」とホームページに書いているのがバレたら、「何やっちゃってんの?」と問題になるでしょう。

ほかにも、いろいろな理由で、
難しいケースは多いです。

その場合に考えられる方法として、ホームページを公開予定のドメインで、コラムだけアップし始めるという方法もあります。

クリニックや整体院のホームページで集客する場合、コラムなどを使って集客するケースも多いです。

整体院なら、たとえば、「テレワーク時に自分でできる腰痛予防」とかですね。

こういったコラムをワードプレスなどのブログ形式でアップすれば、「新規開業」と掲載していなてくも書けるし、読者が増えれば、そのまま集客につなげられます。

新規オープン時は、URLを変更せずに、
そのままコラムを引き継げばOKです。

長く運営すれば、
ドメインの評価も高まります。

また、ホームページの納期的な問題で、公開時期が遅くなりそうな場合には、仮の内容で公開するという方法がとられることもあります。

「〇月〇日オープン予定」など、現時点で公開できる情報をとりあえずアップするという方法です。

仮の内容を作るという手間がかかりますが、検索エンジンにできるだけ早くドメインを認識させるという意味で有効です。

複数の集客方法を使う

新規開業にともなう集客方法につてもあわせて書いていきます。

ホームページに費用をかける場合、開業と同時にホームページからバンバン予約が入ることを期待しますが、そうもいかないのが現実です。

ただ公開するだけでは、
やはり難しいものがあり、
何らかの対策をしなければなりません。

広告

もっとも多いのが、
インターネット広告を使うケースです。

たとえば、ユーザーが「東京 脱毛」などと検索した際に、広告を表示する方法です。

広告は、自社で出すこともできますし、
広告代理店に依頼する方法もあります。

自社で出す場合は、最低限度額はないし、
手数料もかかりません。

代理店に依頼する場合は、いくらからしか出せないという条件や、手数料があります。

自社に専属のWebマーケターがいる場合以外は、代理店に依頼したほうが良いです。

理由は、設定にかなり手間がかかりますし、
広告を出しながら、都度修正が必要だからです。

一連の作業をうまくこなして成果を出せる人は、たぶん働く業界を間違えているレベルなので、基本的には自分で対応するのは難しいです。

ほかにやることがたくさんあるはずなので、
プロに任せましょう。

SEO対策

SEO対策は、検索経由のアクセス流入・成約数を増やす方法です。

SEO対策も、自社でできますし、
SEO会社に依頼することもできます。

ただ、SEO対策には即効性がないので、開業当初に大きく費用をかけて実施するのは得策とは言えません。

SEO対策に費用を使うなら、
広告に費用をかけたほうがすぐに効果が出ます。

広告に費用をかけながら、
余裕が出てきたらSEO対策に取り組みましょう。

ちなみに、当ブログの【基本〜応用】初心者向けSEO対策まとめを読めば、SEO会社の社員と同じくらいの知識が手に入ります。

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DM

Webマーケティングではないですが、ダイレクトメールやチラシのポスティングなどで集客するケースも多いようです。

商材や競合の有無よっては、
インターネットよりも、
紙媒体のほうが相性が良いケースもあります。

また、DMやチラシなどにQRコードを掲載して、
ホームページに誘導する方法もあります。

費用をケチってテキトーに作るのはNG

ホームページの制作について、
少し補足です。

ホームページを作る場合、
次のような選択肢が考えられると思います。

  • 自分で作る
  • クラウドソーシングサービスなどを使う
  • HP制作会社に依頼する
  • 広告代理店などに依頼する

基本的には、
HP制作会社に依頼するのがもっとも安全です。

理由は、慣れているので公開までの流れがスムーズだし、万が一トラブルになったとしても、きちんと対応してくれる可能性が高いからです。

ただ、それなりに費用がかかります。

安く済ませようと考えてクラウドソーシングなどで依頼する人たちもいますが、安いものはそれ相応のできだし、トラブルになっても、個人だと無責任に逃げる可能性があります。

中途半端な状態で投げ出されたホームページを何度か見てきました。

広告の代理店や経営コンサルの会社に依頼するケースもありますが、基本外注になるので、ふつうに依頼するよりも高くなる場合が多いので、オススメできません。

ホームページの制作を依頼する場合は、
以下記事も読んでおくと安心です。

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SNSも始めておくのがベスト

さいごに補足です。

ホームページの公開とあわせて、
SNSも積極的に利用していきましょう。

  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram

業界によって相性があるので、
まずは競合をリサーチしましょう。

SNSを使えば、SNS内での広告が使えるようになりますし、見込み顧客に直接アプローチすることもできます。

フォロワーをたくさん獲得できれば、開業と同時に応援してくれる人もいるはずです。

ビジネスが軌道に乗ったら学ぶ暇がなくなると思うので、企業勤めのあいだに学んでおきましょう。

まとめ

「新規開業とホームページの公開時期」については以上です。

できれば3ヶ月くらい前には公開して、開業と同時に良いスタートを切れるようにしておきましょう。

また、ホームページだけでは思ったような集客が難しいケースもあるので、積極体に広告を活用していきましょう。

それと、SNSも集客の役に立つツールなので、
積極的に活用していきましょう。

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