- これからテレワークを始めるけど、監視ってどうなってるのだろう?
- テレワーク中にテレビを観たりゲームをやったりして、「もしかしたらバレてるんじゃないか?」と思って不安
テレワークを行なっている会社の多くは、
なんらかの方法で社員を監視しています。
たとえば、パソコンに監視ツールを導入するといった方法です。
ただ、どのように監視されているかは教えてもらえないことも多いので、働いている側としては不安ですよね。
この記事では、WEB業界でテレワークをしていたことのある私が、「テレワークと監視」について書いていきます。
テレワークと監視について
テレワークを行なっている会社の多くが、なんらかの方法で社員の監視を行なっています。
おそらく、次のうちどちらかの方法を使っているでしょう。
- 監視ツールの導入
- チャットや電話でのチェック
予算があって、
ITに強い企業の場合は、
監視ツールを導入しているはずです。
そうでない場合には、管理者がチャットや電話といった人的な方法で、「こいつサボってないか?」ということを確認していると思います。
テレワークをしている方ならわかると思いますが、突然上司からの電話がきて、ビクッとなったことがあるのではないでしょうか?
ちなみに、私は何度もあります。
監視ツールの導入
監視ツールというのは、パソコンソフトをインストールして使用するツールのことです。
「勤怠管理」とか「作業効率化」とか、そういったツールとして売られています。
ただ、実際には、従業員を監視するための役割を持ったツールです。
具体的には、次のようなことを監視可能です。
- パソコンが起動しているか
- アプリなどの使用履歴
- どんなサイトを見ているか、など
たとえば、「KnockMe!」のようなツールですね。
テレワーク用の勤怠管理ツールとして、
需要が高まってきているようです。
ただ、一点気になるのは、カメラ画像を取得できるという機能です。
テレワーク・在宅勤務の勤怠管理・セキュリティ・監視ツール【KnockMe!】(ノックミー)が、勤怠・業務管理、社内コミュニケーションを向上する新機能を搭載!
オンライン会議中のカメラ画像を取得するのかな?とも思ったのですが、そうじゃないなら、ちょっと困りますよね。
チャットや電話でのチェック
勤怠管理ツールを導入していない会社の場合、上司が頻繁にチャットや電話をしてくる方法も使われます。
テレワークになって、「嫌いな上司と顔を合わせなくて済む」と思っていたのに、頻繁に上司からの連絡が来て嫌な思いをしている人たちもいるはずです。
私も、テレワーク中に上司から何度も連絡が来て、少し苦手でした。
しかも、ちょっと連絡が遅れたりすると、サボっていると思われたり、怒られたりする可能性があるので、非常にやっかいです。
基本的には信用されていない
なぜ管理者は「監視ツール」を導入したり、
頻繁に連絡したりするのでしょうか?
管理者の仕事は部下に仕事をさせることなので、それが仕事だとも言えます。
ただ、根本的なところで言うと、
従業員は信用されていないです。
「生産性を高めるための管理」というと良さげですが、結局のところ信用されていないのです。
とは言っても、人は誘惑に負けてしまう生き物だし、テレワーク中にテレビを観たり、ゲームをやったりしてしまう人たちもいます。
ですので、胸を張って、「信用しろ」とか「監視するな」とか言うのも難しいです。
また、企業の「監視」は違法でもありません。
監視は、従業員的には気持ち悪い
とは言っても、働き手としては、
カメラの映像を見られたり、
音声を拾われたりしたら、
気持ち悪いわけです。
では、どうするか?
私の場合、監視ツールが導入されていましたが、何をどのように監視されているかは明かされていなかったため、次のようなことに気をつけていました。
- カメラをふさぐ
- 支給パソコンでプライベートなことを調べない
- 他のこと(サボり)をやっているときでも、時々マウスを動かす
- 支給パソコンのチャットでプライベートなことは話さない
Web用のカメラがパソコンに付いていたので、ガムテープでふさいでいました。
ただ、忘れていると、ガムテープを貼ったままオンライン会議をやってしまうことがあるので注意です。
私は2回ほどあって、「あれ、画面真っ暗ですね」とクライアントから言われました。
ちなみに、ガムテープしかなかったのでガムテープだっただけで、他のものでもOKです。
カメラで監視していることを従業員に堂々と伝えていない会社もあると思うので、何かを貼っていても何も言われない可能性が高いです。
オンライン会議システム(ZOOMなど)を常時接続といった会社もあるようですが、その場合は、カメラをふさいだら怒られるかもしれません。
この場合、気持ち悪い会社だとあきらめて転職しましょう。
また、カメラでの監視をオープンにしている場合も、カメラをふさいだらアウトです。
この場合も、気持ち悪い会社だとあきらめて転職しましょう。
あと、支給パソコンでプライベートな話題を調べるのは絶対にNGです。
たまに、パソコンで遊んでいたり、仕事と関係のないサイトを見てたりして問題になったというケースを目にしますが、会社から支給されたパソコンで、仕事と関係ないことをするのはアウトです。
やるなら、
自分のパソコンかスマホです。
また、仮に自分のパソコンやスマホを使う場合であっても、画面のスクショを撮影されている場合、しばらく画面が動かないと不審に思われる可能性があります。
ですので、
画面を放置するのは厳禁です。
スリープ状態はもっとアウトです。
自動でマウスを動かせるようなプログラムなどを組めればベストですが、少なくとも私には無理だったので、私の場合、数分おきにマウスを動かしていました。
姑息ですね
まとめ
最後のほうは、テレワークのサボり方みたいな話になってしまいましたが、サボりを奨励しているわけではありません。
というか、
サボらずに真面目に働くべきです。
人が見ていないときに頑張れる人こそ、
信用される人です。
とは言っても、カメラや音声を監視されているのは、あまり気持ちの良いものではないので、個人的には何らかの方法で対抗しておいたほうが良いと考えています。