- 勉強しているのになぜか試験に不合格になってしまう
- 問題文で何を問われているのかが理解できない
資格試験に合格するためには、問題文を正しく読み解く読解力が必要です。
問題文を正しく読み解けないと、いくら知識を詰め込んでも不合格になってしまいます。
資格合格のためには読解力が必要

資格試験に合格するためには、
正しく問題文を読み解く必要があります。
なぜなら、いくら知識として正しい答えを知っていても、何を問われているかを理解できないと、回答できないからです。
「いや、そんなの当たり前でしょ」と思うかもしれませんが、そこまで重要視している人は少ないと思います。
私が読解力の大切さに気づいたのは、IT関係の資格をたくさん受けるようになってからです。
IT系の資格は、すべてがそうじゃないですが、問題作成者の国語力を疑いたくなるようなわかりづらい文章の問題が出題されるケースが多いです。
ですので、正しい答えを知っていても、問題文の意味がわからなくて答えに困るケースがありました。
問題文の意味がわかりづらいと感じているのは私だけかと思ったのですが、そうでもないみたいです。
というのも、私は普段の生活のなかで「資格の合格方法」について相談されることもあるのですが、そこで気づいたのは、頑張って勉強しているのにもかかわらず点数が取れない人は、知識が足りないのではなく、問題文を正しく読み取れていない可能性が高いということでした。
まず読解力(国語力)を身につける

あなたはいかがでしょうか。
「いや、わたしの問題は読解力ではない」と言えるのであれば問題ありませんが、もしも思い当たる節があるのなら、参考書を使って知識を詰め込むのと並行して、問題文を正しく読み解く読解力を身につける必要があります。
では、どうやって読解力を身につけるかですが、読書が最適だと思います。
読書が習慣になると、
文章を読むことに抵抗感がなくなります。
けれども、普段の生活のなかで文章に慣れていないと、文章を読むことに苦手意識を持ってしまっている場合があります。
問題文は文章ですので、文章を読んでその内容を把握することに慣れておく必要があります。
また、読書をすると、文章を目で追いながら頭を使って考えることになるので、文章の意味を考える力を鍛えることもできます。
ですので、読書をしましょう。
ただ、とは言いつつ、たとえば3ヶ月後に試験が迫っている受験生に対して、「読解力を身につけるために読書をしましょう」と言うのは微妙です。
読書から得られる読解力はすぐに身につくものではないため、「読書している時間があったら一問でも多く問題を解いたほうがよい」という話です。
ですので現実的な話をすると、「読解力」をテーマにした書籍で読解力について勉強するのが良いです。
「読み解く力」をテーマにして書籍は何冊もあるので、ご自身に合ったものを選びましょう。
まとめ
資格の勉強というと、参考書の用語を覚えたり、問題をたくさん解いたりすることをイメージする人が多いと思います。
そんななか意外に見落としがちなのが、問題文を正しく読み解く力です。
問題文は、問題作成者からの問いかけです。
「今、自分は何を問われているのだろうか?」
この答えを間違ってしまうと、
必然的に解答も間違ってしまいます。
ですから、問題文を読み解く読解力は非常に重要になるのです。
