- 貯金がまったくできない
- 年収が低いと貯金できないと思っている
「ファイナンシャル・プランニング技能検定2級」保持者の私が、資格の知識を活かさずに書いていきます。
一人暮らしでお金が貯まらない理由

ニート時代、母親と「現役ファイナンシャルプランナー」主催の「老後資金」に関するセミナーに参加したことがあります。
「女性向け」と案内チラシに書かれていたので、男は私ひとりだけでした。
講師は「老後資金として必要なのは〇千万円です(だから私のお客になってください)」と不安を煽ってきましたが、その講師が知らなかったことは、目の前の男が、老後と言わず、20代前半ですでに経済的に破たんしているということでした。
と、まぁ過去の話はこのくらいで。
一人暮らしをしていて、「お金が貯まらない」と悩んでいる人は多いようです。
とくに、都内の一人暮らしだと、お金を貯めるのは大変ですよね。
都内でなくても、給与が低かったり、車を持っていたりすると、貯金は大変になります。
でも「お金が貯まらない習慣」をやめることで、お金を貯めるのは簡単になります。
この記事では、お金が貯まらなくなる習慣についてピックアップしていきます。
私は、過去に無職生活をしたおかげ(せい?)で、望んでいたわけではないですが、お金が貯まらない習慣を捨てることができました。
その結果、一月の生活費をかなり落とすことができています。
頻繁にコンビニを利用している
よく言われることですが、コンビニを頻繁に利用するとお金が貯まらなくなります。
なぜかと言うと、
コンビニの商品はふつうに高いからです。
たとえば、まったく同じ商品でも、スーパーとコンビニでは価格差があります。
価格差もそうですが、毎日コンビニ弁当を食べている人もいますが、食費を使いすぎです。
コンビニの弁当は一つ500円くらいしますが、スーパーで野菜と納豆を買って、家でご飯を炊いて食べれば、一食200円かからないです。
健康面の問題もありますが、
私はコンビニ弁当を買いません。
コンビニ弁当はふつうに贅沢品だと思っています。
また、スーパーでも、調味料などの必須なものを除いて、200円を超えるものは買いません。
200円を超えるものを買うときは、
お祝い事があるときくらいです。
食べ過ぎ
食べ過ぎの人も、
お金が貯まりません。
なぜなら、食べる量が多くなれば、必然的にお金がかかるからです。

たとえば、「パンダ」はかわいいですが、
彼らは一日中食べてばかりいるそうです。
もしもパンダを飼ったら、
食費が大変なことになります。
逆に、「ホライモリ」の場合、
10年間絶食できるらしいです。
ほぼ食費は0ですね。
人によって体格差があるので、食べる量はもちろん人それぞれ異なります。
でも腹八分目にすることで、満腹になるまで食べる場合に比べて食費を抑えることができます。
ですので、食べ過ぎてしまう場合には、
腹八分目くらいで我慢できるように意識してみましょう。
「そんなの無理」と思う人もいるかもしれませんが、そういう生活をしていると、胃袋がその量に慣れてきて、逆にたくさん食べられなくなります。
痩せる効果もあると思うので、
一石二鳥ではないでしょうか。
頻繁に洋服を買う
洋服もお金が貯まらない理由です。
私は高校生、大学生の頃、洋服が大好きで、少しでもお金があればすぐに洋服を買っていました。
その結果、
お金が全然貯まらなかったです。
でも大人になって、「ひとつひとつの洋服を大切にしよう」と考えるようになってから、ほとんど洋服を買わなくなりました。
今では、
一年に一回買うかどうかです。
洋服は一着の値段がけっこう高いので、洋服を買うのをやめると、お金が貯まりやすくなります。
クレジットカードをすぐに使う
クレジットカードを頻繁に使う人も、
お金が貯まりません。
なぜなら、クレジットカードはお金の流れが見えなくなるので、マネーリテラシーのない人が使うと、ついつい使いすぎてしまうからです。
また、クレジットカードと現金支払いの両方の支払い手段を使っている場合には、より注意です。
というのも、クレジットカードで支払った場合、財布のお金が減らないので、実際には減っているのにもかかわらず、ちょっと得した気分になり、財布の中の現金を使ってしまうことがあるからです。
私はかつてこの状態で、10,000円のものをクレジットカードで支払って購入し、「これで財布の中の10,000円を使わずに済んだ。だからこの10,000円で何か買おう」ということをやっていました。
すぐに欲しい物を買う
自分の欲望を叶えるのが早すぎる人もお金が貯まりません。
人の欲望には際限がないので、何かを満たすと、また別の何かが生まれます。
悩みと同じです。
ですので、欲望を満たすのが早い人は、欲望の回転率が早くて、どんどんお金を消費していきます。
これは、年収が高いのにもかかわらずお金のない人が存在する理由でもあります。
逆に言うと、欲望は、
満たさなければ回転しません。
欲求不満の時間が長いのはつらいですが、先延ばしにし続けていれば、「あれも欲しい、これも欲しい」という状態になりません。
たとえば私の場合、「ステーキを食べたい」と思ったとしても、ステーキを食べたら次は「寿司を食べたい」となることがわかっているので、ステーキを食べるのを一ヶ月くらい先延ばしにしたりします。
「ステーキくらういでそんなに我慢するとか狂ってんな」と思う人もいるかもしれませんが、欲望に正直になり過ぎると、あっという間にお金がなくなるので、自分のルールに従っています。
見栄を張って生きている
見栄を張って生きている人も、
お金が貯まらない人です。
「すごい」と思われたいがために、無理して家賃の高い家に住んだり、高い腕時計をしたり、それではお金は貯まりません。
SNSでも、「どこに行った」とか、「何を食べた」とか、見栄の張り合いが繰り広げられています。
本当にお金を貯めたいと思ったら、
俗世間から離れる必要があります。
見栄を張る気持ちを捨てることができれば、お金が貯まるようになります。
まとめ
「お金が貯まらない習慣」を書いてきましたが、あなたの普段の生活で当てはまっているものはありましたか?
お金が貯まる習慣を身につける一番の方法は、どん底の貧乏生活を味わうことだと考えています。
本当にお金がなくなると、見栄を張るとか、食べ過ぎとかの前に、とにかく生きていくことが最優先になり、頭を使うようになります。
ただ、貧乏になりたい人なんて誰もいないし、貧乏にならなくて済むのなら、そのほうが良いに決まっています。
ですから、人が変わったように今日から変わるのは難しいと思います。
でも、「今日はコンビニ弁当やめて、家にある食材で料理しようか」というかんじで、少しずつでも習慣を変えていくことはできるはずです。
慣れるとお金を貯めるのは簡単になるので、最初だけ耐えて頑張りましょう。

