「忙しい」や「時間がない」が口癖になっていませんか?
「忙しい」「時間がない」を、何かをやらないための言い訳にしていませんか?
「時間」がない「忙しい」のではなく「やる気がない」の間違い

「忙しい」「時間がない」と言っている人の中で、本当に忙しそうな人を見たことがありません。
逆に、「この人の時間管理どうなってるんだ。この作業量おかしいだろ」と思う人たちが、「忙しい」と言っているのを聞いたことがありません。
端から見たら忙しそうには思えないのに「忙しい」「時間がない」が口癖の人たちと、端から見たらどう考えても作業量がおかしいレベルなのに暇そうにしている人たちとの違い。
その違いは、仕事のスピードやタスク管理など様々な要因があるのだと思いますが、一番は「やる気があるかどうか」の違いだと私は考えています。
「忙しいからできない」「時間がないから余裕ができたら」と言っている人たちは、単に「やりたくないから」それっぽい言い訳を並べているだけです。
「時間がない」「忙しい」と言いながらテレビやスマホで時間をつぶしている人たち

「時間がない」と言っている人たちの中には、少数ながら本当に時間のない人たちがいるのかもしれませんが、多くの場合、それは上に挙げたように、単なる言い訳に過ぎません。
なぜなら、「忙しい」」「時間がない」と言いながら、「昨日のドラマが・・・」とか「○○(芸能人)と○○が結婚して」とか言っているからです。
時間がないはずなのに、
テレビを見る時間、娯楽の時間はあるのです。
友だちと飲みに行ったり、恋人とデートする時間はあるのです。
私は、5分でも娯楽のためにテレビを見たりスマホを見たりする時間がある時点で、「忙しい」とは程遠いと考えています。
電車の中には、「忙しい」と言えるような人たちはほとんどいない
電車の中には「忙しい」「時間がない」と言えるような人たちはほとんど乗っていません。
全員の生活を事細かに見れるわけではないので、極端な主張として受け止めてほしいのですが、それでもこの主張はあながち間違っていないと思います。
たとえば電車の中には、
寝ている人たちがいます。
一日の睡眠時間が電車の中だけという人を除けば、寝ている人の中に「忙しい」「時間がない」と言う権利のある人はいないです。
たとえば勉強するなら、
電車の中というのは絶好の勉強タイムです。
本を読めるし、音声学習ができます。
最近は動画学習もできますね。
こういう、いろいろなことができる電車の中で、ただ寝ているだけの人たちは、それだけで時間を有効活用できていないと言えます。
あとはゲームをやっている人も論外ですね。
ゲーム会社に勤めていたり、あるいは、ゲームを何らかの形でビジネスに活かそうと思っているならまだしも、娯楽のためのゲームをやる時間が10秒でもあるのなら、「忙しい生活」とは程遠いです。
「やる気」があるのなら、時間をマネジメントしよう

世の中には口先だけの「忙しい」「時間がない」人たちが溢れているわけですが、もしもあなたが「やる気はあるけれど本当に時間がない」と思っているのなら、時間をマネジメントすることで、今よりももっともっと、人生でたくさんのことができるようになります。
私が考える時間管理術とは、
捨ているという発想です。
人生の色々なことを捨てるという発想

世の中には、「細切れ時間を使おう」と言ったような時間マネジメント術がありますが、それ以上に、最も効果的な時間マネジメント術は、日常を捨てるということです。
たとえば一番簡単なもので言えば、
娯楽の時間を捨てることです。
仕事から帰ってきた後に、いつも1時間テレビを見ているなら、その1時間を捨てる。
そしたら、いつもならなかったはずの1時間の使い方の選択肢が生まれますよね?
まぁ、これ自体は誰もが頭ではわかっていることだと思います。
でも、できない。
でもできないなら、
それは先ほどから言っているように、「やる気がない」からです。
やる気があるならできないはずがないです。
娯楽の時間自体は、時間をマネジメントしようと思った時に、比較的誰もが捨てようと考えやすい対象です。
しかし、よりたくさんの時間を生み出すとしたら、日常生活の中にはもっとたくさん捨てられるものがあります。
たとえば朝、
いつもより2時間くらい早く起きてみる。
これは言い換えれば睡眠を捨てるということですが、睡眠を捨てることによって時間を生み出すことができます。
私は、朝出勤前に2冊くらい本を読んだり、ブログを書いたりしていたこともあります。
今でも毎朝5時半起きです。
あとは、飲み会や友人、恋人などの誘いを捨てることもできます。
「忙しい」と言いつつ飲み会やデートをしているとか論外ですからね。
もっと高度になってくると、
会話とかも捨てることができます。
生産性のない意味のない雑談をしてくる人とか、ただの時間泥棒です。
そういう人たちとの会話を捨てましょう。
日常を振り返ってみると、
「これは捨てられないだろ」と思うようなことでも、案外捨てられますよ。
何かを捨てれば捨てるほど、
時間は生まれていきます。

まとめ
- 「時間がない」「忙しい」は「やる気がない」を言い換えただけの言葉。
- 「忙しい」「時間がない」と言いながら、テレビを見たりスマホのゲームで遊んだりしている人たちは論外。
- 時間のマネジメントは、捨てることから始まる。
- 日常の多くは捨てられる。