【SEO初心者向け】ロングテールキーワードで検索順位1位をとってみよう

新人Web担当

記事を書いても書いても中々上位表示されないのですが、何か良い方法はないですか?

青山

現役でSEO対策の仕事をしている私がお答えします。ロングテールSEOを理解すると、上位表示が簡単になります。上位表示が難しいキーワードだけで記事を書いているとSEOの難易度が高いので、ぜひ覚えておきましょう。

目次

SEO初心者はロングテールSEOに取り組んでみよう

SEOに慣れないうちは、
ロングテールキーワードで記事を書くのがオススメです。

なぜなら、ロングテールキーワードを使って記事を書くと、上位表示が比較的簡単ですし、検索意図(ユーザーの検索目的)も読みやすいからです。

逆に、最初から競合の多いキーワードばかり狙っていくと、全く上位表示されずに記事を書くのが嫌になったりします。

ロングテールSEOとは

ロングテールSEOとは、
ニッチなキーワードを使ってアクセス流入を狙いにいくSEO対策の手法です。

Amazonもロングテール戦略を実践しており、
需要がものすごく高いわけではない、しかし一部の層には需要がある商品を大量に展開することで、世界一の地位を築いたと言われています。

検索される回数の多いキーワードで上位表示されるのがベストですが、一方で、検索される回数の多いキーワードであるほど、同じように考える人が多いため、競合が多くなる傾向にあります。

競合が多い場所で戦うのは大変なので、
多少検索される回数が少なくても、確実に上位表示を狙って見込み客を獲得していこうというのが、ロングテールSEOの考え方です。

ロングテールキーワードとは

ロングテールSEOを行うためには、
ロングテールキーワードを理解する必要があります。

ロングテールキーワードとは、
検索される回数は少ないが、見込み客を獲得できる可能性のあるキーワードのことです。

つまり、ニッチキーワードです。

ロングテールキーワードの特徴

  • 検索ボリュームが少なめ
  • 2〜4語くらいのキーワードで構成
  • 検索意図が読みやすい
  • 上位表示が狙いやすい

検索ボリュームが少なめ

ロングテールキーワードは、
検索ボリュームが少なめです。

検索ボリュームとは、どのくらいの人たちがそのキーワードを使って検索を行っているかという指標のことです。

Googleが提供しているキーワードプランナーというツールで調べることができます。

通常、キーワードは組み合わせるほど、
検索される回数が少なくなります。

「スーツ」→10万〜100万 
「スーツ オーダーメイド」→1万〜10万
「スーツ オーダーメイド 通販」→10〜100

ロングテールSEOでは、
2語以上のキーワードを組み合わせて、記事を書きます。

ニッチなキーワードを狙うことで検索ボリュームが少なくなりますが、その代わりに競合も少なくなります。

検索意図が読みやすい

2語や3語のキーワードを設定すると、
検索意図が読みやすくなります。

SEO対策に大金を支払うような企業は、ビックキーワードで上位表示を狙おうとするケースが多いです。

たとえば、SEO対策なら、
「SEO対策」というキーワードで上位表示を狙うといったケースです。

「大金を払うんだからそれくらい望んでもいいでしょ?」と言われたらおっしゃる通りですし、大きなキーワードで上位表示されるに越したことはないですが、SEOにあまり詳しくない個人が自分の力だけで同じことをしようとするのは、少し難しいです。

ビックキーワードの問題は、
競合が多いという点の他に、検索意図を読みづらいという問題もあります。

たとえば、上のほうで例を出した「スーツ」というキーワードを考えてみましょう。

「スーツ」と検索するユーザーが何を知りたがって検索しているかわかりますか?

「スーツとはなにか」を知りたいのかもしれませんし、「ネット通販でスーツを買いたい」のかもしれません。

ですが、「スーツ」だけだと何を知りたがっているのかわかりません。何を知りたがっているのかわからないため、実際にWebサイトに入ってきたとしても、ミスマッチを起こす可能性が高くなります。

では、「スーツ オーダーメイド 通販」でしたらどうでしょう?

「オーダーメイドスーツを通販で買いたいんじゃないだろうか?」と想像できませんか?

「オーダーメイドスーツを通販で買うのってどうなんだろう?」という検索意図も含まれるかもしれませんが、少なくとも「スーツ」よりは検索ニーズが絞られます。

上位表示が狙いやすい

キーワードがニッチになって、
競合が少なくなれば、上位表示が簡単になります。

SEO初心者でも簡単に1位をとれます。

私がこのブログの他に運営しているあるブログは、SEOの知識がほぼないときに更新していたものなのですが、かなりのキーワードで上位表示されています。

記事の書き方とかはかなりテキトーですが、それでもニッチなところを攻めると、簡単に上位表示されます。

ロングテールキーワードでの記事の書き方

それでは実際に記事を書く方法です。

「ツールを使ってキーワード調査をして」と言いたいところですが、この記事はSEO初心者の方を対象としているので、時間のかかるキーワード調査はなしです。

専門的な内容はキーワードを意識した記事の書き方SEO競合調査の方法をお読みください。

書けそうな記事ネタを見つける

「これなら他の人には負けない」と言えるくらい語れることはありますか?

本来であれば、今運営しているブログのテーマに関連する内容がベストですが、雑記ブログだったり、別のテーマの記事を入れても問題なければ、書きたいことを書けばOKです。

テーマはニッチであるほど良いです。

たとえば、
あまり売れていないけど大好きなバンドとかです。

2語〜4語くらいのキーワードを設定するのがポイントです。

キーワードを設定しないと、狙ったキーワードでちゃんと上位表示されているか確認できないため、キーワードは必ず設定しましょう。

キーワードを設定したら、設定したキーワードにマッチした記事を書きます。そしてタイトルに設定したキーワードがすべて含まれるようにしましょう。

競合の強さを調査する

上位表示されるための一番のポイントは、競合の強さです。

記事を書くキーワードを設定したら、
設定したキーワードで実際に検索してみましょう。

その際に、以下点を確認しましょう。

  • 完全一致のタイトルがあるか
  • 検索結果に表示されているブログサービス
  • 1位のページの内容や文字量

完全一致のタイトルがあるか

検索結果に完全一致のタイトルがあるかを探しましょう。

たとえば、「スーツ オーダーメイド 通販」と検索したときに、「スーツ」「オーダーメイド」「通販」のすべてのキーワードが含まれている場合、完全一致していると言えます。

検索したときに、
完全一致のタイトルがない場合、ベストなページがないため、ベターなページが表示されている可能性があります。

ちょっと難しいですね。

普段あなたが検索をする際に、
基本的にはどんなキーワードで検索した場合でも、「何もありません」という状態はないと思います。

ですが、検索結果に表示されたページが、「全然違うわ」ということはあると思います。

検索エンジンのロボットは、
「これがマッチするんじゃないか?」という推測のもとページを表示するので、ベストなページがなくても、「マッチする可能性がある場合にページを表示します。

ですので、タイトルが完全一致していなくてもページが表示されるのですが、場合によっては、ベストなページがないために仕方なく表示していることもあるのです。

このケースの場合、キーワードとマッチしたページを作ることで、上位表示される可能性があります。

検索結果に表示されているブログサービス

検索結果に表示されているブログサービスを確認しましょう。

ブログサービスとは、
「アメブロ」とか「はてなブログ」とかのことです。

ブログサービスを利用しているブログの場合、ページ内のどこかにブログサービス名が掲載されていることが多いので、すぐにわかると思います。

上位表示されているページが「アメブロ」や「はてなブログ」のみで、あなたのブログが独自ドメインを利用したブログの場合、簡単に勝てる可能性があります。

明確な理由がわかっているわけではないですが、ブログサービスを利用しているサイトと独自ドメインを利用しているサイトがあった場合、独自ドメインのサイトの方が評価されます。

ですので、検索結果の上位がブログサービスのみの場合、勝てる可能性が非常に高いです。仮にあなたが無料ブログサービスを利用していても、不利になるわけではないのでOKです。

ただ、同じ検索結果には1つのドメインにつき2ページまでしか表示されないルールがあるので、同じブログサービスを利用しているサイトがある場合には、別のキーワードを設定した方が良いかもしれません。

※世の中のサイトはドメイン単位で評価をされるので、無料ブログサービスのように利用者が多く、統一性のない低品質な記事が大量に入っているドメインはあまり評価が高くないのでは?と思っています。

※無料ブログサービスでブログを開設する場合、無料ブログサービスのドメイン(URL)の下層にサイトが開設されます。

※無料ブログサービスであっても、独自ドメインは利用できます。

1位のページの内容や文字量

1位に表示されているページの内容や文字量もチェックしておきましょう。

1位に表示されているページが300文字くらいのページだったら、少ししっかりと記事を書けば簡単に勝てます。

逆に、3000文字くらいの文字量で内容もしっかりしていたら、あなたがそれ以上のコンテンツを作ることができない場合、負けてしまいます。

ガッツリと競合調査する必要はないですが、最低限1位に表示されているページは確認しておきましょう。

3ヶ月〜半年後に1位になっているかチェック

記事を書いたら、
順位チェックを行いましょう。

順位チェックはテストの結果のようなものです。

テストを受けたら、
自分が何点くらいとれたのか気になりますよね?

順位チェックをすることで、
自分の読みや記事の書き方が正しいかどうかを知ることができます。

逆に、順位チェックをしないと、
自分の読みや記事の書き方が間違っていた場合であっても、同じように記事を書き続けてしまうので問題です。

ツールを使って順位チェックする方法もありますが、ふつうに検索するだけでもOKです。

ご自身が設定したキーワードで日々検索しましょう。

順位チェックをするときの注意点ですが、順位が固定するまで3ヶ月〜半年くらいかかるということを覚えておきましょう。

記事を書いた一週間後に3ページ目に表示されていたからといって、結果がダメということではありません。

一週間後にチェックしたときに3ページ目でも、記事の質がよければ日々順位が変動します。そして結果的に1位に表示されることもあります。

そのため、日々チェックすることが大事なのです。

まとめ

ロングテールSEOについては以上です。

2語や3語の組み合わせのキーワードで上位を狙えるようになったら、大きなキーワードでの上位表示を狙いにいきましょう。

あまりにもニッチなキーワードの場合、1位をとってもほぼアクセスがない状態もあり得ます。

ですので、いくら「競合に勝てる気がしない」と思っても、いずれは競合の多い検索ボリュームの多いキーワードで戦う必要が出てきます。

ただ、検索上位をとるコツをつかんだり、自信をつけたりといった意味で、ニッチなキーワードを狙うのはオススメです。

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