【長くても1位は可能】SEOに最適なタイトル・ディスクリプションの文字数

新人Web担当

ブログのタイトルが長くなってしまうのですが、問題ないですか?

青山

タイトルタグやディスクリプションタグの文字数について、書籍には書いていない情報をお伝えします。

目次

タイトルタグやディスクリプションタグの文字数

SEO対策に力を入れていこうと考えたときに、「タイトル(title)タグ」「ディスクリプション(description)タグ」の文字数については気になるトピックのひとつだと思います。

実際、私自身も気になって、
多くの書籍やネット情報を調べました。

今回この記事で書くことは、教科書的な回答ではなく、実際に私が試した結果に基づいた回答になります。

それでは早速書いていきたいのですが、まずはじめに「タイトルタグ」と「ディスクリプションタグ」について、教科書的な回答もお伝えしておきます。

なぜ教科書的な回答を知っておく必要があるかというと、基本的には、SEOの書籍やSEO会社が発信しているような、教科書通りの方法に沿ったSEO対策に従っておいた方が間違いがないからです。

多くの人たちが同じように言っていることは、ある程度効果が実証されていることでもあるため、基本的には正しいです。

ですので、まずは教科書通りの回答を知っておきましょう。

タイトル(title)タグの文字数

タイトルタグの文字数については、おおむね30文字程度が推奨です。

なぜ30文字程度かというと、検索結果に表示される文字数が30文字前後だからです。

スマートフォンとパソコンで表示が異なったり、Googleの仕様変更によって突然変わったりすることもありますが、およそ30文字程度が検索結果に表示されます。

あまりにも長い場合、
「・・・」と省略されます。

実際にお手元のスマホやパソコンで調べてみてください。

「・・・」で省略されているサイトが多いかなと思います。

ちなみにですが、パソコンの方が文字数が多いようなイメージがありますが、スマートフォンの方が表示される文字数が長いです。

「Google検索セントラル」には、タイトルタグの文字数について以下のような記載があります。

また、不必要に長いものや無駄な情報が含まれるものも避けてください。検索結果にタイトルが表示されたときに、その一部しか表示されなくなります。

https://developers.google.com/search/docs/advanced/appearance/good-titles-snippets?hl=JA

「不必要に長い」が何文字を指すかの記載は見当たらないので、何文字がベストかは不明です。

SEO無料ツールの「META SEO inspector」やワードプレスのSEOプラグイン「Yoast SEO」では、タイトルやディスクリプションの文字数チェックができます。

タイトルは35文字くらい、ディスクリプションは120文字くらいだと問題ないですが、タイトルが50文字くらいだったり、ディスクリプションが200文字くらいだったりすると警告が表示されます。

長すぎると警告が表示されるため、ツールを信用する場合、タイトルは35文字くらい、ディスクリプションは120文字くらいに抑えるのがベストという回答になります。

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ディスクリプション(description)タグの文字数

上でも少し書いてしまいましたが、ディスクリプションの場合、120文字程度が推奨されています。

理由は、タイトルと同じく検索結果の表示の関係です。

ただ、ディスクリプションの場合には、「Google検索セントラル」で以下のように記載されています。

メタ ディスクリプションの長さに制限はありません。ただし検索結果のスニペットは必要に応じて切り詰められます(デバイスの幅に合わせる場合など)。

https://developers.google.com/search/docs/advanced/appearance/good-titles-snippets?hl=JA

なぜタイトルは「不必要に長い」とNGで、ディスクリプションはOKなのでしょうか?

考えられることとしては、ディスクリプションが検索アルゴリズムの評価基準に含まれていない可能性です。

「ディスクリプションにSEO効果はない」というのがSEO業界の見方ですが、Google検索セントラルのこの記載からも、「ディスクリプションにSEO効果はない」ように感じられます。

というのも、タイトルの場合には、検索アルゴリズムに組み込まれているため、あまりにも長かったり、不必要なキーワードを組み込んでいたりする場合、悪影響が出る可能性があります。

けれども、ディスクリプションの場合には、検索アルゴリズムに組み込まれていない(無視される)ため、長くても問題ないということなのではないでしょうか。

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長くても1位は取れる

教科書通りの回答を踏まえたうえで、私の実体験をお話しします。

タイトルタグに関しては、
70文字くらいでも問題なく1位を取れます。

ディスクリプションに関しても、
250文字以上でも1位を取れます。

複数サイトでの結果を見ての判断のため、ある程度信頼性があります。

当サイトでも、タイトルタグが60文字くらいの記事がいくつも1位を取っています。

このことから言えることは、タイトルタグやディスクリプションタグの文字数が長くても問題ないということです。

ただ、「じゃあ文字数は気にせず入れたいキーワードをたくさん入れよう」という方針が正しいかというと、YESとは言えないです。

どうしても仕方ない場合や、長い方がベストだと判断できる場合を除けば、一般的に推奨されている文字数に従っておいた方が間違いがないです。

どうしても仕方ない場合というのは、SEO的には良くないけれど、読者の気を引くためにキャッチーなタイトルを付けるといったような場合です。

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「挫折前に読んでほしい」という言葉は、
SEO的には意味がありません。

トータルのタイトル文字数は46文字です。

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「インデックス未登録」の問題に関しては、ベストな解決策が見つかるまでユーザーは検索をやめない可能性が高いため、2ページ目に表示されている状態(2021年7月現在)でも、アクセス流入がけっこう上昇してきています。

こういった理由がある場合には長くても問題ないと思いますが、そうでない場合には、無駄なトラブルを避けるためにも、推奨文字数通りに設定するのが良いです。

まとめ

SEOに最適なタイトル・ディスクリプションの文字数については以上です。

最後にまとめておきましょう。

一般的な推奨文字数は以下通りです。

タイトル:30文字程度

ディスクリプション:120文字程度

ただ、文字数が長くても検索順位の1位を取ることは可能です。

けれども不必要に長くする意味はないので、仕方ない場合や、長い方がベストだと判断できる場合を除いて、推奨文字数に近い文字数で設定するのがベストです。

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