- エラーが解決できずに挫折しそう
- 挫折しないための方法を知りたい
プログラミングに挫折しそうなあなたへ。
プログラミングが、趣味であり仕事でもある私が「プログラミングと挫折」について語ります。
プログラミングに挫折してしまう人たち
プログラミングに挑戦したは良いものの、挫折してしまう人たちは多いようです。
たしかに、私の知人のなかにも、挫折してプログラミングを仕事にする選択肢を捨ててしまった人たちが何人もいます。
私自身、勉強し始めた初期の段階で、わからなすぎてストレスがかなり溜まっていたのを覚えています。
PHPでお問い合わせフォームを作っていたのですが、見本のコードを見て作ったのにもかかわらず、エラーが解決できませんでした。
WordPressのテーマ作成の勉強をしたときは、エラーどころか、そもそも何をすれば良いのかがわからなくて、途方にくれたことを覚えています。
ですので、プログラミングに挫折してしまう人たちの気持ちはわかります。
プログラミングに挫折してしまう人たちは、たとえばどんな原因によって挫折してしまうのでしょうか？
私や、私のまわりの人たちを見るなかで感じたことは以下です。
- エラーが解決できない
- 初歩の段階でおもしろくないと判断してしまう
少し詳しくみていきましょう。
エラーが解決できずに嫌になる
「エラーが解決できない」については、プログラミングの挫折原因の代表です。
プログラミングにはエラーが付き物です。
空白が入っているとか、そのレベルでエラー表示が出る場合があるので、エラーについては誰もが必ず経験します。
誰もが経験するのですが、そのときに解決できない人たちは、「もう嫌だ」と投げ出してしまいます。
エラーが解決できずにパソコンの前で数時間悩むこともあるので、たしかに投げ出したくなる気持ちもわかります。
初歩の段階でおもしろくないと判断してしまう
挫折する人たちのなかには、勉強初期の段階で「おもしろくない」とか「自分には向いていない」と判断してしまう人たちもいます。
初歩段階のエラーで嫌になってしまうということもありますし、たとえばプログラミングの教本にありがちな、地味な計算がつまらなく感じるという場合もあります。
よく言えば決断が早いとも言えますが、正直、初歩段階でやめてしまうのはもったいないです。
プログラミングは、できるようになればある程度自由に自分の作りたいものを作ることができます。
「こんなことができたらいいな」と言う人に対して、「じゃあこういうプログラム作ろうか」と提案できます。
自分の作りたいものを作れるようになれば、プログラミングの楽しさを実感することができます。
でも初歩段階で判断してしまっては、地味な計算を繰り返すことがプログラミングのすべてだと思ってしまいます。
プログラミングで挫折しないためにできること
挫折の原因を考えたところで、じゃあ挫折しないためにはどうすればよいのか？という点についてです。
私自身の実体験やプログラマーの知人のことを考えたうえで、何点か具体案を書いていきます。
仕事にしてしまうのが一番早い
「いや、それは厳しいでしょ」と思われるかもしれませんが、仕事にしてしまうのが一番早いです。
フリーランスだと結局自分次第になってしまうので、会社に就職することです。
20代前半くらいであれば、完全未経験で就職することもできると思います。
新卒であれば、プログラミングをやったことがなくても全然OKです。
20代後半以降は、まったくプログラミングに触れたことがない状態だと厳しいと思いますが、少し勉強すれば就職できます。
就職してしまえば、先輩に教えてもらえる可能性もありますし、やらざるを得なくなるので、挫折を避けられます。
プログラミングに限ったことではないですが、何かに挫折する人は「覚悟が足りない」と思います。
少しキツイ言い方ですが、挫折しないためには「覚悟」が非常に大事なのであえて書きました。
非常に大事というか、
「覚悟」さえあれば挫折しません。
私は服装髪型自由の環境で働きたかったし、自分一人の力で収入を生み出せるようになりたかったので、プログラミングを勉強しました。
プログラミング以外にベストな方法が見つからなかったので、後戻りできませんでした。
ですから挫折しそうになっている場合には、一度時間を使って「なぜ自分はプログラミングを勉強しなければならないのか？」を考えてみてほしいです。
勉強の楽しさをズラす
これは私だけかもしれませんが、勉強の楽しさをズラすことでプログラミングの勉強を進めました。
意味不明だと思うのでご説明します。
たとえば、オンラインプログラミング学習サービスの「paiza(パイザ)ラーニング」では、キャラクターと一緒に動画形式でプログラミングを学ぶことができます。
「上坂すみれ」など、有名な声優が声を担当していることもあります。
paizaトレーニングは、キャラクターがかわいくて、勉強のモチベーションを高めてくれます。
また、別の例ですが、こちらもオンライン動画学習サービスですが、「ドットインストール」では、動画の声を「男性」「女性」から選べます。
私はいつも女性ボイスにしていました。
女性ボイスはけっこう癒されるので、女性ボイスがなかったら、ドットインストールは挫折していたと思います。
プログラミングの教室に通っていたときも、教室に通う楽しみは、プログラミングを学ぶことではなく、同じクラスの美人な女性に会いにいくためでした。
勉強の動機が不純でふざけていると思うかもしれませんが、少なくとも私は挫折せずに済みました。
独学が向いていない人もいる
独学が向いていないのにもかかわらず、独学でプログラミングを学ぼうとすると挫折します。
独学だと、手順を導いてくれる人がいないので、「次に何をやれば良いのか」や「自分が今どのくらいの地点にいるのか」がわかりづらいからです。
逆に、スクールに通えば、0から仕事ができるレベルまで階段をのぼるように進めてもらえるため、挫折しづらいです。
私は基本的な部分は人から習いましたが、もしも完全に独学だったら挫折していたかもしれません。
わからなくても気にせずに進む
挫折してしまう人は、「完璧主義」になってしまっている可能性もあります。
プログラミングにエラーは付き物なので、何もかも完璧にやろうとすると、とてもじゃないけどできません。
ときには、「このエラーは解決できないから後で気が向いたときにやろう」というくらいの無責任さが必要です。
ときには「わからないまま進む」という選択もありだと理解することです。
オススメなのは、いくつかの言語を同時に進めるということです。
たとえば私は、以下の言語を同時に勉強していました。
- HTML/CSS
- PHP（WordPress含む）
- JavaScript
PHPは好きでしたが、JavaScriptがよくわからなかったので、JavaScriptでつまったときはPHPを勉強していました。
まったく仕事で使わない言語を勉強するのはどうかと思いますが、仕事で使う言語が複数ある場合には、同時並行で進めて、わからなかったり、モチベーションが下がってきたりしたら、別の言語に変えるという方法がオススメです。
成果物を作ってみる
「成果物を作ってみる」というのも、
挫折を避ける方法のひとつです。
参考書にそって指示された通りのものだけを作っていると、成長が止まってしまうし、「なんかつまらない」と感じてしまう可能性もあります。
ですので、早い段階で実際に仕事を受けてみて、成果物を作ってしまうのがオススメです。
実際に作ってみると、自分に何が足りないのかを知ることができます。
あるいは、思っているよりもできることに気づくこともあります。
まとめ
プログラミングの挫折については以上です。
プログラミングは、できるようになると楽しいですし、自分ひとりの力でお金を稼ぐことも可能です。
ですから、多少難しいと感じても、やるだけの価値はあります。
この記事では、プログラミングの挫折を避ける方法をいくつかご提示しました。
ご自身に合うものを試してみてくださいね。
