- これからWeb業界への就職・転職を考えている
- フリーランスとして、他業種からWeb業界への参入を考えている
- Web業界におけるコロナ禍の影響を知りたい
これからWeb業界への就職・転職を考えている場合には、Web業界がコロナの影響をどれだけ受けているかが気になりますよね。
この記事では、現役でWeb業界で働いている私が「Web業界とコロナについて」解説します。
Web業界におけるコロナの影響について
Web業界で働いていて、「コロナ前とコロナ禍で大きく変わったな」と感じるのは、以下2点です。
- テレワークが基本になった
- インターネット集客に力を入れていなかった企業からの依頼が増えた
「テレワークが基本になった」については、働き方の変化です。
そして、「インターネット集客に力を入れていなかった企業からの依頼が増えた」については、市場の変化です。
↑の2点について詳しく書いていきますが、総合的な結論としてお伝えしておくと、「働き手にとっては悪くない変化」です。
人によって感じ方は異なると思いますが、テレワーク勤務は働き手の負担が減るため良い変化と言えますし、これまでインターネット集客に力を入れていなかった層からの依頼が増えるのも、良い変化です。
そのため、トータル評価としては悪くなく、これからWeb業界への就職・転職を考えている人にとっては、背中を後押しする材料になります。
テレワークが基本になった
働き方の面でのもっとも大きな変化は、
テレワークが基本になったことです。
基本的にはパソコン一台あれば仕事ができるので、すでにテレワークの人もいました。
けれどもそれは一部の人たちで、コロナの影響でほとんどすべての人たちがテレワークになりました。
もちろん、会社によってはいまだにテレワークになっていなかったり、一時はテレワークになったけれど、出社に変わっているところもあると思います。
でも今現在、多くの会社が、
テレワークに移行しています。
それぞれの会社のホームページを見れば、テレーワーク状況が掲載されているケースが多いので、気になる場合は確認してみてください。
「電通」も本社ビルの売却を発表しましたもんね。
今の時期(2021年7月現在)は、テレワークに移行している会社も少なくないですが、他の業界に比べて、Web業界は圧倒的にテレワークに向いています。
そもそも、Web業界はパソコン一台あれば仕事ができるので、「会社に行く必要はない」とずっと思っていました。
実際にテレワークをしてみて思ったことは、「やっぱり会社に行く必要はなかった」ということです。
もしもあなたが「テレワークで働きたい」と思っているなら、Web業界を心からオススメします。
インターネット集客に力を入れていなかった企業からの依頼が増えた
緊急事態宣言が出たあたりくらいからですが、これまでインターネット集客に力を入れていなかった企業からの相談が増えました。
代表的なのは飲食店ですね。
なぜ増えたかというと、実店舗での商売が制限されて、インターネットに活路を見出そうとしたからですね。
おそらく、「shopify」や「BASE」などはかなり売上を伸ばしたのではないかと思います。
今後も需要は伸びていく可能性が高い
しばらくは問題が解決しそうにないですし、解決したとしても、リスク分散のためにインターネットに力を入れる可能性が高いので、将来的にも需要はあると考えられます。
ただ、長期的にはわからない
ただ、もちろん長期的にはわかりませんし、
マイナスな材料もあります。
- 長期的には需要が減少すると言われている
- クライアント企業が倒産する場合、必然的に需要が減る
ホームページが世の中に出てきたくらいの頃は、珍しがって多くの企業がホームページを作りましたし、今でも、ちゃんとした企業であれば、ホームページを必ず持っています。
けれども、ある程度世の中に行き渡ってしまっていますし、開業費用を抑えたい企業のなかには、「WordPress」や「wix」など、手軽な方法で作る企業も増えてきています。
また、参入障壁が低いので、
競合が増えすぎているという問題もあります。
今は企業だけでなく、
個人の参入も増えています。
そのため、一つ一つの会社が、納得のいく価格で仕事を受注するのは年々難しくなってきています。
また、コロナに関連して言えば、クライアントの会社が潰れれば、継続取引がなくなりますし、新しい会社が生まれづらい世の中になれば、新規の受注も減ります。
まとめ
Web業界におけるコロナ禍の影響については以上です。
中期的な影響を考えると、働き手にとっては悪くない変化が多いです。
ただ、長期的な視点で見ると、良くない材料もあります。
けれども、「長期的にはわからない」のは、どの業界でも同じだと思うので、私はWeb業界で働くことを強くオススメします。
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