もしもやめてしまったら、 人生の楽しみがなくなってしまうと恐怖を感じているあなたへ。
毎日の習慣を変えるのって、
少し勇気が必要ですよね。
それが何年も続いているものだと、なおさらです。
毎日の晩酌、食後の一服。
やめなきゃらならないとわかっていたとしても、 長く続けている習慣をやめるのには勇気が必要です。
だけどちょっと、
考え方を変えてみませんか?
やめるのって、
こわいことではありませんよ。
やめるのがこわい人へ

お酒やタバコ、コーヒーなど、毎日の習慣になっているものをやめなきゃならないと感じると、 人は恐怖を感じます。
「自分のそれまでの生活がすべて変わってしまうかもしれない」と思うからです。
アルコールやカフェインには依存性があるので、やめること自体も難しいですが、 それ以上に、やめることを決意するのはもっと難しいです。
やめようと考えると、
喪失感を感じます。
それまでの日常がすべて変わってしまうかのような、恐怖を感じます。
夜眠る前にお酒を飲んでいた人は、「自分はもうまともに眠れないのではないか?」とさえ感じるはずです。
こういった心理的なブロックがあるので、 何かをやめるのは非常に難しいのです。
そんなあなたにお伝えしたいことは、 何かをやめるのは悪いことではないということです。
やめなきゃならないと思うと、何か大事なものを取り上げられたような気持になりますが、 そうではなくて、むしろ解放に近いです。
考えてみてください。
たしかに、タバコやお酒、コーヒーなんかは、 あなたの人生のパートナーのような存在でした。
毎日毎日あなたに寄り添ってくれて、
あなたの人生に彩を与えてくれました。
お酒の席で意気投合した人たちや、喫煙所の出会いを考えたら、 お酒やタバコにも「メリットがある」と考えるようになるでしょう。
ただ一方で、お酒やタバコは、
あなたの身体や精神をむしばんでもいます。
やめようと考えると良いことばかりが浮かんでしまいますが、 少し考えれば、悪いこともたくさんあることに気づくはずです。
- 身体への害
- 毎日の酒、タバコ代
- 喫煙できる場所を探す労力
- 酔いの席での失敗
- 二日酔いのダルさ
それに、「やめよう、やめよう」と思いながら、 続けていると、自己嫌悪に陥るはずです。
あなたは心のなかではすでに、「もしもやめることができたら、 この気持ちから解放されるんだろうな」ということに気づいているはずです。
やめた後には、やめた後の生活がある
何かをやめる前に、
やめた後の生活を想像するのはこわいです。
仕事なんかだったら、「やめたら毎日寝てられるな」と楽しくなるかもしれませんが、 お酒やタバコの場合には、やめた後の生活をイメージしづらいです。
「お酒なしでどうやって眠るんだ?」なんて思うかもしれません。
でもそれも、いざやめてみたら、
想像していた恐怖とは程遠いと気づきます。
人によっては、
別の何かに依存するケースもあります。
たとえば、お酒を飲めない分、
食べ過ぎてしまうといったケースです。
でもたいていの場合、
何かをやめたところで、
その空白は問題なく埋まります。
はじめは、食後の一服がないことに違和感を感じるかもしれません。
「何かが足りない」ような気持になるかもしれませせん。
けれども少し経てば、
何も感じなくなります。
いずれは、食後に一服があったということさえ、 時々思い出すレベルになります。
では元々タバコを吸っていた時間はどうなったかというとか、それまでの生活習慣のそれぞれが、繰り上がるだけです。
会社の休憩開始と同時にタバコを吸っていた場合は、その分早く昼を食べに行くだけです。
食後に一服してから仕事を始めていた場合は、 その分早く仕事を始めるだけです。
何かをやめたからといって、
その分が空白になることはありません。
日常は、ふつうに続いていきます。
やめようがやめまいが、人生はクソ
お酒に多いですが、「お酒をやめたら人生がつまらなくなる」という人がいます。
でもハッキリ言って、お酒をやめようがやめまいが、人生はクソです。
お酒を飲んで「楽しい」と感じるのは、脳が混乱しているだけで、 人生がクソな状態は変わりません。
というか、自己嫌悪におちいったり、眠りが浅くなったり、 二日酔いに苦しんだりで、飲んでいるときよりも人生はクソになっています。
「飲んでも飲まなくてもクソなら、たとえ幻想であろうと、一時的にも楽しくなれるほうが良い」と思う人もいるかもしれません。
でもまともな知性を持っているなら、酒代がかからない、二日酔いにならない、 「飲まない生活のほうがまだマシ」だとわかるはずです。
ちなみに、もしあなたが、「人生は素晴らしい」と思っているなら、 やめようがやめまいが、素晴らしいです。
コーヒーを飲まないと仕事ができないと思った

さいごにひとつだけ、
私の話をさせてください。
私はもうしばらくコーヒーをやめています。
やめてから一年以上は経っています。
コーヒーって生活のあらゆる部分に溶け込みますが、 私の場合もそうで、毎日コーヒーを飲んでいました。
- 出勤前にカフェで
- 仕事をしながら
- ブログを書きながら
- 勉強しながら
とくに、家で仕事をしたりブログを書いたりするときは、必ずと言っていいほどコーヒーを飲んでいました。
ですので、コーヒーをやめようと考えたとき、 「もう仕事に集中できないかもしれない」とか「ブログを書けないかもしれない」とか、 そんなことを考えました。
でも蓋を開けてみればそんなことはなく、 何も飲まなくても仕事はできたし、ブログだってこうして書けています。


まとめ
この記事では、何かをやめるのは悪いことではないということをお伝えしました。
優しくない言い方ですが、お酒やタバコをやめようがやめまいが、 クソな人生はクソなままです。
どちらに転んでもクソであるなら、せめてダメージの少ないほうを選んだほうが良いのではないでしょうか?
一度何かをやめられると、ほかのことをやめるのも簡単になるので、試しに何かやめてみるのもありです。
きっとあなたの生活は、
想像していた恐怖とは程遠く、
いつものように過ぎていくはずです。
