【メリットしかないって本当?】テレワーク(在宅勤務)をしてみて気づいたこと

  • テレワーク(在宅勤務)OKの会社で働きたい
  • インドアだから絶対にテレワーク(在宅勤務)が合っていると思っている

私はテレワーク賛成派です。

計画的に生活すれば時間を有効に活用できるし、飲み会などに参加する必要もないからです。

けれども、実際にテレワークをしてみて、思い描いていたメリットだらけのテレワーク生活とは、少し違うなと思う部分もあることはたしかです。

この記事では、実際にテレワークをしてみて気づいたことを書いていきます。

目次

テレワーク(在宅勤務)をしてみて気づいたこと

テレワークにはたくさんのメリットがあります。

よく言われているのは「通勤時間を有効活用できる」といったことや、「人から話しかけられないので、仕事がスムーズに進みやすい」といったことです。

ただ一方で、人によっては、時間を有効活用できるどころか、むしろ「明日テレワークだから今日は遅くまで起きてても大丈夫」といったように、デメリットになるような時間の使い方をしてしまう場合もあります。

テレワークにはメリットがたくさんありますが、見方を変えると、デメリットになってしまう可能性もあるということは、実際にテレワークをする前には気づかなかったことです。

通勤時間を有効活用できる→起きれないと遅刻すらあり得る

テレワークのメリットとして必ず挙がるのが、通勤時間を有効活用できるということです。

通常出勤で片道1時間かかっていたとしたら、一日でトータル2時間の時間が通勤以外のことに使えるようになります。

これは大きなメリットです。

人によっては勉強や仕事をするかもしれませんし、結婚している人であれば、落ち着いて家事ができるようになるかもしれません。

ただ、通勤時間を有効活用できるのは、時間を管理できる人だけです。

私は、基本的には朝5時台に起床して、「朝食→勉強→仕事」という生活をしていました。

ですので、浮いた時間を有効活用していると言えます。

ただ、やる気がないときには、勤務開始時間5分前くらいに起きたこともあります。

IKKOさんみたく「まぼろし〜」と言って現実逃避しそうになりましたが、とりあえず出勤報告をしてギリギリセーフでした。

また、テレワークだといつもより長く寝ていられるので、「もう少しだけ」となりやすく、ちゃんと起きるまでに5度寝くらいしたケースも何度かあります。

テレワークをする前や、テレワークをはじめたばかりの頃は、「規則正しい生活を送ってやる」と意気込みいますが、仕事のやる気がなくなっているときや、暑い日、寒い日などは、自分に負けてしまいやすくなります。

仕事を人に邪魔されない→自分の誘惑に邪魔されることがある

テレワークは自分一人なので「邪魔されない」というメリットもあります。

同居人やペットがいる人は邪魔されるかもしれませんが、一人暮らしであれば誰にも邪魔されません。

邪魔されないので、
仕事がスイスイと進みます。

いや、進むと思えます。

しかし、一人暮らしのテレワークにも邪魔する存在がいます。

自分自身です。

「いやいや、何言っているの?」と思うかもしれませんが、考えてみてください。

たとえば、ダイエットや禁煙に挑戦するとしましょう。

「絶対にやってやる」と意気込んでいるので成功しそうですが、失敗する人たちも多いです。

なぜ失敗するのかというと、
自分に負けるからです。

「ねぇこれおいしいから食べちゃいないよ」「一本くらい吸ってもOKだって」と他人から言われることもあるかもしれませんが、他人が原因で失敗するケースは少ないはずです。

何かを決めたときに失敗するのは、
いつも自分のせいです。

自分は最強のパートナーですが、一方で、最強の敵でもあります。

その敵は、会社にいるときは周囲の目によって抑えこまれているのですが、ひとりになると顔を出します。

「テレビ観ちゃおうぜ」

「お菓子食べながら仕事しようよ」

「バレないから眠っちゃえよ」

「この後は大きい仕事ないから酒飲んじゃおうぜ」

自分のことは自分が一番よくわかっているので、自分がもっとも興味があることをエサに声をかけてきます。

実際、私はスマホゲームをやったことがあります。

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飲み会に参加しなくてOK→人としゃべらなくなる

テレワークが普及し始めた頃のインタビューで「飲み会に参加しなくて済む」と言っていた人がいました。

私は会社の飲み会が嫌いなので、参加しなくて済むのは最高です。

飲み会が嫌いな人たちは、
きっと同じことを思っているはずです。

ただ、そんなテレワークにも問題があります。

それは、人によっては、一切誰ともしゃべらなくなる可能性があるということです。

私はクライアントとオンラインで話すケースが多かったので人としゃべっていましたが、事務の人や、プログラマーなどは、一日中誰ともしゃべらないんじゃないかと思います。

そのうえ、一人暮らしだと、テレワークをしている間中、一切誰とも話さないというケースもあり得ます。

「テレワークがつらい」という声も増えてきているようですが、孤独もひとつの原因だと思います。

どこでも自由に働ける→移動がめんどくさくなって家に引きこもる

テレワークになったらやってみたかったのが、カフェで働くことです。

カフェで仕事をしている人たちを見て、「自分もあんな風に仕事としたいな」と思っていました。

ですので、テレワークになったタイミングでカフェで仕事をしてみました。

「自由な場所で働けるって幸せ」と思いました。

けれども、日に日にわかってきたことは、どこでも自由に働ける生活はけっこうめんどくさいということでした。

たとえば、移動がめんどうです。

家の近くに居心地の良いカフェがあれば良いですが、私の場合、15分くらい歩いて行っていました。

夏の暑い日は、「自由に働けて幸せ」と言いつつ、汗だくになっていたし、冬の寒い日は、「ノマドワーク最高」と言いながら、指が凍りそうでキーボードが打てませんでした。

あと、お金もかかるし、8時間カフェにいることもできないので、全然快適じゃなかったです。

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家にいるとお金が節約できる→快適に仕事をするにはお金がかかる

テレワークの場合、出社しているときにかかっていたお金が必要なくなります。

たとえば、同僚と一緒に行くちょっと高いランチ代も、出勤前に立ち寄るカフェでのコーヒー代も、テレワークであればなくなります。

実際、私はテレワークに入ったタイミングで貯金が貯まりました。

けれども、会社に行っていたときにはかからなかった費用がかかるケースもあります。

たとえばエアコン代です。

快適に仕事をするためには、夏は冷房、冬は暖房が必須です。

場合によっては、テレワークのためにネット環境にお金を支払っている人もいるかもしれません。

ほかにも、マルチモニターを買ったり、デスクや椅子を買ったり、快適に家で仕事をしようと考えると、意外にお金がかかります。

まとめ

テレワーク(在宅勤務)で気づいたことは以上です。

たしかに思い描いていた生活と少し違う点もありましたが、それでも、メリットのほうが多いのは事実です。

私はテレワークの働き方が大好きですし、テレワーク文化が日本に定着したら良いと考えています。

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