- 「SWELL」を使っているけど、「SEO SIMPLE PACK」は使っていない
- コードを直接埋め込むのは少しこわい
私は「SWLL」を使っていますが、「Yoast SEO」を使っているので、Googleアナリティクスの設定ができませんでした。
この記事では、WordPressテーマ「SWELL」にGoogleアナリティクスを設定する方法について解説していきます。
SWELLにGoogleアナリティクスを設定する方法は何個かある

ブログを運営する場合、
「Googleアナリティクス」の設定は必須です。
理由は、Googleアナリティクスを設定してデータを分析しないと、自分が書いた記事がちゃんと読まれているかどうかがわからないからです。
改善するためには現状を把握しなければならないため、データを計測することは非常に重要なのです。
ただ、WordPressのテーマによっては、Googleアナリティクスの設定に工夫が必要な場合があります。
たとえば、WordPressの無料テーマ「Cocoon」であれば、管理画面に「タグマネージャ」や「Googleアナリティクス」の設定項目が存在するので、とくに工夫せずに設定が可能です。
けれども、「SWELL」の場合には、
管理画面に設定項目がないので、
別の方法で設定する必要があります。
ではどんな方法で設定すれば良いのか?
主には3通りの方法が考えられます。
- 「SEO SIMPLE PACK」を使う
- 直接トラッキングコードを貼る
- アナリティクス専用のプラグインを使う
推奨されているのは「SEO SIMPLE PACK」を使った方法
推奨されているのは、「SEO SIMPLE PACK」を使った方法です。
「SEO SIMPLE PACK」とは、SWELLの作成者が開発したSEO用のプラグインです。
なぜ推奨されているかというと、
開発者が同じなので、
バグなどが発生しづらいからですね。
ですので、SEO用のプラグインを何も入れていなかったり、とくにこだわりがない場合には、「SEO SIMPLE PACK」を使う方法を選びましょう。

設定方法もすごく簡単です。
「SEO SIMPLE PACK」をインストールして、上の画像の箇所にトラッキングIDを入力すれば良いだけです。
ただ、問題なのは、すでにSEO用のプラグインを入れている場合や、他のプラグインを使いたい場合です。
Googleアナリティクスやサーチコンソールのためだけに「SEO SIMPLE PACK」を入れる選択もありますが、SEOプラグインを2種類入れるのは少し微妙ですよね。
直接トラッキングコードを貼り付ける方法もある
もちろん、「SEO SIMPLE PACK」を入れずに設定する方法もあります。
それは、Googleアナリティクスのトラッキングコードを直接貼り付ける方法です。
プラグインの役割は、ページが読み込まれたタイミングで、プラグイン側で設定した項目を読み込むことにあります。
たとえば、Googleアナリティクス用のプラグインであれば、ページの読み込みがされたときに、設定したトラッキングIDがWebサイトのHTMLソースに挿入されて、プログラムが実行されます。
であれば、プラグインを使わずとも、はじめからHTMLソースにトラッキングIDを埋め込んでおけば、問題ないとも言えます。
では、どうするかと言うと、WebサイトのHTMLソースの<head></head>の間に、トラッキングIDを埋め込めばOKです。

Googleアナリティクスの管理画面内にある↑のコードを、WordPressのテーマのファイル内に埋め込みます。
もっとも簡単なのは「header.php」というファイル内の</head>直前に埋め込む方法です。
この方法で、Googleアナリティクスのデータは取得できます。
ただ、親テーマの「header.php」を修正する場合、アップデート時に消える可能性があるので、この方法はNGです。
では子テーマ側に「header.php」を持ってくれば解決できるかというと、これまた、アップデートに支障がある可能性があるのでNGです。
そもそもSWELLは、「カスタマイズできない人でもデザイン性のあるサイトが作れる」ことが売りなので、基本は、あれこれいじれないような作りになっています。
ですので、PHP(プログラミング言語)についてあまり理解していない場合は、変にいじるのはやめたほうが良いです。
「header.php」がダメならどこに埋め込めが良いかですが、「functions.php」です。
「functions.php」は子テーマにデフォルトで用意されています。
ただ、「functions.php」にトラッキングコードを埋め込む方法は、少し特殊です。
ですので、ちゃんと理解していない場合は、
触るのはNGです。
となると、直接トラッキングコードを貼り付ける方法は、微妙という結論になります。
アナリティクス専用のプラグインを使う方法もある
3つ目の方法は、アナリティクス専用のプラグインを使う方法です。
私はこの方法を使っています。
WordPressのプラグインには、「MonsterInsights」や「All in one SEO Pack」など、Googleアナリティクスを設定できるプラグインがたくさんあります。
私は、クラアイントからの依頼で、複数のプラグインをインストールして使ったことがありますが、信頼性や使いやすさの面でオススメなのは、「Site Kit by Google」というプラグインです。

「Site Kit by Google」は、
作成者がGoogleなので、
信頼性があります。
更新もちゃんとされています。

案内に従って、進んでいけばOKです。
「Site Kit by Google」は、
アナリティクスだけではなく、
次のようなツールとも連携可能です。
- アドセンス
- オプティマイズ
- サーチコンソール
- ページスピードインサイト
そして、ただ連携するだけではなく、WordPressのダッシュボード内でデータのチェックも可能です。
とにかく便利なツールです。
とくにこだわりがない場合には、
「Site Kit by Google」を使いましょう。
念の為ですが、Googleアナリティクスや、サーチコンソールの登録は事前に済ませておいてくださいね。



まとめ
以上で、SWELLにGoogleアナリティクスを設定する方法については終わりです。
Googleアナリティクスや、
サーチコンソールは、
ブログ運営の必須ツールです。
絶対に設定しておいたほうが良いので、テーマをインストールしたら、忘れないうちに設定しておきましょう。
SWELLに関しては、「SEO SIMPLE PACK」で設定するのがもっともオススメで、それ以外なら、「Site Kit by Google」で設定するのが良いです。