「在宅勤務で集中して仕事をするのって難しい」
「家なら集中して働けると思ったけど意外に集中できない」
実際、在宅勤務は誘惑が多すぎて、ついスマホをいじったり、テレビを観たりしてしまう。そんな人も多いのではないでしょうか。
この記事では、毎日12時間以上自宅で仕事をしている私が、どんな場所でも集中して働ける環境づくりの秘訣をお伝えします。
意志に頼らずに集中力を高める方法を知ることで、在宅勤務がグッと快適になります。
在宅勤務で集中して働ける人と働けない人の違い

私のまわりで在宅勤務を経験したことのある人たちに話を聞くと、大体以下の2つの意見にわかれます。
- 「家で仕事をしたほうが効率的」
- 「家だと集中できない」
もちろん私は「家で仕事をしたほうが効率的」と考えています。
在宅の方が効率的に働けると感じる理由
- 移動時間が不要になる
- 無駄な私語がなくなる
- 自分好みの仕事環境がつくれる
このタイプの人たちは、性格的にインドア派・内向的・孤独に強い傾向があるように思います。
在宅だと集中できない人の特徴と理由
一方で「家では集中できない」という人もいます。よく聞くのは、以下のような理由です。
- テレビやお菓子、ペットなど誘惑が多い
- 気持ちが仕事モードに切り替わらない
- デスクやネット環境が整っていない
- 職場のような雑談や空気感が好き
- 一人だと集中できない
このような方は、環境が整っていなかったり、外向的な傾向があることが多いです。
意志の力だけでは限界がある
そう簡単に性格を変えることはできませんが、環境なら比較的簡単に変えることができます。
そして、環境を変えることができれば、在宅勤務は誰にとっても快適な環境になります。
仮に人よりも強い意志があっても、誘惑の多い環境では集中は続きません。
だからこそ、集中しやすい環境を作ることが大事なのです。
たとえば私の例
- テレビが家にない → 観たくても観られない
- ゲームや漫画もない → 気を取られることがない
- パソコンをつけたら「仕事・執筆・学習」しか選択肢がない
これは、私が自分の意志の弱さに打ち勝つためにやっていることです。
環境さえ整えば、「やらざるを得ない」状態になり、自然と集中モードに入れます。
集中できる部屋づくりのコツ

在宅勤務で集中するには、部屋の工夫が何よりも大事です。
以下のようなポイントを意識してみましょう。
デスク環境の整備
- 専用の机と椅子を用意する:ベッドやソファではなく、仕事用のスペースを確保
- マルチモニターを導入:作業効率が飛躍的にアップ
誘惑を減らす工夫
- テレビを視界に入れない/そもそも置かない
- スマホは別室やロックをかける
- お菓子や娯楽本は仕事スペースに持ち込まない
リセットの習慣
- 朝起きたら布団をたたむ
- 仕事中は横にならない(こたつ・ベッドは特に危険)
「ちょっとだけ横になろう…」が命取りになります。寝落ち回避のためにも、横にならない仕掛けを自分で用意しておくのが大切です。
「環境を整える=自分を助けること」
在宅勤務を成功させる最大のポイントは、自分が集中できる環境を用意することです。
人は誰しも、怠けたり、集中できなくなる瞬間があります。そこで「もっと意志を強く持てばいい」と自分を責めるのではなく、環境の仕組みを整えることが最も効果的なのです。
私は8時間でも10時間でもパソコンの前に座って仕事をしていられますが、もしもテレビが部屋にあったら、たぶん観ていると思います。
変化をおそれずに、時代の流れに乗ろう
テレワークは一時的な流行ではなく、今後の働き方のひとつとして定着していくと考えられます。
変化を拒むのではなく、「面白そう」「新しい働き方を楽しもう」という気持ちで柔軟に向き合いたいですね。
実際に私も、在宅勤務によって自分らしく働ける自由を手に入れた一人です。
まとめ:在宅勤務を成功させるカギは「環境」にあり
集中して働けないのは、あなたの意志が弱いからではありません。
集中しづらい環境に身を置いているだけです。
環境を少し変えるだけで、集中力は驚くほど変わります。
これから在宅勤務をもっと快適に、楽しくしたいと思っている方は、まずは身の回りの環境を整えるところから始めてみてください。
意志に頼らず、環境を味方につけよう。それが、在宅勤務の成功への近道です。