【Microsoft広告の失敗談と学び】日予算500円で世界に広告配信された件

この記事を書いた人:青山
Web制作エンジニアマーケター(広告・SEO・アクセス計測・改善提案)・ライター
  • クリニック・金融・ECなど、様々な業種のSEO運用
  • D2C販売/リード獲得(Google/Meta広告など、幅広い媒体の取り扱い実績あり)
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  • 自社メディア複数立ち上げ・Kindle出版
  • 企業メディアの運営支援、ライティング
  • 100社以上の計測・分析と改善提案
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広告配信の仕事では、小さな設定ミスが思わぬ損失につながることがあります。
先日、私自身のメディアで Microsoft 広告をテスト配信した際、まさにその典型のような事故が起きました。

日予算500円の設定で、数分のうちに1万円以上の広告費が消えました。

原因は「地域設定が反映されていなかったこと」と、キャンペーンの停止設定ができていなかったことです。

Microsoft広告の仕様を完全に理解していなかった結果、想定外のグローバル配信が発生してしまいました。

一瞬「私の10,000円…」と涙を流しかけましたが、むしろマーケターとしては美味しいと思い、ここで共有することにしました。

この記事では、
・実際に何が起きたのか
・原因はどこにあったのか
・どうすれば防げたのか
を順に解説し、同じミスを防ぐための注意点をまとめます。

目次

日予算500円のはずが…世界に配信されてしまった話

広告媒体はMicrosoft広告です。

個人メディアを配信できる媒体はいくつかありますが、その中でも、Microsoft広告はCPCが安い傾向にある、かつ審査がそこまで厳しくないので、試しに配信してみることにしました。

仕事でも配信したことがなく、
初めての配信です。

とりあえずテスト予算として15,000円を想定して、運用のコツを掴むまでは日予算500円で配信することにしました。

【配信設計】

キャンペーン予算:15,000円

広告グループの日予算:500円

オーディエンス広告

ターゲットを18歳〜35歳までの男女にして、地域を日本にし、配信準備をしました。

広告でよくあるのが、キャンペーンや広告グループ、広告クリエイティブを登録したデフォルト状態が、【開始】になっているパターンです。

この場合、広告クリエイティブの審査完了と同時に自動的に配信されてしまうので、登録した直後に停止にする必要があります。

通常通り停止にしたのですが、停止状態だと変更できない項目があり、そのため、一時的に開始にしました。

問題が起きたのはその直後です。

キャンペーンの概要を見ると、
impが10,000を超えていました。

ちょっと待てよ、と思って支出を見ると、こちらも10,000超え。

日予算は500円に設定していましたが、一瞬で超過し、10,000円になっていました。

しかも、配信地域を見ると、8割が米国、あとは世界中に転々と。

日本は0。

この間、5分程度の出来事です。

一瞬にして、私のメディアは意図せず世界に配信されてしまいました。

配信事故の原因

原因は二つです。

  • 地域を日本にしたが、反映されていなかった。
    サポートに電話したら、タイムラグがあるとのこと。
    開始されたタイミングでは地域が日本になっていなかった?
  • キャンペーンを一時的に停止から開始にしたタイミングで、ちょうどよく広告クリエイティブの審査が終わり、配信が開始された

確認不足と、Microsoft広告の仕様を理解していなかったが故のミスです。

サポートに電話したが返金は難しかった

日予算を500円に設定していたのに数分で10,000円超えになった点と、地域設定が反映されていなかった点を主張するべく、サポートに電話しました。

結果、返金されずでした。

理由は、変更履歴を見ると、地域設定を変えたのは配信された後というのと、キャンペーンの上限予算設定は、15,000円だからという点です。

返金についてはどうでも良いので、地域設定がどうなっているか確認したところ、タイムラグがあるとのことです。

サポートの方は広告設定などを色々見てくれ、非常に親切な方でした。

配信事故を避けるために

広告の配信事故を防ぐために大切なのは、慣れていても必ず基本のルールを守ることです。

私が以前働いていた会社では、配信前に必ず「チェックリスト」を使う運用ルールがありました。
どれだけ経験を積んでいても、チェックリストの全項目が OK にならない限り、配信ボタンは押せない仕組みです。

この当たり前の仕組みが、
配信事故を防いでくれます。
設定の抜け漏れ、地域指定のミス、ネットワークの意図しない選択。こうした細かいミスほど、後で大きな損失につながります。

今回の私のケースも、「自分の案件だから大丈夫」という油断があり、本来であれば行うべきチェックを飛ばしてしまったことが原因の一つでした。というか、チェックリスト自体を用意していませんでした。

広告は一度配信されると、ボタン一つで世界まで届いてしまう時代です。

これは便利でもあり、そして恐ろしいものであると、今回身に染みて理解しました。

個人で配信する場合でも、最低限これらの項目はチェックしてから配信開始しましょう。

  • キャンペーン、広告グループの予算は適切か
  • 地域設定が意図した地域になっているか
  • ターゲットユーザーが意図したターゲティング設定になっているか
  • 入札戦略は問題ないか
  • ランディングページのURLは間違っていないか
  • 広告クリエイティブに誤字脱字はないか
  • コンバージョンタグが正しく設置されているか

Microsoft広告を配信してみて

10,000円は数分で消えましたが、仮にキャンペーン予算を高めに設定していたら、もっと損失が大きかったわけで、10,000円は勉強料として受け入れることにしました。

その後、Microsoft広告で配信していますが、まだ運用方法はよくわかっていません。

CPCは安いですが、おそらく私の広告は微妙な枠に出ており、結果として安くなっているだけの状態です。

まだ配信して時間が経っていないので、今後進展があった際にはこのブログに書いていく予定です。

広告配信のミスは大きな損失につながる可能性があります。

私の失敗を読み、同じような失敗をしないように気をつけてください。

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