Googleビジネスプロフィールで絵文字を使っても大丈夫?効果的な使い方を解説

この記事を書いた人:青山
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「🍰メニュー投稿に絵文字を入れたら見やすいかも」

「口コミ返信で😊をつけたら印象が良くなる?」

Googleビジネスプロフィール(旧:Googleマイビジネス)を運用していると、そんな疑問を持つ方は多いと思います。

SNSでは当たり前に使われる絵文字ですが、「そもそもGoogleビジネスプロフィールで絵文字って使えるの?」と疑問に思った方もいるのではないでしょうか。

私自身、以前は絵文字を使っていなかったのですが、競合他社のメニューを見ている時に、ふと使っているのを目にして「使えるんだ」と知りました。

そこで本記事では、Googleビジネスプロフィールで絵文字を使っても大丈夫なのか、どんな場合に効果的で、どんな場合にリスクがあるのかを、SEO・MEOの観点からも踏まえて詳しく解説します。

目次

結論:使用OK、ただし説明欄では注意が必要

まず結論から言うと、Googleビジネスプロフィールの投稿・メニュー・口コミ返信などの項目では、絵文字を使っても問題ありません。

ただし、「ビジネス名」や「説明文」では、ガイドライン違反になる可能性があります。

ビジネス名に絵文字を入れる人はいないかもしれませんが、説明文は少し注意が必要です。

Google公式ガイドラインには次のように記載されています:

低品質、無関係、またはユーザーの注意をそらすコンテンツを表示します。 例えば、スペルミス、奇抜な文字の使用、意味不明な内容などです。

https://support.google.com/business/answer/3038177?hl=en&utm_source=chatgpt.com#zippy=%2Cbusiness-description%2Cmenu

ちなみに、翻訳前の文書は下記です。

Display low-quality, irrelevant, or distracting content. For example, misspellings, gimmicky character use, gibberish, etc.

「gimmicky character」に絵文字が含まれるのかは不明ですが、例えば、⭐️✨🔥などの過剰な絵文字・装飾記号などが含まれる可能性が考えられます。

おそらく、関係のある絵文字を数個使用する程であれば問題ないですが、過剰に使用すると審査落ちする可能性が考えれます。

私はクライアントのMEO代行でしか入力したことがなく、あまり下手に実験的な入力ができないのですが、もしこうやったら審査落ちしたなどの例がありましたら、逆に教えてほしいです。

絵文字を使える項目・使えない項目

項目使用可否理由・補足
投稿(更新情報)自由に使える。自然な範囲なら問題なし。
メニュー・商品説明見やすくなる。過剰使用は避ける。
ビジネス名×ガイドライン違反の可能性。検索表示にも悪影響。
説明(Description)控えめならOK。過度な使用はスパム判定のリスク。
口コミ返信感情表現の補助として自然ならOK。

投稿は何度も使っているので、間違いなく使えます。

そして、とくに何か問題が起きたこともないですし、視覚的に見やすくなると考えています。

口コミの返信に使ったことはないのですが、客層によっては多少の感情表現があった方が親しみを持ってもらえるかもしれません。

ただ、返信の目的は、あくまでも「誠実な対応の姿勢を伝えること」です。

絵文字だけの返信や、
過剰に軽い印象を与える使い方は逆効果なのでやめておきましょう。

使用例)

「ご来店ありがとうございました😊またのご利用をお待ちしております!」

「お褒めの言葉、とても励みになります✨スタッフ一同感謝申し上げます!」

絵文字はSEO(MEO)に影響する?

絵文字は直接的にSEO順位に影響しません。

GoogleはHTMLやテキストをクロールする際に、
絵文字を「意味を持つ単語」としては評価しません。

ただ、クリック率(CTR)や閲覧率などのユーザー行動指標に影響を与える間接的効果は間違いなくあります。

  • 投稿の見た目が明るくなり、一覧で目に留まりやすくなる
  • 検索ユーザーの注意を引き、クリック率が上がる
  • CTRが上がることで「関連性の高い情報」としてGoogleの評価が上がる可能性

つまり、「検索順位を上げるため」ではなく「クリックしてもらうため」「読みやすくするため」と考えるのが正解です。

効果的な絵文字の使い方

具体的にどのように使用していくかについても書いていきます。

投稿の冒頭に1〜2個だけ入れる

  • 「🍰新メニュー登場!季節限定スイーツ」
  • 「☕秋限定ラテはじまりました」

→ 冒頭に1つ入れることで投稿が目立ち、CTR向上が期待できます。

メニュー名に補足的に使う

  • 「🍝パスタランチ(ドリンク付き)」
  • 「🍛カレーライス(大盛り無料)」

→ 内容理解を助ける用途なら問題なし。

口コミ返信で親しみを添える

  • 「嬉しいお言葉ありがとうございます😊」
  • 「またのご来店をお待ちしております✨」

→ 感情表現として自然に使うと好印象。

業種別おすすめ度

絵文字を使うとクリック率が高くなったり、読みやすくなったりしますが、業界によっては注意が必要です。

業種おすすめ度コメント
飲食・カフェ投稿・メニューで活用しやすい。
美容・サロン清潔感を損なわない程度に。
医療・士業×信頼性重視。絵文字使用は避けた方が無難。
小売・サービス限定キャンペーンなどに効果的。

医療や士業などでは使用しないのが無難です。

絵文字はイメージが少し軽くなってしまうので、もしも自分だったら、絵文字を使っている医院に命を預けたいとは思えません。

とはいえ、客層が若い美容クリニックなどではけっこう使っているケースもあるので、扱っている内容や客層にマッチするかで判断していきましょう。

まとめ

  • 絵文字は使用してもOK
  • ただ、説明欄やビジネス名では控えること(ガイドライン違反の恐れあり)
  • 直接的なSEO効果はないが、CTR向上などの間接的効果は期待できる
  • 「自然さ」と「業種」や「事業内容」を意識して使うのがコツ

絵文字は正しく使えば、Googleビジネスプロフィールをより見てもらうためのきっかけになります。

ガイドライン違反にならないように、適度に、効果的な使い方をしていきましょう。

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