この記事ではGoogleタグマネージャーを利用したタグマネジメントについて解説しています。
あなたのWebサイト、
汚部屋になっていませんか？
「タグマネジメントって何？」というあなたにぜひ読んでいただきたい記事になります。
この記事を読んで実践すれば、もう「あのタグ何のために入れたんだっけ？」がなくなります。
タグマネジメントという概念を理解しよう
タグマネジメントというのは、Webサイトに埋め込まれた外部サービスのタグを管理するという考え方です。
Webサイトを管理していてこんな経験をしたことがありませんか？
例1）広告会社の担当者から広告配信に必要なタグを埋め込むように依頼される。
→広告配信用のタグを埋め込もうとHTMLソースを見ると、すでに同じようなタグが埋まっている。
→「何これ？削除していいの？いつ誰が埋めたの？」となる
例2）Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールを設置してアクセス解析をしようと試みる。
→HTMLソースを見るとすでにGoogleアナリティクスのトラッキングコードが設置されている。
→「えっ？うちのWebサイトアクセス解析してたの？Googleアナリティクスのアカウントは誰が管理しているの？
こういったケースが起きた場合に、「何かよくわからんからとりあえずスルーして新しいタグを設置しよう」といった流れになることがあります。
その結果、長く運営されているWebサイトに多いのですが、HTMLソース内がゴチャゴチャになっていることがあります。
この状態が、タグマネジメント（タグの管理）ができていない状態です。
汚部屋のようなWebサイトをたくさん見てきました
タグマネジメントができていないWebサイトの問題点は、下記のようなものが考えられます。
- どのタグを誰が管理しているのかわからない
- HTMLソース内を隈なく探さないとタグが見つからない場合がある
- HTMLソースが汚くなる
- タグの追加が重なるとページの表示速度などに影響を及ぼす可能性がある
- タグを直接ページに設置する場合には、設置ミスなどが起きる可能性がある（Googleタグマネージャーを利用すればHTMLソースに直接タグを設置する必要がなくなります。後述）
これまでたくさんのWebサイトのHTMLソースを見てきましたが、サイトの表面上は綺麗なのにHTMLソース上が汚部屋状態というケースが多々あります。
企業の社長さんや担当者さんは必ずしもHTMLソースを見れるわけではないので、表面上のデザインなどは重要視するのに、タグの管理などHTMLソース上のデザインには気を遣いません。これによって気付かずうちに問題が積み重なっていってしまうんですね。
タグマネジメントにはGoogleタグマネージャーが手っ取り早い
タグマネジメントの重要性を理解していただいたところで、「じゃあ実際にどうやってタグマネジメントを行っていけばよいのか？」というと、具体的にはGoogleタグマネージャーというタグマネジメントツールを使用していきます。
- GoogleタグマネージャーのコードをWebサイトに追加する
- Googleタグマネージャー内で外部ツールのタグを管理していく。
Googleタグマネージャーでタグを管理するメリット
Googleタグマネージャーでタグを管理するメリットは以下です。
- 様々なタグに対応しているため、Googleタグマネージャーのコードを1つ入れればたいていの場合対応可能
- タグの入れ替えのたびにHTMLソースを修正する必要がなくなるため、HTMLを修正できる人や会社に作業を依頼する費用や手間をなくせる
- Googleタグマネージャー内で名前や日付などでのタグ管理が可能なため、何のタグなのかがすぐに把握できる。
Googleタグマネージャーは様々な外部サービスに対応しているので、一つ入れておけば大体OKです。
ぜひGoogleタグマネージャーを利用しましょう。
Googleアカウントを持っていたら無料で利用可能です。
まとめ
以上がタグマネジメントの話になります。
タグマネジメントは直接的に売上に影響があるわけではないので軽視されがちですが、「これ何のタグ？」とか「これ削除して大丈夫？」とか、後々の時間損失につながるので、気付いたら早めに対応しておいたほうが良いです。
それでは、お読みいただきありがとうございました。
