【要チェック】エックスサーバーのアクセス解析機能

新人Web担当

エックスサーバーの管理画面内に「アクセス解析」という項目がありました。これってなんですか?

青山

現役Webマーケターの私がお答えします。エックスサーバーの「アクセス解析」機能は、サーバーログ型のアクセス解析ツールです。「ロボットやスパイダー」のアクセスデータも見れます。データを見ながら休日は一日時間をつぶせるおもしろさです。

目次

Xserver(エックスサーバー)のアクセス解析機能

エックスサーバーを契約していて、
エックスサーバーの「アクセス解析ツール」をまだ利用したことがない場合は、絶対に利用した方が良いです。

エックスサーバーには、
「サーバーログ型」の「アクセス解析」機能が付いているのですが、これを利用することで、Webマーケティングを行ううえで役に立つ情報が手に入れられます。

エックスサーバーの「アクセス解析」は、
無料で利用ができます。

実際には月々のサーバー費用に含まれているので無料ではないですが、追加費用が発生することはないです。

逆に、毎月サーバー費用を支払っているのに、「アクセス解析」機能を利用しないのはもったいないです。

「いや、でもアクセス解析ならGoogleアナリティクスを使っているんで」と言う方もいるかもしれません。

たしかに、日々のアクセス解析であれば、
「Googleアナリティクス」があれば十分です。

ただ、エックスサーバーの「アクセス解析」機能は、「サーバーログ型」といって、「Googleアナリティクス」とは異なる方法でデータを取得しています。

ちなみに「Googleアナリティクス」は、
「Webビーコン型」のアクセス解析ツールです。

この点に、
エックスサーバーの「アクセス解析」機能を利用するメリットがあります。

サーバーログ型とWebビーコン型の違い

話を進める前に、
「サーバーログ型」と「Webビーコン型」について簡単にご説明します。

すでにご存知でしたら飛ばしてください。

サーバーログ型

「サーバーログ型」のアクセス解析は、サーバーによって取得されたデータを使用します。

ユーザーがWebサイトにアクセスした際に、サーバーに対して「ユーザーからのリクエスト情報」が送信されます。

その際に、
サーバーはアクセスログを記録します。

「サーバーログ型」のアクセス解析は、
Webサイトのソースに手を加えることなく、利用が可能です。

エックスサーバーの場合も、
アクセス解析ツールを利用するためにソースに手を加える必要はなく、ほんの数秒の設定で機能が利用できるようになります。

Webビーコン型

「Webビーコン型」の特徴は、
アクセスデータを取得するために、専用のコードが必要になる点です。

「Googleアナリティクス」を設置したことがあるようでしたらお分かりになると思いますが、設置の際に「Googleアナリティクス」から発行された専用のコードをWebサイトに設置する必要があります。

アクセスデータは、
ユーザーがWebサイトを開いてHTMLソースが読み込まれた際に、アクセス解析用のコード(プログラム)がアクセスデータを送信することによって取得されます。

エックスサーバーのアクセス解析で分析できる項目

それでは、
エックスサーバーの「アクセス解析」ツール内で取得できるデータを見てみましょう。

  • 訪問者数(IPアドレスから取得)
  • 訪問回数(同一IP の場合、60分以内のアクセスはカウントされないようです)
  • ページビュー
  • 平均ページビュー
  • ヒット数(ファイルが読み込まれた回数)
  • 平均ヒット数
  • 転送量(MB)
  • 平均転送量(MB)

「ヒット数」や「転送量」がメイン項目にあるあたりが、さすが「サーバーログ型」のアクセス解析機能というかんじです。

その他、「IPアドレス」や「検索キーワード」、「ロボット・スパイダー別」のデータも閲覧可能です。

アクセス元の「IPアドレス」がすべて取得できるので、アクセス元の情報もある程度わかります。

私がよく見ているのは、
「ロボット・スパイダー別」のアクセスデータです。

「bingbot」や「Googlebot」など代表的なものをはじめ、「yandex(ロシアの検索エンジン)」、「AhrefsBot(被リンク情報取得サービス)など、様々なクロールロボットが日々訪れています。

代表的な「botさん」は毎日、
しかも朝早くから仕事をしてくれています。

深夜(日本時間)とかに働いている「botさん」もいて、「めっちゃブラック企業やな」と思いながら眺めています。

長い間まったく更新していないWebサイトにも毎日来てくれているみたいで、ご苦労なことです。

あなたのWebサイトにも、
人間のユーザーさんとともに、毎日たくさんの「botさん」が訪れています。

ちょっと見てみたくなってきましたよね?

エックスサーバーのアクセス解析の利用方法

さいごにエックスサーバーの「アクセス解析」ツールの利用方法です。

数秒で完了しますので、
「後で」ではなく「今」やっておきましょう。

エックスサーバーの管理画面から、
「サーバー管理」に入りましょう。

「アクセス解析」をクリックです。

追加したいドメインを選択して、「追加する」を押せばOKです。

追加したら翌日くらいにデータが取得できているか見てみましょう。

まとめ

今回はエックスサーバーの話でしたが、エックスサーバー以外のサーバーでも「サーバーログ型」のアクセス解析が可能だと思います。

エックスサーバーの「サーバーパネル(管理画面)」には、「アクセス解析」以外にも「高速化」設定など、おもしろいメニューがたくさんあります。

また、
下手にいじるとデータが消えるので少し勉強してからのほうが良いですが、サーバーパネルからデータベース(MySQL)にも入れます。

せっかくサーバーを契約しているなら、サーバーの機能も使い倒した方が良いです。

ですのでまずは、
エックスサーバーの「アクセス解析」を使ってみましょう。

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